移動


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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那須を後にして、最終日は奥日光に来ている。
一日だけホテルが取れたのだ。
日光は30℃以上で蒸し暑かったが、奥日光まで上がってくると、20度前後にまで落ちた。
夜はさらに涼しくなるだろう。
聞くと涼しくなったのは今日からだという。

夏のこの時期に泊まりに来るのは久しぶりだ。
お客さんが大勢来ていて驚いた。
行きつけのホテルが繁盛するのは、こちらとしても嬉しい。
箱根の火山と、円安の影響で国内旅行が増えたのが理由らしい。

まだ明るかったが、露天風呂に入ってきた。
カブトムシがひっくり返って動いていたので、部屋まで連れ帰ってカーテンに放した。
元気のいいカブトムシで、あっという間にカーテンの上の方まで上って行ってしまった。

食事から帰ると、カブトムシはどこかに移動していなくなっていた。
部屋のどこかにいるのだが・・・
夜中に顔の上に乗られても困る。

そう思っていたら、Mrs.COLKIDがどこかで音がするという。
静かにすると、バッグの中から小さな音が聞こえてくる。
中を覘くと、カブトムシがゴソゴソと動いていた。
かわいそうだから、外に逃がしてやることにした。

明日は混むことが予想されるので、早めに帰ろうと思っている。
この数日間、涼しい中でゆっくりできたが、東京はきっと暑いのだろうな・・・
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睡眠


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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日頃の疲れが出たのか、日中ぐっすり寝てしまった。
朝一度起きて朝食をとり、それから少しだけ家の周りで撮影した。
しかし帰るとまた眠くなり、ベッドに倒れこんで寝てしまった。

起きると何と午後3時であった。
こんなに寝たのは久しぶりだ。
昨日から気温は低めで、夜は熟睡できたのにもかかわらず・・・

昼間も気温は程々で、寝るには快適であった。
勿体ないことをしたとは思ったが、天気はあまりよくなく、撮影には向いていなかった。
まあたまには寝るのもいいだろう・・・

夜が近くなり、夕食の食材を買いに出かけた。
Mrs.COLKIDの実家から、一番近くのコンビニまで5キロ以上ある。
中規模のスーパーまでは十数キロ・・・
まるでアメリカの田舎町のようだが、車で移動するのであっという間である。
確かにここでは車が無ければ生活できない。

そのままちょっと裏山に出かけてみた。
山越えする新しい道が、やっと開通したと義兄から聞いていたのだ。
と言っても、地元の人しか通らない私道のような細い道である。
一応車が通れるが、いつがけ崩れが起きてもおかしくない危険な道だ。

怖くなるような細い道を抜けて、山頂近くまで行って、車から降りた。
裏山なのでそれほど高いわけではないが、付近が一望出来て、なかなかいい眺めである。
これはまた個人的な秘密のポイントが出来たぞ・・と思いながら撮影した。

ところで10分ほど撮影していたが、その間2回、どこか(恐らく地面の下)からゴゴゴゴ・・・と低い周波数の音が聞こえた。
地鳴りだろうか。
スロースリップ?
まさかトンネルを掘っているわけではあるまい。

山の中で地震に遭遇する恐ろしさを知っているので、Mrs.COLKIDと顔を見合わせた。
今朝未明、大きめの地震があったことも、すぐに思い出した。
直下型に近い鋭い揺れに目が覚めたのだ。

自然のエネルギーの前では無力である。
それにしても、ここで遭遇するのはちょっと勘弁願いたい。
そう思いながら、急いで車で下山した。
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那須にて


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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那須に来ている。
久しぶりである。
途中多少渋滞した程度で到着できた。
天気は良くない。
気温も低く、日中は20度程度であった。
今は夜だが、もっと低くなっている。
エアコンがないので、とりあえずは過ごしやすくて助かった。
残念ながら、連休中は天気はずっとよくないようだ。
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入力ミス


