近代フランスの室内楽

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

2012年8月16日(木)/20日(月)『近代フランスの室内楽』

2012-07-25 20:49:46 | 日記
 この度はこちらのBlogへお越し頂き、ありがとうございます。
 今回の演奏会では新作を書かせて頂きました作曲者の河副です。演奏会のことにつきまして、こちらに詳細を書かせて頂きます。ぜひ下記に記載されております演奏会チラシの方もご一読ください。
 少しでも興味をお持ち頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
 
 ◆京都公演
   日時:2012年8月16日(木)
   開場:17時30分
   開演:18時00分
  会場名:京都府民ホールアルティ(京都市上京区烏丸通一条下ル龍前町590-1)
◆東京公演
   日時:2012年8月20日(月)
   開場:18時30分
   開演:19時00分
  会場名:スペースDo(東京都新宿区百人町2-8-9[管楽器専門店ダク地下])

  入場料:当日\2500
前売り\2000
学生\2000(学生券は前売り、当日の区別はありません)

   曲目:フランセ  Trio pour piano,hautbois et basson
      アンドレ=メサジェ Solo de concours(cl,p)
      トリスタン=ミュライユ Transsahara express(bsn,p)
      プーランク Trio pour piano,hautbois et basson
      河副 功 L'ombre de l'encens(新作初演. ob,cl,bsn,p)
サンサーンス Sonata(ob,p)
プーランク 即興曲2,3,13,15(p)
       F,シュミット Tour d'anches

   演奏:早乙女 潤【オーボエ】(写真左) 
      木主 里絵【クラリネット】(写真中央、ピンク)
      中川 日出鷹【バスーン】(写真右)
      金井 裕【ピアノ】(写真中央、青 )

 チラシの方にも書かれていますが、演奏者の経歴をこちらにも書かせて頂きます。

 ◆クラリネット:木主 里絵(きぬし りえ)
 国立音楽大学卒業後、国立音楽大学卒業後、渡仏。
 パリ地方音楽院クラリネット科を、審査員の満場一致で卒業。後に、同音楽院のオーケストラ科に在籍し、指揮者・審査員の満場一致で卒業。また、同時に室内楽科にも在籍。現在は、ジャック・イベール音楽院でクラリネットを学びながら、パリを拠点としてオーケストラのエキストラ、フランス人男性3人と共にクラリネット4重奏を組み、演奏活動を積極的に行っている。
 2010年春、母校である宇都宮北高等学校吹奏楽部と、C.M.V.ウェーバー作曲のクラリネット小協奏曲で協演。2010年冬には、エドワー劇場にて2週間に渡り行われた、フランス・ラジオクラシック主催の"ピーターと狼"のスペクタクルに出演。
 今までにクラリネットを、黒尾実、武田忠善、フランク・アメ、リシャール・ヴィエイユ、アルノー・ルロワ、フィリップ・ベロー各氏に、室内楽を、生島繁、フィリップ・フェロー、ポール・メイエ、エリック・ルサージュ各氏に、そして、オーケストラ科で木管アンサンブルを、ジルベール・オダンに師事。第一回栃木県ソロコンテスト金賞・準グランプリ、第三回ヤングクラリネッティストコンクール入選、第一回クラリネットアンサンブルコンテスト一般A部門第一位。

 ◆早乙女 潤(さおとめ じゅん)
 1985年アメリカ合衆国テキサス州生まれ。
 16歳よりオーボエを始める。宇都宮短期大学附属高校音楽科を経て東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。
 第4回ジュニア管打楽器コンクール、第7回津山総合音楽祭ダブルリードコンクール入選。第21回市川市文化会館新人演奏会
 管打楽器部門最優秀賞受賞。2009年、芸大「モーニングコンサート」にソリストとして選抜され松尾葉子指揮、芸大フィルハーモニアと共演。
 室内楽においても、旧奏楽堂木曜コンサート、芸大室内楽定期、JTアートホールアフィニス主催の「期待の音大生によるアフタヌーンコンサート」等に木管五重奏で出演。
 これまでにオーボエを田渕哲也、河野剛、小林裕、小畑善昭、O.ヴィンターの各氏に、マスタークラスに於いてフランソワ・ルルー氏に、室内楽を
 村井祐児、磯部周平、山本正治、池田昭子の各氏に師事。
 2010年8月より渡仏し、オーベルヴィリエ・ラ・クールヌーヴ地方音楽院を経て現在、パリ地方音楽院にてオーボエをノラ・シスモンディ女史に、室内楽をフィリップ・フェロー氏に師事。

