私が初めてホメオパシーに出会ったのは今から13年前。
現RHA学長由井寅子先生が、日本で初めてのホメオパシー専門校を開校するという記事を読んだ時。
当時はプロのホメオパスがいない時代でしたので、レメディなどももちろん国内では手に入りません。
数少ないホメオパスの健康相談を受けなければ手にすることが出来ず、見たことも触ったこともありませんでした。
そう、出会ったといっても「ホメオパシー療法やレメディーに出会った」のでなく、
「ホメオパシー哲学に出会った」のです。
当時の私は、現実世界をひた走る人間で、
人の心や精神世界、ましてや目に見えない世界など気にすることもなく生きていました。
そんな私でしたが、その哲学は疑う余地のないものでした。
言葉での詳しい説明は必要なく、
私の中心が一つの曇りのない『OK』を発している、そんな状態。
是非学んでみたい!と思ったものの、授業料の高さに断念。
心より条件を優先してしまいました。
その後同様の哲学を持つオーラソーマカラーケアシステムTMに出会います。
そして同システムのティーチャーになるための論文を
『ホメオパシーとオーラソーマカラーケアシステム』で作成します。
初めてホメオパシーと出会ってから8年の年月が過ぎていましたが、
この間は全くホメオパシーに触れることも頭に浮かぶこともありませんでした。
でもなぜかホメオパシーだったのです。
通常何カ月もかかるといわれるこの論文を、
私は1週間で書き上げました。
参考文献は1冊だけ。
なのにPCに向かうと面白いように文章が湧き出てきて…、
「もしかしたら、以前触れていたことがあるのかも…」
なんて思ってしまう不思議な体験でした。