戸塚児童センターあすぱる
南小あすぱるエコクラブ「斜面林フィールドワーク」
今回の自然観察会はビオトープや斜面林のフィールドワークです。
風が強い寒い中でしたが多くの参加者が集まりました。
この日初めて川口北高校生物部のお兄さんお姉さんも参加してくれました。
さっそく南小校庭にあるビオトープの観察です。
生き物は探してみましたが、残念ながら見つかりませんでした。
でもねこやなぎを見つけ、そーっと触ってみると、
「ふわふわ~。」
「この皮ってむいたらどうなるのかな?」
色々な感想が子ども達からでてきました。
ねこやなぎはオスの木、メスの木で全く違った花が咲くそうです。
斜面林に移動し、すぐに出迎えてくれたのがさざんかの大きな木。
さざんかでは花の中にある蜜をなめてみたり、花びらで花笛を吹いたり
しました。
つばきとさざんかの花の区別の仕方や、花粉を運ぶ方法の違いについても
学びました。
プラタナス(すずかけの木)、えのき、いぬざくらの大きな木も斜面林にはあります。
どれも立派な木ですが、いぬざくらは川口で一番大きな木で保存樹木に
指定されています。斜面で開発しにくかったことが伐採されなかった訳では
ないかとお話がありました。桜より少し遅い時期に花を咲かせるそうです。
楽しみですね。
井戸まで歩くと
「井戸水を触ってみよう」
と、みんなで腕まくりをして(冷たいだろうな・・・)と、恐る恐る手を
伸ばしました。
冷たいだろうと思いながら井戸水を触った子ども達から
「あったかいよ!」
「ホントだ! ぬるいよ」
「お湯じゃないの?」
と温かいという感想ばかりです。
井戸水の温度を測ってみると15℃。井戸水は一年を通してほとんど温度が
変わらないため、夏の暑い時期は冷たく、冬の寒い時には温かく感じるそうです。
夏の観察会でも井戸水をチェックしてみようと約束しました。
フィールドワークをしながら温度も測りました。
ビオトープ5℃
ビオトープ前の田んぼ2℃
水道水8℃
井戸水15℃
井戸前の水路10℃
屋上ビオトープ6℃
あかがえるが産卵をして育つには、温かすぎず、冷たすぎないきれいな水が
いつもあり、隠れ場所があり、日なたも日陰もある場所を選ぶそうです。
斜面林のフィールドワークが終わると、南小学校の屋上に移動しました。
南小自然探検クラブが12月から作成に取り掛かっていた屋上ビオトープが完成し、
横山さんからいただいたあかがえるの卵を放流しました。
教室の水槽での飼育から始まったあかがえるプロジェクトは3年目に入り、
今回は屋上に新しく出来たビオトープへの放流。
たくさんの方が集まり、あかがえるが繋げてくれた輪が広がっていることを
感じました。
屋上ビオトープにはとんぼも来るんじゃないかと藤田先生からお話を聞いて
子ども達は
「とんぼも来るって。」
「やごも生まれるのかな。」
と新しくやってくるかもしれない生き物に期待していました。
南小学校でエコクラブの流れが写真で飾られた教室で交流会が行われました。
・菊次先生からエコクラブの活動の説明
・川口北高校生物部の紹介
・藤田先生からあかがえるについて、屋上ビオトープの工夫について
・西川先生から雑木林について
この活動に地域の高校生にも参加してもらおうと、
川口北高校生物部の皆さんに所長が声掛けをしたところ、
忙しい活動の中参加してくれました。
顧問の小滝先生に感謝しています。ありがとうございました。
あかがえるの卵が川口北高校生物部と在家小学校エコクラブにプレゼント
されました。
小さな生物がたくさんの地域の方、小学生、中学生、高校生をつなぎ、交流する
きっかけになってうれしいです。
横山さんから来年度是非<ビオトープサミット>を
開催しましょうと提案がありました。
あかがえるを始め戸塚の自然を楽しみながら、
地域の輪を広げて地域のみんなで子どもの育ちを見守ることができるよう
取り組んでいきます。
<ビオトープサミット>開催という目標ができました。
午後は「アカガエル」の紙芝居を見てから、
アカガエルの歌作りをしました。音楽家の平嶋先生がお手伝いに来てくれました。
はじめに子どもたちが考えた歌詞を参考に作詞です。
サビの部分はどうするか。アカガエルの鳴き声を聞きながらカタカナで表すなど、
子どもたちの意見が活発になりました。
歌詞が決まると子どもたちのハミングに合わせて平嶋先生が音符にしてくれましたが、
この日は完成できずに後日の録音となりました。
素敵なメロディーになるといいですね。歓声が楽しみです。
3月16日(土曜日)10時30分から
自然観察会~小さな森の春探し~を行います。
楽しい観察会です。皆さんのご参加をお待ちしています。
