コンセールルミエール

フルートアンサンブル 
コンセールルミエールのブログです。

トレヴァー・ワイ フルートセミナー 2010 六日目

2010年03月30日 | フルート
今日の午前中はいい楽器の選び方について講義がありました。
教本4巻のせいか?トレヴァーは特別に音程にうるさい人だと思われがちですが、実際は特別ということではなく、当たり前のことを言っているだけなのです。
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調律の狂ったピアノでリサイタルをしないように、フルートも出来る限りいいスケールを持った楽器を選んで買うべきです。アルタスやアリスタ、アズミ(ジュピター)などがいいスケールを持った楽器です。

スケールの次は頭部管。低音Aと中音域Eをいろいろな音で吹いて両方均等に音が出るか。低音域で大きな音が出ても、中高音域が同じようにいい音が出るかを試すこと。

楽器の素材としては、金、プラチナだからいい音がするとは限らない。洋銀や銀メッキなどのでもとてもいい音が出るものもある。銀は長い時間たつと硬くなる。そのせいで古い楽器がいい音がするのかもしれない…。
巻き管はつなぎめがあるからいい音がすると言うことではなく、筒状にするときの過程で銀に変化が起こっている。

このコースで2回目の全員集合です。