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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出張先で出た話題。
ウェブサイトを通じたユーザーからの商品に対する問合せで、入力画面から各項目をユーザー自身で入れてもらう場合がある。
自分の名前や質問内容以外に、返信用のメールアドレスも入れるようになっている。

打ち間違いを防ぐために、確認用のアドレスを再度入力してもらったりする。
ところがそれでもミスが起こる。
話によると、100件から200件に1件くらいの割合で、メールアドレスの入力ミスが発生しているという。

2度入力するので、打ち間違いというより、多くは完全な勘違いである。
たとえば、ハイフンとアンダーバーを間違える人がけっこういる。
また「.ne.jp」を「.com」と書いてしまうパターンもあるという。
本人はそれが正しいと思い込んで入力しているのだ。

2度入力しているにもかかわらず、「@」より前半のローカル部を打ち間違える人もいるという。
指の動きに癖があって、何度も同じ打ち間違えを起こすのではないか、という。
勢いよくタイプして、機械的に同じミスタッチをするのだ。

ではどう対処するか。
何しろ本当のアドレスがわからないので、相手に連絡の取りようが無い。
先方は、自分の打ち込んだアドレスが間違っているなんて思ってもいない。
いつまで待ってもメーカーから連絡がこないと、イラついているだろう。
下手をすると、どこかの掲示板に、あのメーカーは返事もよこさないと文句を書くかもしれない。
それでもメーカー側としては対処のしようが無く、指をくわえて見ているしかない。

やむなく、本当のメールアドレスはこうなのではないかと、想像して打ってみるのだという。
まったくもって、原始的な手法である。
「@」以降のドメイン部分に関しては、そういうドメイン名が世の中に存在するか確かめてみる。
また前半のローカル部に関しては、ユーザーの氏名などから想像してみる。

驚いたことに、それで大抵の場合は上手く送信できるという。
数字の羅列など、分析のしようがない場合は無理だが、文字を使ったアドレスは、何か意味を持たせている場合が大半で、想像できてしまうのだ。
ただこの方法だと、偶然そのアドレスを使用している赤の他人に届いてしまう可能性もあり、少々危険なやり方でもある。
少なくとも送るメールの本文には、個人情報は一切書かないようにする必要がある。
いずれにしても、アドレスを間違えた張本人は、最後まで自分のミスに気付かないで終わってしまう(笑)
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予約


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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次の出張が10月にある。
ホテルをネットで予約しようとしたら、その期間はもう部屋が埋まっていた。
いつも宿泊しているホテルである。
まだ2ヶ月も先なのに・・・

4泊するのだが、そのうち何日かが、すでに空いていない。
連続して泊まれなければ意味がない。
電話して、何とかならないか聞いてみたが、埋まっている日はどうしても部屋は取れないという。
こんなことは初めてだ。

仕方なく、いつもとは違うホテルを探してみた。
建物は少し古いが、食事がいいと評判のホテルがあり、そこが第二の候補である。
と思ったが、そこもすでに埋まっていた。

他にも数件あったはずだと、少し慌てて近所のホテルをウェブサイトで探した。
町の中心部なので、ホテルが何軒か並んでいるのだ。
いくつか調べたが、4日間連続して部屋をとれるホテルはなかった。

さて困ったぞ・・・
そういえば、駅前に新しいホテルが出来たと、地元の人が言っていたのを思い出した。
グーグルマップでホテル名を調べて、サイトを開いてみた。

そこもほとんど埋まっていたが、ツインの部屋が空いていた。
すぐに予約を入れた。
真新しいホテルだが、調べてみると、どうも食事がいまひとつの感じである。
まあ、贅沢は言っていられない。

ホテルの予約がとれにくい理由は、どうやら外国人観光客らしい。
中国からの直行便があるので、あちらから買い物に来て、ついでに市内の観光をして回るのだろう。
朝の食事の際も、よく彼らと一緒になる。

