穴馬として注目するのは、4歳馬のタッチングスピーチ。
良血馬としてデビュー当初より注目を集めていた馬ですが、2戦目で未勝利勝ちをした後は、馬が本格化せずに使っても人気を裏切り3歳春のシーズンは終わりました。
1勝馬のまま夏の札幌で復帰すると500万条件では最後方から直線一気の末脚で差し切り勝ち、続く秋華賞トライアルのローズSでは7番人気と低評価でしたが、後方2番手で折り合うと直線で末脚が爆発、オークス馬ミッキークイーンより先に仕掛けて完封、1馬身半差を着けて本格化を予感させました。
秋華賞では短い直線のトリッキーなコースに末脚を封じられ6着となりましたが、続くエリザベス女王杯では後方から鋭い差し脚を繰り出し、先に抜けたマリアライトをヌーヴォレコルトと共に追い詰めましたが、クビ、ハナ差の3着となりました。
今年2月の京都記念でも2着に入り、京都2200Mでは重賞で2着と3着という好成績で牝馬限定ならG1でも昨年以上の成績を期待したいと思います。