ふおおお、カウンタがクルクル回ってる…!
ボカロサーチ恐るべし!
そんなわけで、登録内容と違いが出てしまわないように、カイメイ投下w
なんか…微エロな雰囲気に…w
さーせん!自重します!!深夜に書くからこういうことに!
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ふわん、ふわん、いいにおい。
あまい、あまい、おいしそうなにおい。
『 危 険 な 薬 に つ き 、 取 扱 注 意 』
今日一日ずっと気になっていることがある。
めーちゃんだ。
いやめーちゃんが気になってるのはもうずっと前からのことで別にその日一日が特別に気になっているだけとかそういうわけではなくホント年中無休で気にしているっていうか意識しているっていうか大好きなんだけど、うん、大好きなんだ。うん、めーちゃん大好き。あれ?何の話だっけ、あ、そうそう。
めーちゃんの近くを通り過ぎるたびに、いい匂いがする。
ん、めーちゃんはいつもいい匂いだよ?香水付けてるわけじゃないのにさーホントいい匂いっていうかおいしそうな匂いがいっつもするの。食べちゃいたいよねー首筋に顔を埋めて深く呼吸してめーちゃんの香りで肺をいっぱいしたいねーそして体中まさぐってあの柔らかくてすべすべの体を堪能したいよねー全身くまなく愛したい。うん、めーちゃん大好き。
って違う、そういうことじゃなくて。
ああもうこれじゃ俺がただの変態みたいじゃないか!
話戻すよ!
そう、めーちゃんからいい匂いがする。
その匂いっていうのが、なんだろう、いつもよく嗅いでる気がするのに、思い出せない。
匂いの正体は何なのか思考を巡らすのだが、どうも思い当たるものがない。
それを突き止めるために彼女の近くを行ったり来たりしていたら、カイト落ち着きがないわよと諌められてしまった。
「なぁに?なんか用?」
ソファ越しにめーちゃんが、背もたれのあたりでウロウロとしている俺を振り返る。
いや、用ってほどのもんじゃないんだけどさあ。
「なんかめーちゃん今日いい匂いするね」
脈絡もなく飛び出た俺のセリフに、首をかしげるめーちゃん。
だが思い当たる節があったのか、すぐに納得したような顔をした。
「ああ、それバニラエッセンスだわ」
「バニラエッセンス?」
バニラエッセンスって、お菓子作ったりするときに使うやつ?
めーちゃんお菓子作ったりしたの?
「んーん、さっき冷蔵庫の中身の整理してたんだけど」
そんなに匂うかしら?と自分の手を合わせ口元に寄せ、クンクンと匂いを嗅ぐ。
「古くなったバニラエッセンス捨てようとしたら、うっかり手を滑らせてぶちまけちゃったの」
だからアタシだけじゃなくてキッチンもすごい匂いよー、と苦笑いを一つ。
なるほど、彼女から匂っていたのは、日ごろよく食べているバニラアイスの匂いだったのか。
「そっかあ」
よく分かったよめーちゃん、と彼女の横に腰掛ける。
大好きなめーちゃんが、大好きなアイスの匂いに包まれているなんて、なんて幸せな図式。
めーちゃん=大好き=アイス ゆえに めーちゃん=アイス が証明される
「いただきまーす!」
音よりも速くめーちゃんの腰に手を回して抱き寄せようとするが、
「待て待て待て」
光の速さで彼女の鉄槌が飛んでくる。
「いたぁあい!」
「いたぁあい、じゃない!」
めーちゃんが顔を真っ赤にさせて怒っている。
そんなめーちゃんも可愛い。
「もう!」
頬を染めて、目を潤ませて。
そんな顔で睨まれたら、どうにかしたくなるのが男の性だよ?
腰を抱くのは諦めたけど、手を取るのには成功した。
「ね、めーちゃんいい匂いだね?」
その取った手をパクと口に含む。
「こらっ…カイ…!」
チュウチュウと(わざと)音を立てて、めーちゃんの指を舌でなぞる。
甘い匂いのせいか、指もなんだか甘い気がする。
「おいしいよ、メイコ」
「~~~~っ!!!!」
上目遣いで視線だけめーちゃんにやると、案の定耳まで赤く染めた彼女が絶句してこちらを見ていた。
その反応にまた俺は嬉しくなって、すっかり力が入らなくなってるめーちゃんの指を一本一本丁寧に舐めとる。
「やめ…っ、カイっ…!」
こんな可愛い反応されて、やめられるわけがない。
据え膳食わぬはなんとやらでしょ?
「ね、チューしてい?」
「…っ…もう……好きにしなさい…」
「わーい」
うなだれる彼女の真っ赤な耳にチュと唇を寄せて、呟いた。
「メイコ大好き」
バニラの甘い匂いと、メイコの優しい匂い。
二つ合わさって、俺にとってこの上ない媚薬。
↑↑↑↑↑
うははは!これ以上は自重します!
というか恥ずかしくて無理ぽー!十分恥ずかしくなってるけど!
うちのカイトはオープンエロ。
ちなみにレンはむっつりだと思ってます。