それにしても眠れないのだ

日々の眠れない出来事を虚実織り交ぜて

それにしても「カドに笑うは福来たるのか?」なのだ。

2017-01-03 18:33:35 | Weblog
 近年はテレビにおいてお笑い冬の時代だそうで、地上波でのお笑いネタ番組のレギュラー放送される物は殆ど無く、たまに特番で放送される程度だ。で、お笑い好きの筆者としては殆どの番組を欠かさず観ているんだけど、ちょっと気になることがあるのだ。それは、番組内における観客の反応だ。
 テレビのお笑いネタ番組では、大抵一般人の観客が大勢スタジオに呼ばれていて、お笑い芸人達のネタに対して、笑ったり拍手したり等のリアクションをして番組を盛り上げる役を担っている。これが全然無いと非常に寂しい感じになるのはなんとなくわかるんだけど、筆者はいつ頃からか“観客のリアクションがオーバーになりすぎている!”と感じることが多くなった。ネタ中の面白ポイントで大仰に手をたたいてバカ笑いする、小ネタにも大きく反応して笑う、気持ち悪いキャラの一挙手一投足に対して一々大きな悲鳴をあげる等々。ま、とはいえこれは観客が悪いんじゃ無い。番組が悪いのだ。番組収録前に、「とにかくリアクション大きくしろ!」とはっぱをかけ、収録後の編集では爆笑の画や声を足す。放送で、実際は大して面白くないネタでも、「これは面白いですよ」「このお笑い芸人は面白いですよ」「一緒に笑え」「ネットで良い意味で拡散しろ」と散々アピールするのだ。
 そもそも、面白いの尺度は人によって違うのは当然だとしても、自分が感じた感動より過度に大きな感情を爆発させている人がそばにいたら、普通“ヒく”よね。自分の気持ちが冷めるよね。で、逆にその人に対して嫌悪感を抱くよね。「折角の良い気分が台無しにされた!」って。そして最近、このオーバーリアクション演出が、結果的にお笑い界の人気低下につながると思うようになってしまったのだ。
 お笑いネタ特番には、ベテランから新人、有名から無名、大抵のネタが面白いと評判の人からそうでない人、スタンダードスタイルから型破りだったり“新しい”スタイルまで幅広い人達が出てくる。で、ほぼほぼのネタに対して観客達は爆笑する。でも、M-1グランプリとかの注目度の高い大型ショーレースになると、出場資格が無い人達はしょうがないにして、それらの特番に出ているお笑い芸人達はまず大抵殆ど本線に残ることができなく、本戦に残った人達も半分くらいは観客の爆笑を起こすどころか「面白くない」と酷評される始末。自由参加型のショーレースの本戦に残るって事は、出場しようとした人達よりも面白いってことなはずで、普段のお笑いネタ特番に出ている人に勝ってその場に立っているって事は、その人達よりも面白いってことなはずで、普段のお笑いネタ特番で爆笑をほしいままにしている人に勝つって事は、もっと大きな爆笑を巻き起こす力を持っているってことなはずなのだ。でも、特番よりも笑いが発生していない現実が多々ある。これは、良くないよね。現実が浮き彫りになっちゃってるよね。テレビは、“演出”とか“手心”をもっと徹底しなきゃじゃない?
 ま、とりあえず筆者が提案したいことがあるとすれば、『お笑い番組は地デジのサブチャンネルを活用』して、メインチャンネルは今まで通りで構わないので、サブチャンネルの方は、ネタ中は、演者のマイク音だけにして、基本的に正面からの腰上ショットの1カメ固定にして(演者が動いたり舞台を広く使うネタは広い画で)、視聴者がネタに集中できるようにしてくれればありがたいかなぁって。それが実現するにはどうしたら良いのかちょっと考えようと思ったので、今日は眠るのが遅くなるかもしれない。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« それにしても「名で鯛を表し... | トップ | それにしても「良いも悪いも... »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事