キャリアコンサルのヒヨコ まっつあんの徒然日記

これは、まっつあんが人との様々な出会いなどから感じ取ったことについて
思いのままに書き記した内容です。

インターネットのない不便さを痛感しています

2005-04-03 15:34:51 | Weblog
 先月中頃に、住み慣れた家から引越しをしました。
 引越しをしたのはいいのですが、インターネットを引いていないため
 とても不便な日々を送っています。

 さしあたりは、インターネットカフェで対応しているのですが、そのうち
 自宅に光回線を通したいと思っています。

 しかし、パソコンデスクがまだ自宅にあるため、パソコンすら触れません。

愛・地球博 ~弁当持ち込み禁止は、独占禁止法に抵触するかどうか~

2005-03-31 10:07:10 | Weblog
 今回もキャリアとは全く関係ないのですが、今どきのトピックでしたので
 書かせていただきます。 



 愛・地球博の弁当持ち込み禁止について、小泉総理が弁当くらいは…
 という発言をしたことで、関係者各位がその対応に追われているようです。
 
 実際、せっかく家で作った手弁当を、処分されるということは腹立たしいと思います。
 既に愛・地球博に行った方によると、夫婦2名で食費に6,000円ほど使ったようです。
 やはり、1日歩き回ることで、昼食以外にも色々と食事を取られるそうです。
 このことを考えますと、会場内の飲食店業者は儲かるんだろうなあと思います。

 
 ところで、とある弁護士が愛・地球博のこうした行為に関して、独占禁止法に抵触
 している可能性があることを指摘しています。

 つまり、既存出展企業の利益を不当に確保しているものであるということでしょう。
 
 実際の話、会場外のコンビニで購入した弁当は会場入り口で廃棄されるが
 会場内で購入した弁当はOKです、ということは何かおかしな話ではありませんか? 

 

 ここで、独占禁止法の基本理念と目的について見てみます。


 独占禁止法の基本理念は

 ・私的独占
 ・不当な取引制限
 ・不公正な取引方法
 
 を規制するものです。

 
 また、この規制目的は

 公正かつ自由な競争の促進によって
 
 ・一般消費者の利益を確保
 ・国民経済の民主的で健全な発達を促進
 
 することです。


 つまり、独占禁止法は、市場での公正な競争を阻害する要因を取り除き、
 市場メカニズムが正常に機能するために制定されたものといえます。

 
 
 話を愛・地球博に戻します。
 今回の弁当持ち込み禁止というものが、既存の出展業者である事業者利益を
 守るものことが明確な場合は、独占禁止法の基本理念に照らし合わせた場合
 限りなくクロに近いといえるのではないでしょうか。

 では、どの部分が法律に抵触するのでしょうか。

 これは、家庭で作った弁当を持ち込むこと事態が抵触するというものではなく、
 会場外で購入した弁当類が制限されることによって、そうした飲食関連企業の
 既存利益が損なわれる、つまり愛・地球博関係者側の私的独占や、不当な取引制限
 (代表的にはカルテル)に該当するのではないか、ということです。
 (あくまで拡大解釈ですが)

 また、こうした愛・地球博関係者側の不当な独占によって、ひいては一般消費者の利益を
 確保できないということになれば、やはり独占禁止法の基本的な目的にも反してしまいます。

 

 私自身はこの件に関していうと、おそらく食中毒対策のための弁当持ち込み禁止が主な目的
 であるため、法廷闘争に持ち込んでも棄却されると思います。
 しかし、弁当持ち込みを禁止するというのは、目的がどうであれ行き過ぎの感を受けます。
 
 愛・地球博の来場者人数が伸び悩んでいる一因には、こんなところも原因としてあるのでは
 ないでしょうか。
 そもそも、来場者数が減ってしまっては、既存事業者の利益確保もなにもありませんよね。
 
 
 ただし、ペットボトル持込禁止についてはテロ対策のようですね。知りませんでした。

 さて、皆さんはこの件についてどう思われますか。

 

 独占禁止法について詳しく知りたい方に

 ・公正取引委員会のhp
 http://www.jftc.go.jp/dokusen/2/index.htm

 ・子供にわかる独占禁止法のhp 
 http://www.jftc.go.jp/child/index.html





派遣会社の変化について

2005-03-30 12:37:43 | Weblog
 私も以前、派遣会社に在職したこともあり、派遣会社の今後については
 大変興味を持って新聞などを拝見しています。

