コンセールルミエール

フルートアンサンブル 
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クララ・シューマンが亡くなった日

2013年05月20日 | 作曲家
今日はシューマンの妻でピアニストのクララ・シューマンが亡くなった日です。1819年生まれで1896に亡くなりました。
 ロマン派を代表する作曲家ロベルト・シューマン(1810~1856)の夫人として、またピアニスト、作曲家としても歴史に名を残しているクララ・シューマン。彼女はピアノ教師ヴィークを父に持ち、9歳でピアニストとしてプロ・デビューを果たして天才少女としてヨーロッパ中の人気を集めていました。このヴィーク家にピアノの練習のため、身を寄せたのがロベルト・シューマンです。2人は恋に落ち、ヴィークの猛反対にあいながらも愛をつらぬき、夫婦となりました。ところが、夫ロベルトが精神を病み、それがもとで早く亡くなったため、結婚生活は16年で終わりを遂げます。未亡人となったクララは、夫の作品全集や日記の出版を進めるとともに、演奏活動も活発に続け、ロベルトの作品の紹介に全力を尽くしました。また、生前にロベルトが高く評価したブラームスのよき友人であり、よき理解者として、ブラームスの作品も好んで取り上げました。クララの演奏は、聴き手の心の深くに入り込むような、あたたかで豊かなものだったそうです。

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