月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
コメントはゲスト・ルームにのみお書きください。

ベネトナシュ・6

2016-10-01 04:15:32 | 詩集・瑠璃の籠

存在というものは
不思議なものだ

例えば雪の降る森で
一羽のフクロウと一瞬目があった
ただそれだけで
不思議な神の恵みをもらったような気がする

雪の向こうに消えてゆく
一羽のフクロウの後を
心で追いかけていきながら
あなたは思うのだ

あのフクロウは
どんな思いをして
この雪の森を生きているのだろうと

卵を抱いているときは
幸せなのだろうかと
そばにいてくれるつがいの鳥と
鳴きあっているときは
どんな思いがするのだろうと

瞳があう
ただその一瞬で
あなたは
別の命と
人生をさえ共にすることができる
それが存在すると言うことの
歓びなのだと言うことを
あなたは深く知ることができるのだ

暖かいだろう




ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« アルギエバ・22 | トップ | ゲンマ・24 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む