 派遣会社に在職されたご経験のある方ならご理解いただけると思いますが、
 現在の雇用状況が上向いてきたせいか、人材の集まりがとても悪いと思います。
 
 仕事はあるけれど、人がいない。

 製造業でいうなら、製品の納期が間近に迫っているのに、材料すら手元に
 届いていないといった、大変厳しい状況なのではないでしょうか。

 さらに、愛知県では愛・地球博や中部国際空港(セントレア)の影響を受け
 若者がさらに集まりにくい状況のようです。

 開催期間が185日(だったと思います)の愛・地球博なんかに、雇用されるよりも
 しっかりとした職に就いたほうが本人達にとってプラスだと客観的に思うのですが、
 どうも彼らはそう思っていないようですね。

 今しかできない仕事だからやってみたい!とか、これしかないっ!という気持ちで
 こうした一時的な職に就く方もいるようです。


 このような考え方でいくと、10年後の雇用環境はどのように変化していくのでしょうか。

 有効求人倍率の改善が進む中で、以前このブログで触れた、若年無業者(ニート)も
 85万人と昨年までの55万人から30万人近くも増加している矛盾はなんなのでしょうか。

 こうしたことを考えますと、今後の派遣会社ではこうした若者無業者をいかに吸収していけるか
 ということは、派遣会社が生き残るためにも避けられない課題であると思います。
 
 もちろん、外国人雇用もあるでしょう。しかし、外国人の多くは合理的考えに基づいて
 行動します。


 
 派遣会社の本音としては、やはり日本人を中心に活用したいのではないでしょうか。
 しかし、日本人がいないので、外国人に頼らざるを得ない。

 日本人雇用と外国人雇用はどちらも一長一短あります。
 どちらがよいかわるいかという議論はここではいたしませんが、これより先の雇用情勢を
 考えますと、大・中・小規模の派遣会社では、今後ますます熾烈な競争が起き、淘汰されて
 いくことは間違いないでしょう。

 
 派遣会社は今後、顧客からの単価引き下げ要請がますます強まる中で、教育訓練を施し、
 顧客に対して上質な人材を提供できる派遣会社と、安かろう悪かろうで人材を提供していく
 派遣会社、という2極化傾向がさらに強まるのではないかと思います。

 わかりやすくいえば、コスト重視かサービス重視か、みたいなものですね。

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 顧客が望む優秀な人材を、顧客が希望するタイミングに合わせて迅速なスピードで、
 必要な人数・期間に人材を安く提供する。

 こんなことができる派遣会社が、世の中の派遣会社に一体どれだけあるのでしょうか?
 =======================================

 これから先、若年無業者が後者のような人材派遣会社の食い物にされるんじゃないか、
 と心配です。

 いずれにしましても、若者はしっかりとした自分の目で就職先を選別する必要がますます
 鮮明になっていると思います。

 特に、人材派遣会社を選ぶ際は、十分な研究をする必要があることを留意しましょう。

 今回は、いつもよりさらに、まとまりのない内容で申し訳ありません。
 
                                             

職務経歴書の見方について

2005-03-29 21:03:11 | Weblog
 最近、様々な方が書かれた履歴書や職務経歴書の書き方に関する
書籍などを読みまくっていました。

 もちろん、自分自身が企業に対してどういう売込みを書けたらよいのか
ということを研究するためでもあります。

 キャリア・コンサルタントがこんなことではいけないのですが、
まだまだヒヨコだということでご勘弁ください。

 これから職務経歴書などを書かれる方についてはアドバイスできることは

 ①見やすさ
 ②分かりやすさ
 ③熱意

 などを相手に伝わる文章表現を行うこと、が大切だと思います。月並みですけど。

 
 ヘンなたとえ話で恐縮ですが、時折、面接で奇をてらった発言を耳にします。
 例えば、こんなことです。
 ===================================================================
 面接官:あなたは、履歴書の趣味欄にペットとし、コウモリとありますが、
     飼っているのですか?
 求職者:いいえ、飼っていません。
 面接官:では、なぜ趣味欄にペットと書いたのですか?
 求職者:他の求職者と差別化を図るために、書きました。(得意満面で)
 ====================================================================

 お笑いになるかもしれませんが、これは実際にあった話です。
 おわかりになるように、これは他の求職者と差別化を図ることは出来ますが、
 決して優位に立てる強みにはなりませんね。というか、嘘をついた時点で
 人格的にも不採用です。

 この例を通じて何を言いたいのかというと、文章において書く内容というのは
 ストライクゾーンから外れてしまうことがある、ということなのです。

 たとえば、自己PR。
 新卒の大学生が書く自己PRと、中途採用者が書く自己PRでは、内容が違うのは
 明らかですね。
 大学生なら、自分のパーソナリティから企業に自分の個性を訴えるでしょうし、
 中途採用者なら自分の個性に加えて、これまでの職歴を通じた実績やスキルという
 ものが企業にとっていかに役立つものであるのか、という点で訴えることでしょう。
 
