本を読みました
村上春樹の本です
これが灰羽連盟の元ネタだというので、読んでみる必要を感じたのです
まあ、読まなくてもよかったかなと思った
壁に囲まれている、鳥だけがそれを越えられる、壁や森は危険など、共通点はwikiにある程度しかなかった
内容はSFで、ストーリーどころかジャンルまで灰羽とはまったく別ものだった
ただタイトルの付け方をパクってる感じは受けた
こういうセンス的なところをマネするのはよくない
読み始めはすごく退屈だった
途中からは冒険っぽくなって面白くなってきたけど、ところどころ超展開というか強引というか
同伴者の女に万能属性つけてない？
主人公の家探すのに何時間もかかるのに、完全な闇の迷路でまったく怖じ気づかないってどういうこと？
最終的には何も解決しないまま終わった
どうやっても解決しようもない話なんだけども
村上春樹の本を読んだのはこれが初めてだった
ノーベルなんちゃら賞の候補だというから期待したのに、拍子抜けした
まず説明が回りくどい
例えば一角獣の毛の色が金色だということを、何行にも渡って説明する
それは完璧な金色で、金色から生まれた金色で・・・ って、何回それ言うの？ラノベか？
あとは映画の字幕を読んでいるような気分になった
なんかあまり感情を感じない文章だ
中学生でも難なく読めるほど平易でもある
内容的にもあまり品があるとはいえない
作者の知識の量が豊富で、多岐にわたってるのはわかる
でもことあるごとに、女が出るたびに、セックスセックス言い始める
そしていろんな女と寝まくる
カミーユかな？
登場人物に人間らしさを持たせたいってことなんだろうか
でも食欲や性欲をちゃんと発散してるからって別にリアリティは出ないと思うんだよね
そういう理由なら安直だし、他に何の意図があるのか理解できない
17歳の太った処女に 「精液飲んでもらいたくない？」
なんて言わせる理由は何？
数年ぶりに活字の本を読んだので、脳のリハビリにはなった
その点はよかった
もっと若いときに読んでれば何かしら得るものがあったかもしれない
でもこんなもの未成年が読むものではない
SFなら星新一読んでる方がずっと楽しいとおもいました
おしまい
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全然当たらないマン