まあ、ありがたいことである。
宿の件では、少々迷惑をこうむってはいるが、仕方が無いだろう。
いくつかあるホテルの予約が、どれもとれないほど、沢山来てくれるのだ。
きっとけっこうな額のお金を落としてくれる筈だ。
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観察


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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Mrs.COLKIDの那須の実家に行く時、僕は好んで山沿いの暗い道を走る。
普段は人の通らない、林の中を抜ける細い道である。
いかにもお化けが出そうな気味の悪い場所だ。
しかも大抵、遅い時間に通るので、暗闇の中をヘッドライトをつけて走ることになる。

走っていると、道の縁にある草むらから、何かが顔を出してこちらを見る。
ひょいと細長い首が伸びて、ヘッドライトの光を反射した二つの目が光る。
その目が、車が通り過ぎる様子をじっと窺っている。

テンかイタチのような動物だろう。
或いはハクビシンかもしれない。
立ち上がって様子を窺う性質のある獣だ。

面白いのは、その道を走ると、かなりの頻度で彼らに遭遇することだ。
それほど長い区間ではないのだが、どういうわけか大抵顔を出してくれる。
それが面白くて、いつもその道を選ぶのだ。

人間の乗った車など、黙ってやり過ごせばいいものを、つい首を伸ばして見てしまう。
たまたまそこに居合わせた、というわけでは無いだろう。
恐らく車の音を聞いて、わざわざ道のそばまでやってくるのだと思う。

縄張りへの侵入者を咎めに来たのか、或いは強い好奇心からか・・・
彼らがどのような心境で見ているのか、想像すると面白い。
光が目に反射して、自分の居どころがばれている・・とは思ってもいないようだ。
得意とする闇の中に紛れて、人間には気付かれていない、と確信しているのだろう。

ところで、こういう動物たちが、森には多く潜んでいる。
彼らは普段から人間の生活の様子を観察している。
日中は滅多に姿を現さないが、どこかに隠れているだけで、こちらの事をじっと見ているのだ。

北海道でヒグマに発信機を取り付けて調査したところ、意外に人間の住む空間に隣接した場所に潜んでいることがわかったという。
ヒグマは非常に知能の高い動物で、人間の生活する様子をじっと観察している・・という話を読んだことがある。
人間が、たとえば自動車に乗って移動する姿は、山の中でも年中見ることが出来る。
我々が宇宙人の高度な文明を見たら驚愕するのと同じで、ヒグマも高性能な道具を使いこなす人間に対し脅威を感じている筈だ。

そのため、あちらから望んで攻撃を仕掛けてくることは滅多にない。
ヒグマによる襲撃事件は、道で鉢合わせした時や、子熊を守るためなど、やむを得ない場合がほとんどである。
それを防ぐために、鈴などでこちらの存在を知らせ、お互いにトラブルに巻き込まれないようにしているのだ。

ところが、一度人間を襲ったヒグマは、それ以降平気で人を襲うようになるという。
生身の人間が非力であることを知ってしまったのだ。
自分より上と思い込んでいた相手が、実は自分より弱かった。
そう知るや否や、急に馬鹿にしたような行動に出るのは、所詮は浅はかな獣ではあるが・・・
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久しぶりの散歩


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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気温が落ち着いてきたので、久しぶりにカメラを持って散歩に出た。
まだ涼しくなったわけではないので、あくまで軽装備、お供は35mmレンズ1本だけにした。
雲は多かったが、時折強い日差しもあり、けっこう汗をかいた。

いつもの散歩コースを歩き始めたが、半分ほどの距離で切り上げた。
疲れたわけではないが、いきなり無理をしても仕方が無い。
軽くスナップを数枚撮った程度で帰宅した。

暑さが和らいだせいか、街の人出もまあまあに感じられた。
でも連休に入っているので、みな買い物にはお金は使わないのだろうな・・・
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横断