 しかし、ここでさえ、コウモリを知らず知らずのうちに追いかけてしまう方は、
 案外多いんじゃないかと思います。
 
 
 たかが紙一枚、されど紙一枚です。履歴書や職務経歴書の持つパワーを侮ることなく
 丁寧な作成を心がけたいものですね。
                       

中間研修を終えて

2005-03-28 09:37:30 | Weblog
週末に、キャリアカウンセラーの3~4回目の研修に行ってまいりました。

研修とはいっても、総合演習過程に入っていますので、何度も何度もカウンセリング
技術を磨くための面談を実施しています。

クライエントとの短時間での面談を通じて、クライエントの有する強みや売りの
部分を浮き彫りにしていく作業はとても骨が折れます。

研修時間が、9:00~18:30ということで、研修終了後は私を含め他の方々も
精根尽き果てたという様相でヘロヘロになって帰宅しています。

どんな仕事についてもそうですが、人の心に触れていくキャリアカウンセリングという
職務の大変さというものも、改めて理解できた研修です。



先週の転職についての再考については、Kaneさんからお便りを頂きました。
ありがとうございました。
なかなか厳しいご意見のようで私にとっても耳の痛い話でしたが、kaneさんの
おっしゃるとおりだと思います。

転職するにしても、厳しい環境に耐えうる忍耐力を養うことや、明確なビジョ、あるいは
「自分はなぜ転職するのか?」「転職する必要性があるのか?」といった目的意識を持つ
必要があるということですね。


※フジvsライブドア問題も、ソフトバンク・インベストメント(SBI)の登場
 によって終結に向けた動きがいよいよ見えてきました。
 北尾氏のライブドアに向けたメッセージも辛辣なものがあり、堀江さんとあまり
 口調は変わらないんだな、という率直な印象を受けています。
 SBIの登場で結果的に、ライブドアにとっては、SBIから損のない条件提示で
 フジテレビから身を引けるのかという駆け引きに焦点が移ってきたように思います。

 いずれにしてもライブドアにとっては、厳しい状況であることには変わりはありませんね。

 

転職についての再考

2005-03-25 12:24:30 | Weblog
 世間ではフジテレビのホワイトナイト(白馬の騎士)である、ソフトバンクで
盛り上がっていますね。
 その件については、また機会があればコメントしたいと思います。

 今回は、転職についての再考です。
 
 以前、このブログで転職に対しての反対論もあると述べましたが、今回はその
記事内容を抜粋し掲載したいと思います。私にとっても耳が痛い記事ですが、深く
考えさせられますので、まずはご覧ください。

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日経ビジネス 2005年1月24日 コラム「経営者の眼」より 抜粋

後藤 卓也(花王会長)

タイトル:目の前の峠に到達する努力を

・転職で力はつかない
 3回ぐらい転職して自分の能力を生かせる場所を見出す考え方もあるようだが、
 私にしてみればとんでもない話だ。最近は、自分の能力を高く買かぶっている
 人もいて、不満があると「会社を辞めてやる」という姿勢を取る。
 しかし、若い人には本当に実力が備わっているのか、自問してほしい。
 
 もちろん、夢や目標が非常に重要だという意見に異論はない。しかし、
 夢や目標を持っていないからといって「ダメな奴」というものでもない。
 こつこつと努力して、実力を蓄えていけば必ずステップアップできる
 仕事に巡り合えるはずだ。
 
 ~転職の成功事例はわずか。花王でも辞めた社員は随分いるが、苦労している人も
 多いようだ。「若い人は自分の能力を2割増で評価している」という話も
 納得できる~
 ====================================

 この考え方は、キャリアを否定するものではなく、転職することなくキャリアを
 積極的に形成するというキャリア肯定論の一つの考え方です。

 とても、経営者的で合理的な考え方であると思います。
 この考え方は、ひとつの正論であるため、この場を借りて異論を述べるつもりはありません。
 転職するということは、企業にとっては頭の痛い問題ですから。

 皆様で、一度「キャリアの形成方法」についてお考えいただければ幸いかと存じます。

                            

またまた雑談です

2005-03-24 10:14:32 | Weblog
 最近、雑談ばかりで恐縮です。
 
 ところで、最近私の大切な仲間から、mixiというなんやらよく分からない
 インターネットサイトへ加入を勧められました。
 
 少し前までこのブログでさえ理解できなかったのに、mixiってなに?という
 ことで、加入するかどうか迷ったっていたのですが、せっかくのお誘いをお断り
 することも悪いと思い、加入してみました。
 
 使い方はいまだによく分からないのですが、オープンに仲間との交流ができる場
 であることが分かりました。
 
 こんなサービスもあるんだなあと改めて感心するとともに、勧誘していただいた仲間
 達に感謝ですね。


 興味のある方は、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

 hpアドレス

 http://mixi.jp/home.pl

                         

