2015年1月21日 朝のリレー

2015年01月21日 | 風の旅人日乗
まじめに朝ランをして、
椅子に座り、パソコンにに向かっていたら、
知らなかった詩が届いた。

朝のリレー

  谷川 俊太郎

カムチャツカの若者が
きりんの夢を見ているとき

メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている

ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき

ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする

この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている

ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと

そうしていわば交替で地球を守る

眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる

それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ



フム。
このイメージを、
次の機会に、
次世代に地球のことを話すときに伝えよう。


故郷の北九州地方の冬を思い出させるような、
暗くて、湿って、寒い、冬の一日。



いつもの葉山の冬の景色が、
今日は違って見える。




午後。
森戸のコーヒー屋さんで、
ワクワクするような打ち合わせ。

つねに、前を向くこと。