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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世の中では、既に休みに入った会社もあるようだ。
ウチは休んではいられない。
今日は得意先のお店から呼ばれて、朝から打ち合わせに参加した。

お店の開店前の時間を利用しての、新商品の打ち合わせであった。
場所がちょうど青山だったので、仕事を終えてから、いつもの靴のメンテナンスのお店に顔を出した。
時間があったら行こうと思い、実は買ったばかりの靴をカバンに忍ばせておいた(笑)

お店でそれを磨いてもらってから、Mrs.COLKIDと連絡を取り合った。
お墓参りに行く話になっていたのだ。
お墓は下町方面なので、山の手の青山からだと、東京を横断することになる。
地下鉄を乗り継いで移動した。

お墓参りを終えて、タクシーで日本橋のデパートに出た。
そこで昼食を取り、デパートのイベント会場などを覘いた。
Mrs.COLKIDのお気に入りの陶磁器の作家さんと話した。
それからまた家族と別れ、単独行動になる。

家に帰るには早かったので、もうひとつ別の靴店に行くことにした。
山の手方面のお店なので、やむなく地下鉄に乗り、もう一度東京を横断した。
何だか無駄だなと感じながらも、先程と反対方向に向かう電車に乗る。

靴店でいろいろな話をした。
店主ばかりでなく、お客さんなどとも情報を交換できて、非常に有意義であった。
そこで夕刻まで過ごし、それからまた東京を横断して帰宅した。

一日のうちに、何度も東京を行ったり来たりした。
風が強めに吹いており、昨日までの強烈な暑さが和らいだのがよかった。
土曜日のうちに多くの作業が片付いてしまい、ある意味助かった。
明日は明日で、別のことに専念できそうだ。
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傑作


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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↓これは近年に無い傑作(笑)

マイケル・ジャクソン&スーダラ節のはまり具合
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帰宅


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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帰宅している。
出張中は元気であったが、帰りの移動で少し疲れた。
空港からの帰りは、荷物もあったため、途中からタクシーに乗った。

家に帰ってシャワーを浴びて、録画しておいたハウスの最終回を見た。
出張中に溜まった仕事で、明日はかなり忙しくなりそうだ。
明後日も、得意先から呼ばれている。
休む暇もなく、次の仕事が待っている。
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D4 + AF-S VR Nikkor ED 200mm F2G(IF)

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出張で九州に来ている。
皆、盛んに暑いと言っている。
しかし、東京と比べると、ずっと涼しく感じる。

湿度が低いために、過ごしやすいのだ。
多分気温も、こちらの方が低い。
東京のように、もう我慢の限界・・という感じが無い。

位置的には東京より南なのに、こちらの方が楽に過ごせる。
外を歩いても、それほど不快には感じられない。
恐らく東京が暑い一番の原因は、エアコンの排熱によるヒートアイランド現象なのだろう。



オールデン#1339チャッカブーツ。
ユナイテッドアローズ向けモデル。
コードバン。
カラー8。
レザーソール。
バリーラストでサイズは7-1/2D。

やはりどうしても外せない靴である。
この趣味から離れる前に、これだけは揃えておきたい・・という一足だ。
当初は来シーズンになってから買えばいいと考えていたが、コードバンがどんどん値上がりしているのと、資材不足が深刻化してきたのを感じ、とりあえず確保することにした。
某委託販売ショップに、自分の足に合うサイズが出ていて、しばらく前から目を付けていたのだ。
予定外の出費になってしまった。

バリーラストであれば、サイズは7.5Dを選べば間違いは無い。
実際少し力を入れるだけで、スポッときれいに足が収まる。
コードバンなので皺を寄せまいと気を遣い、試着が難しいほどピッタリであった。

やはりコードバンの靴には独特の迫力がある。
雨に極度に弱いという弱点はあるが、「それなら晴れの日に履けばいいだろう」と開き直っても許されるほどの迫力である(笑)
より実用性の高いカーフのチャッカブーツも持っているが、それとは存在感が全然違う。
コードバンの魅力にはまり、こればかり買っている人がいるのも頷ける。

