ごめんなさい、また原発

2011年05月16日 | 風の旅人日乗
いつまで経っても危険が終わらず、
目を背けていたいことではあるけど、
原発が日本国や人類を滅ぼす可能性が極めて高いことを
初めて知った無学のワタクシは、
こいつを正面から見据え、
こいつを猫可愛がりしている人たちが
こいつを再び暗闇の中に逃げ込まさないよう
監視し続けなければ、
次世代の日本人に申し訳ないと思う。

大新聞の、気概のある一部記者と編集者が
毅然とした記事を、時々だけど、書いて掲載するようになって、
私たちに原発の真実を伝えようとしてくれ始めた。

そういった事実を、このブログを毎日読みに来てくれている
約400人の方々と、できれば共有したい。
暗く重々しい話題で、本当に嫌なことだとは思いますが、
できればお付き合いください。
明日からはまた楽しい話題に戻しますので。

まずは、
浜岡原発を運転停止にしたからといって、
それでこの原発や、その他の日本全国の原発の危険が
回避されたわけではまったくない、
という
東京新聞の記事


次に、
今回の津波とそれによる原子炉事故発生のシナリオは
公的研究機関がキッチリと想定していて、
そんな馬鹿な高さの津波を想定するわけにはいかないと
独自の論理を展開していたのは、
上級役人と東電だけだった、
という
毎日新聞の記事。


こんなうっとうしい原発の話題から目を逸らして、
スポーツや科学技術などの
もっと楽しい話題で寛ぎたいのは山々なんだけど、
ここはひとつ
これまでの自分の不勉強の猛反省も込めて踏ん張って、
次世代の日本人のために、
今回の事故で尻尾を出した原発の、
その尻尾を決して離さないようにしたいと思います。