保育士 大平 祐子 ⑤
南小あすぱるエコクラブ「斜面林フィールドワーク」
今回の自然観察会はビオトープや斜面林のフィールドワークです。
風が強い寒い中でしたが多くの参加者が集まりました。
この日初めて川口北高校生物部のお兄さんお姉さんも参加してくれました。
さっそく南小校庭にあるビオトープの観察です。
生き物は探してみましたが、残念ながら見つかりませんでした。
でもねこやなぎを見つけ、そーっと触ってみると、
「ふわふわ~。」
「この皮ってむいたらどうなるのかな?」
色々な感想が子ども達からでてきました。
ねこやなぎはオスの木、メスの木で全く違った花が咲くそうです。
斜面林に移動し、すぐに出迎えてくれたのがさざんかの大きな木。
さざんかでは花の中にある蜜をなめてみたり、花びらで花笛を吹いたり
しました。
つばきとさざんかの花の区別の仕方や、花粉を運ぶ方法の違いについても
学びました。
プラタナス(すずかけの木)、えのき、いぬざくらの大きな木も斜面林にはあります。
どれも立派な木ですが、いぬざくらは川口で一番大きな木で保存樹木に
指定されています。斜面で開発しにくかったことが伐採されなかった訳では
ないかとお話がありました。桜より少し遅い時期に花を咲かせるそうです。
楽しみですね。
井戸まで歩くと
「井戸水を触ってみよう」
と、みんなで腕まくりをして(冷たいだろうな・・・)と、恐る恐る手を
伸ばしました。
冷たいだろうと思いながら井戸水を触った子ども達から
「あったかいよ!」
「ホントだ! ぬるいよ」
「お湯じゃないの?」
と温かいという感想ばかりです。
井戸水の温度を測ってみると15℃。井戸水は一年を通してほとんど温度が
変わらないため、夏の暑い時期は冷たく、冬の寒い時には温かく感じるそうです。
夏の観察会でも井戸水をチェックしてみようと約束しました。
フィールドワークをしながら温度も測りました。
ビオトープ5℃
ビオトープ前の田んぼ2℃
水道水8℃
井戸水15℃
井戸前の水路10℃
屋上ビオトープ6℃
あかがえるが産卵をして育つには、温かすぎず、冷たすぎないきれいな水が
いつもあり、隠れ場所があり、日なたも日陰もある場所を選ぶそうです。
斜面林のフィールドワークが終わると、南小学校の屋上に移動しました。
南小自然探検クラブが12月から作成に取り掛かっていた屋上ビオトープが完成し、
横山さんからいただいたあかがえるの卵を放流しました。
教室の水槽での飼育から始まったあかがえるプロジェクトは3年目に入り、
今回は屋上に新しく出来たビオトープへの放流。
たくさんの方が集まり、あかがえるが繋げてくれた輪が広がっていることを
感じました。
屋上ビオトープにはとんぼも来るんじゃないかと藤田先生からお話を聞いて
子ども達は
「とんぼも来るって。」
「やごも生まれるのかな。」
と新しくやってくるかもしれない生き物に期待していました。
南小学校でエコクラブの流れが写真で飾られた教室で交流会が行われました。
・菊次先生からエコクラブの活動の説明
・川口北高校生物部の紹介
・藤田先生からあかがえるについて、屋上ビオトープの工夫について
・西川先生から雑木林について
この活動に地域の高校生にも参加してもらおうと、
川口北高校生物部の皆さんに所長が声掛けをしたところ、
忙しい活動の中参加してくれました。
顧問の小滝先生に感謝しています。ありがとうございました。
あかがえるの卵が川口北高校生物部と在家小学校エコクラブにプレゼント
されました。
小さな生物がたくさんの地域の方、小学生、中学生、高校生をつなぎ、交流する
きっかけになってうれしいです。
横山さんから来年度是非<ビオトープサミット>を
開催しましょうと提案がありました。
あかがえるを始め戸塚の自然を楽しみながら、
地域の輪を広げて地域のみんなで子どもの育ちを見守ることができるよう
取り組んでいきます。
<ビオトープサミット>開催という目標ができました。
午後は「アカガエル」の紙芝居を見てから、
アカガエルの歌作りをしました。音楽家の平嶋先生がお手伝いに来てくれました。
はじめに子どもたちが考えた歌詞を参考に作詞です。
サビの部分はどうするか。アカガエルの鳴き声を聞きながらカタカナで表すなど、
子どもたちの意見が活発になりました。
歌詞が決まると子どもたちのハミングに合わせて平嶋先生が音符にしてくれましたが、
この日は完成できずに後日の録音となりました。
素敵なメロディーになるといいですね。歓声が楽しみです。
3月16日(土曜日)10時30分から
自然観察会~小さな森の春探し~を行います。
楽しい観察会です。皆さんのご参加をお待ちしています。
保育士 大平 祐子 ⑤