これはユナイテッドアローズ向けに作られたモデルで、インソールには同ブランドのネームも入っている。
型番は同じ#1339であるが、ショップ別注のモデルは、そのブランド独自のこだわりがあり、通常モデルとはどこか仕様を変えてある場合が多いという。
それがどこであるかはわからないが・・・

もしかすると、革の質も選別されているかもしれない。
あるいは今よりずっと質がいい時代があったのか。
コードバンは品質のムラが大きいようで、個人輸入すると、ボコボコした酷い革質の製品が送られてくる場合がある。
このチャッカブーツの革は非常に滑らかで、プロに磨いてもらったら、「あれっ、このコードバン質がいいですね」と言われるほどであった。
安い買い物ではなかったが、あえて国内の新古品を購入した理由のひとつがそれである。

現在米国ではオールデンのコードバンの靴は700ドル台で売られており、輸入して送料と税金を払うと10数万円になってしまう。
国内の価格も、今後さらに高くなると思われるが、現時点ならまだこちらで購入した方が安い場合もある。
正規品を予約すると2年待ちなどと言われているが、以上のような理由から、下手に待つより流通している新古品のほうが狙い目ではないかと考えた。
今後コードバンの供給がどうなるかわからず、購入できる最後のチャンスになる可能性もある。

暑い季節に履く靴ではない。
無理におろさず、しまっておくことにしよう。
新品のままプロに磨いてもらい、ピカピカの状態で箱に入れて棚にしまった。
(時折箱から出して履いてみることになるだろうが・笑)

それにしても、本国の米国でも、オールデンの靴の価格は日に日に上昇していく。
日本で購入する場合は、そこに円安のダブルパンチである。
コードバンがこの金額で購入できるのも、程なく「懐かしい思い出」になってしまうのか・・・

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コピー


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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都内の某繁華街にある靴のお店にたまに立ち寄る。
他の商店に無い、変わった製品が置いてあるのだ。
たまにビックリするようなバーゲンもしている。
かといって安物ばかりかと思うと、店の奥には高価なブランド靴もけっこう並んでいる。
面白い店である。

そのお店に、英国の某ブランドの製品によく似た靴が、自社ブランドの製品として置かれていた。
まあどう見てもコピー品だ(笑)
手にとってみたが、実によく出来ている。
普通偽物というのは、雰囲気ですぐにそれとわかるものであるが、微妙なカーブまで見事に再現されている。

日本で作らせているので、作りは非常に丁寧である。
革質に関しては、やはり本家には敵わない。
コストダウンのためか、製法はマッケイに変えてある。
それ以外はオリジナルの雰囲気そっくりで、そこにかえって違和感を感じて、思わず手にとってしまうのだ。

これ、よく出来ていますね。
と聞くと、
そりゃあ本物をばらして作ったんだからね・・・
と悪びれもせずに言われた(笑)
まあ、どこまで本当かはわからないが、「ギリギリの」やり方のようだ。

興味深いのは、本物も扱っている、というところだ。
店の奥には、英国製の本物が展示されている。
通りに面した目立つ場所に、お店のオリジナルブランドの「そっくりさん」が置いてある。
本物は7万円近い金額、そしてそっくりさんは2万円前後の金額・・・

売れ筋は当然そっくりさんの方だろう。
本物はそっくりさんを売るための販促物のようなものだ。
実際何度かお店に立ち寄っているが、奥にある本物は売れた形跡が無い。
本物は定価で売られており、ネットで探した方が安いものがみつかる。
そっくりさんを売るために置いてあるのだから、むしろ高くしておいた方がいいのだろう(笑)

後日、その話題が、別のアパレル系のお店で出た。
しかし、そのやり方はこの業界の常套手段だと聞いて驚いた。
店の奥に本物を陳列し、より目立つところに、価格を抑えた自社のオリジナル製品を置く。
売りたいのは利益の大きい自社ブランドの方だという。