さらに雑談です

2005-03-23 09:28:11 | Weblog
 というか、ここのところ雑談だらけで申し訳ありません。
 今までひたすら長文の嵐だったので、少し気分転換のつもりでいます。

 実は今、私が興味を持っているのが、ネット株の売買です。
 いわゆるネット・トレーダーというものですね。
 実際にはやっていませんが、株の売買というものには大変関心を抱いています。

 関心を持ちながらもいまいち入っていけないのは、やはりその売買の難しさです。
 よほどの企業に関する極秘情報を取得しない限り、私のようなヒヨッコ個人投資家
 もどきは、証券会社にいいようにされてしまうのではないかという疑念があることは
 事実です。(勿論、株価に重大な影響を与えるような企業情報を株の売買に不正利用
 することは、第3者であってもインサイダー取引に該当します。)

 したがって、ネットトレーダーで大儲けしているというような話を聞くと半信半疑
 なのですが、うらやましく思ったりもしています。

 そのまえに、最近引っ越したマンションに、インターネットを接続せねば。あいたたた

yahoo オークションを利用して

2005-03-22 11:12:04 | Weblog
 今回、Yahooオークションを利用し、私の私物を売却しました。
 1回目は、強欲にも高いレートからのスタートをしてしまったため、
 質問すらこないような結果に終わり失敗しましたので、2回目はレートを
 処分価格にまで落としたところ、商品に対する質問を多くいただいた上、
 最初の高いレートを上回る価格での落札となりました。

 いったい、この違いはなんなんだろうか?と思うのですが、やはり
 レートに対する敷居の低さと情報の差なのでしょうか。

 値段をみて、落札側から質問が来ないことには商品の内容がよくわからない
 ですもんね。
 しかし、私の知らないところで、セリがたくさん行われ、商品に対する評価も
 満足度がとても高いという結果をYahooを通じていただき、私としても人にお役に
 立てたことをとてもうれしく思っています。

 今回初めてオークションを利用したのですが、意外によいシステムだということを
 理解しました。

さらに雑談です

2005-03-20 10:24:54 | Weblog
 前回のライブドアの記事について、ライブドアは投資会社なのか?
 という主旨のTBがありました。

 う~ん、どうなんでしょうか。私はライブドアの人間ではないので
 あまりよく分かりませんが、そうしたM&Aの要素を多く持った企業
 であることはどうやら正しいようですね。

 もともと、ライブドアのようなベンチャー系の新興勢力企業が規模を拡大
 するには、新規事業を自ら立ち上げて時間を掛けて育てていくよりも
 今回のメディア買収ケースのように、M&A手法による事業取得を速やかに
 実施する方がコスト、時間、労力、経営ノウハウといった多くの点において
 メリットが大きいからであると思われます。
 
 しかしながら、前回の投稿で記載したように、M&A先の企業に従事する
 社員への配慮は十分必要な要素であり、このことは結局M&Aというものが
 「人対人」の人的結合に他ならないことを示すものであると思います。
 
 つまり、ライブドアの社員とニッポン放送の社員が円滑にコミュニケーション
 できる環境が醸成出来るかという点は、M&Aを成功させる大きなポイントに
 なると思うのです。

 そのためにはまず、お互いの経営者同士がよく話し合い、双方が納得した形での
 経営統合なり提携を進めることが肝要であり、フジの日枝会長のように業務提携に
 対して頑なな反対姿勢を示している状態で、ライブドアが一方的にM&Aを
 勧めても結果としては、社内で争いの絶えないような環境が生まれてしまうと思います。

 こうなってしまうと、M&Aにより互いのメリットを強化し、事業競争力を増す
 はずであったのが、1+1=3とか4といったシナジー(相乗)効果ではなく、
 -1とか-2という逆の結果になってしまい、一体なぜM&Aを実施したのか
 よく分からないような事態を引き起こしかねないと思うのです。

 ライブドアは確かに今までのM&Aについては、一定の成果を収めてきたかも
 しれません。

 しかし、今回のケースはこれまでのM&Aとは、相手企業の業界特殊的な
 社会的責任の大きさや企業規模が決定的に異なっています。

 このあたりを再度認識したうえで、慎重な展開を行っていかない限り、
 ライブドアのメディア買収は成功せず、ニッポン放送と共倒れしてしまう
 結果になるのではないでしょうか。 

 
 今日の結論
 
 M&Aは、恋愛かお見合いを問わず一種の結婚であり、双方が納得した
 結婚相手と一緒にならないとケンカが絶えないピリピリとした夫婦生活
 になってしまう、ということです。

 今回は、キャリアとは全く関係のない記事で申し訳ありません。