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しっかり目を向けたい憲法

2017-05-03 16:04:13 | 社会・経済

 憲法が制定されて今年は70年になる。このところのニュースの中心は憲法関連だ。                                     各地で集会もあった。この70年間一字も変えることをしなかった国としては稀有なの                                           だという。

 新聞の特集記事は興味のない人にとっては読み飛ばすものかもしれないが、改めて                                     この機会にじっくり読んでいくと、制定の歴史が理解でき、敗戦後の日本の思想体系を                                          大きく変化させた人物や苦闘した姿を思い浮かべることができる。

 敗戦時には小学校3年生の時だけに、戦争の恐怖は知っていても、新日本建設が                                            どのように取り組まれてきたのかは知る由もなかった。今年も新しい資料が発掘され                                        公表されているが、70年たってもまだ未知の資料が眠っているとは驚きだ。

 今政権与党は改憲を公言した。安倍首相yは執念のように見える。すでに自民党の                                      憲法草案は出されているが、注意しておく理念や項目ががいくつもある。その背景には                                   「戦後レジュームからの脱却」と大言した安倍さんの本音がある。

 草案によると、天皇を「戴く」存在にし、「象徴」から「元首」に変え、自衛隊を「国防軍」に                                      改め、最高指揮官を総理大臣としている。日の丸を国旗とし、君が代を国歌とし、国民は                                       これに従わ「なければならない」と強要した。また改変の仕組みは衆・参両院それぞれ                                         「3分の2」として国民投票も「3分の2」であるが、これを「過半数」にするという。

 また非常事態項目も過半数にという姿勢だ。こうした動きに賛意を表する少数政党も                                          あるが、ちょっと気になるのは維新の党が全学教育無償化を提案するらしいことだ。                                     これは十分注意しておくべきまやかしだ。予算化するにしても国民の税金が負荷される                                       ことを示しており、また貧困にあえぐ人々を一層教育を受ける権利を奪いかねない。

 富裕層は余金を学校外教育に投与でき、学力の差をつけかねない。また国が負担する                                    ことで教員の自由性を奪うことになることも予測される。先ごろ自民党の下村氏も発言                                           していたが、国立系の大学に国旗・国歌を唱和しないところには助成金や補助金を止める                                       など言語道断な暴論をを吐いた。これが本音であろう。

 今、さまざま国会論戦を広げる議題は戦前の各種法律のリメイクのように思えてならない。                            憲法を戦前の姿に戻すかのような復古主義や懐古主義はあってはならない。                                                憲法とは政党の作品ではない。憲法はわたしたちの意志の結実でないといけないはずだ。                                     権力が乱用されないように監視するのが憲法であり、本末転倒を許してはなるまい。

 立憲国家であり続けるために、主権がわたしたちにあり、基本的人権が保障されないと                                        いけない。戦争場面に近づいていこうとすることを「積極的平和主義」というまやかしではない                                「平和国家」を守っていきたいと思う。生きている限り。

やさしいタイガー

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