その靴店のように、実情をお客に話してしまうやり方か、あるいはそ知らぬ顔で上品にいくか。
そこはお店のコンセプトの違いで、演出上の問題だという。
実際には、やっていることは大して違わないのだ。

お客にいかにしてものを売るか・・という点では、どちらも長年養われた技術を持っている。
手法は非常に長けているし、かなりあざとい。
案外、正直に話してしまうその靴店の方が、人はいいのかもしれない。
いずれにしても、真面目な製造業の僕などでは、ちょっと太刀打ちできそうに無い(笑)
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今週は出張


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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ホテルに着いている。
(写真は関係なし・笑)
意外に気温も湿度も高くて驚いている。
すぐに部屋のエアコンをつけた。
明日は設営や打ち合わせで忙しい。
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記録


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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書くのを忘れていたが、昨日は午後になってから、床屋に行ったのだった。
このブログは個人的な記録のために書いているので、床屋に行った日は記録をつけているのだ。
この前いつ行ったか・・という時に便利なようにである。

今日は後半風がふいてし涼しくなった。
皆が今年は暑いと言っているし、僕も暑いと思うのだが、意外にも身体のほうは、その割りに元気である。
今のところ暑さにやられてグッタリ・・というところまではいっていない。
今日も、何のかの言いながら、けっこう歩き回った。
年齢を考えると、いきなりグッタリとくる場合もあるので、注意して動いている。

明日は午後から出張に出る。
そのため今日はここを書いている時間が取れない。
出張の準備がまだ終わっていないのだ。
むこうの暑さが少し心配である・・・
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水位


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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海面が上昇した場合、地図上でどこが水没するかをシミュレートするツールがある。
地球温暖化の影響を探るためのソフトだ。
水位が何メートル上昇するかによって、土地の標高の高い低いに応じて、グーグルマップ上の海面より低くなる部分を色分けするソフトである。

もちろん堤防など、水の流入を防ぐための建造物があるので、単純にその予想通りにはならないだろう。
現に海抜ゼロメートル地帯というのがあるくらいだ。
しかし水が流れ込んでしまった場合、地面の高低差は嘘をつかない。
水は最終的には低い方に流れていく。

温暖化による海面の上昇は、ある程度対処できる可能性があるが、急な天災の場合そうはいかない。
地震に伴う津波や、台風の大雨による河川の氾濫などである。
近年の異常気象を考えても、むしろそちらの方が、近い将来に起こりうる。

津波は川を伝って上ってきて、そこから溢れた水が、予想外の方向から襲ってくることがわかった。
一方大雨の洪水の場合は、逆に上流の地域から、水が大量に下ってくる。
災害の直撃を受けている時は、このマップ通りはいかないだろうが、最終的に流れ込んだ水が残る地域は、予想に近いものになるだろう。
こういうものを参考にして、少しでも安全な土地に移り住むのは、賢明なやり方である。

このソフトでシミュレートすると、下町である我が家は当然すぐに水没・・・
そう思ったのだが、なぜか自分の家の周辺だけ土地が水没せずに残っている。
水位を上げていき、周りがすべて水没してしまっても、家の周りは「島」となって残る。
少し高台になっているようだ。
それに加えて、マンションの上の階であるから、比較的水害には強いのかもしれない。
まあ、島になってしまうと生活するのは難しいが、それでもちょっと意外な結果であった。

会社の工場の辺りはどうだろう・・・
と思ったら、こちらも水位が上がっても粘り強く残ることが判明。
実際には川が近くを流れており、そこからのダイレクトな被害は考えられる。
しかし数十年前の大洪水のときも、ここは大丈夫だったという地元の人の証言があり、それを裏付ける形となった。
まあ実際にそんなことが起きたら、交通が遮断されてしまい操業はストップであろうが・・・
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