 ◆ファゴット:中川日出鷹(なかがわ ひでたか)
 京都市立芸術大学卒業。在学中に仏、ニース国際音楽祭にて抜擢され独奏を行う。10’11’スイス、ルツェルン音楽祭に参加し巨匠ピエール・ブーレーズ氏、ペーター・エトヴォス氏に評価される。9月には愛知で委嘱作品初演を兼ねたリサイタルを予定。これまでに山本一宏、中野陽一朗、水間博明、ローラン・ルフェーブル、パスカル・ガロワ、ジャン・フランソワ・デュケノワ、ポール・リヴォーの各氏に師事。
 現代音楽を中心に活動中。現在パリ地方音楽院在学中。

 ◆ピアノ:金井裕(かない ゆう)

 5歳よりピアノを始める。2003年、桐朋学園大学附属桐朋女子高等学校に入学。2006年、桐朋学園大学音楽学部入学。2008年第2回フレッシュ横浜音楽コンクール入選、2009年第14回ペトロフピアノコンクール第4位。2010年、すみだトリフォニーホールにてANP全日本演奏家協会主催Early Autumn Concertに出演。同年桐朋学園大学音楽学部卒業後渡仏、パリ地方音楽院に入学。2011年、Roqué Alsina、Eike Straub各氏のマスタークラスを受講。2012年、フランス・ブレストにて、第17回ブレストピアノ国際コンクール第3位。これまでに、ピアノを、井内尚子、酒井英子、兼松雅子、柴沼尚子、吉村真代、Jean-Marie Cottet、Judy Chin、Olivier Gardon、室内楽をPhilippe Ferroの各氏に師事 。

 




 ここまで読んで頂き、ありがとうございます!
 最後に、僕の経歴と、今回の曲について少し書かせて頂きます。

 ◆河副 功(かわぞえ いさお)
 17歳より作曲を始める。京都市立芸術大学卒業。主にファゴット、ミュジックコンクレート作品に力を入れている。今年度の秋に渡仏予定。
 これまでに作曲を松本日之春、前田守一、中村典子、葛西聖憲、清水幸子の各氏に、ファゴットを中野陽一朗氏に師事。

 今回の曲ですが、タイトルのL'ombre de l'encensとは儀式などで使うお香(線香とかですね。)の煙の影を表しています。日本、フランスということで、響きは近代的な音選びとし、四度を基調に作曲しました。
 この曲は2楽章なのですが、要素も四度で構成しておりますので、1と2の対比も分かりやすくなっています。お聞きになって楽しんで頂ければ作曲者としては嬉しいところですね。

 長文となりましたが、ここまでご覧頂き、本当にありがとうございました。もしご興味をお持ちになられましたなら、皆様ぜひお誘い合わせの上ご来場ください。
よろしくお願いします。

チケットのお求め、問い合わせは、ホール、下記のメールアドレスか電話番号、またはこちらのブログでおっしゃって頂いてもかまいません。
 ご連絡をお待ちしております。↓


 チケットお問い合わせ先①
  Mail:trio-d.anche@goo.jp
  Tel(河副):080-5318-0651

 チケットお問い合わせ先②
 京都府民ホールアルティ
 Tel:075-441-1414  Fax:075-441-6911
 (ホールの窓口でもチケットの販売をしております。)