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皆様はお薬手帳を利用されていますか? 調剤薬局に処方箋を持参すると、まず「お薬手帳をお持ちですか?」と聞かれますね。

お薬手帳は、薬の併用の副作用による死亡事故と阪神淡路大震災をきっかけに、2000年の診療報酬改定で「お薬手帳」に調剤報酬が算定されるようになりました。2015年度まではお薬手帳を利用しないほうが医療費を安くできる制度だったため窓口でお薬手帳を断る方もいらしたようです。

お薬手帳を活用するメリットとしては、次の点があげられます。
    1.薬の服用履歴が残り健康管理に役立つ。
    2.複数の医療機関を利用している場合に他局での薬歴がわかる。
    3.飲み合わせのリスクを減らし重複投与を防止できる。
    4.アレルギー等の病歴等を医師・薬剤師に正しく伝えることが出来る。

2016年4月の診療報酬改定により、お薬手帳を持参すると窓口での医療費の自己負担額が安くなりました。今回の改定では、
    1.その薬局で過去6か月以内に調剤を受けたことがある。
    2.その薬局が主として決まった病院の処方箋を対象とする「大型門前薬局」でない。
この2つの条件を満たす場合に、お薬手帳を窓口に提示することで薬剤服用歴管理指導料が500円から380円に下がり、患者の自己負担額が10円~40円ほど安くなります。

お薬手帳は薬の情報をまとめて記録することで健康被害を防ぎ、災害時でも速やかに薬が処方されることなどを目的として作られました。東日本大震災の際にも、被災地での医療活動を通じてお薬手帳の有用性が再認識されましたが、日ごろから手帳を携帯している方は少ないのではないでしょうか。
カード型やスマホアプリによる電子手帳化する動きも広がっています。現在はまだ全ての薬局で対応できるというわけではないようですが、今後電子版お薬手帳が普及するでしょうから、簡単便利でさらに使いやすくなるお薬手帳を上手に活用していきたいものです。


横浜青葉事務所 高橋紫


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