一言


SIGMA DP1 Merrill

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一眼レフカメラを持った人を、街で大勢見かけるようになった。
いいのだ。
それぞれ好きなようにやれば。
そう思っている僕でさえ、さすがに一言いいたくなる人がいる。

はるか遠くの風景を写すときに、ストロボを光らせる人だ。
わざわざポップアップして、意識して光らせている。
そういう人が、けっこう大勢いる。
暗いところを写す時は、ストロボを光らせましょうと、取説に書いてあったのだろうか。
まるで雨の日に、庭の花に水をやる人のようだ。

そんな人に限って、立派なカメラを持って、その上本格的なカメラマン用のベストまで着たりしている。
いや、いいのだ、好きにやれば・・・
しかしさすがに、あんた、あそこまで光が届くとでも思っているのか!というセリフが出掛かる。
まあ、我慢して何も言わないのだけれど・・・



今日の時計ベルト。
バセロン・コンスタンチンのアンティークに、カワチヤ時計ベルト店オリジナルのクロコダイル・マットのブラックをつけた。

パテック等の薄型ムーブメントのアンティークを意識して、あえて厚みを持たせずに作られたクロコダイルのベルト。
このバセロンもちょうど対象に入るだろう。
サイズは16mmから20mmまで1mm刻みで揃っており、アンティーク時計を熟知した人の企画であろうと思われる。

フォーマルな席のために、バセロン用の黒いベルトを探していた。
その候補として購入してみた。
ベルト根元の厚さは3mm弱になるが、ほぼ全域に渡って実測2mm程度の厚み。
裏材には、汗に強いといわれる合皮のソフリナがおごられている。
つや消し仕上げではあるが、ブラックを見る限り、特有のやんわりとした艶が乗っている。

ワニ系の薄型ベルト全般に言えることなのだが、その薄さゆえ何となく質感が殺がれているように見える。
革そのものは決して悪いものではないのだろうが、やはり多少の膨らみが欲しくなる。
もっともアンティークを知る人は、こちらこそ正統と言うのかもしれないが・・・

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気圧


D4 + AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR II

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まだ花火の写真があるので、もったいないから載せておく(笑)
花火が昨晩でよかった。
今日は一日どんよりと曇り、時折雨のぱらつく薄暗い一日であった。
視界も悪く、おそらく花火をあげてもはっきりとは見えなかったろう。

午後になってソラマチにでかけてみた。
面白いお店もあるのだが、まだまだ異様な混み方で、ショッピングモールが本来の機能を果たしていない。
モール内の道を歩くのも大変で、ゆっくりと商品を見る雰囲気ではない。
もう少し落ち着くのを待つしかないか。

その後Mrs.COLKIDは銀座に向かったが、僕はどうしても行く気になれず、日本橋から別行動をとった。
理由はわからないが、今日は銀座に行きたいという気持ちにならなかった。
三越本店を軽く覗いて、秋葉原に出てヨドバシを見て帰宅した。
曇りの日は気圧の関係か、どうも調子が出ない。



今日の時計ベルト。
シーマスター・アクアテラに、ジャン・ルソーにオーダーしたスムースカーフのダークブラウンをつけた。

秋を意識して、普段使い用に作ったベルト。
同社のカーフは、比較的安価なので頼みやすい。
納期も短いので、季節に合ったものをオーダーできる。
(他社は出来上がるまでに季節が変わってしまうのだ・笑)
色はダークブラウンと書いたが、正式な呼び名ではない。
同社の仕様書には、色番号のみが記入される。

今回のベルトも、バンビのフォールディング・バックル専用の設計にして、12時側を切り詰めてもらった。
動くのを嫌って遊革を付けない人もいるというので、試しにそのタイプを選んだ。
したがって固定された定革ひとつしか付いておらず、ちょっと見た目には寂しい。
6時側はそれに合わせて、ループから飛び出しすぎないよう短めに作られている。
僕の腕の太さに合わせたもので、オーダー品ならではの仕様である。

ステッチは、適度にコントラストを出しながらも、しっくりとマッチするよう、生成りに近い明るいブラウンにした。
手縫いの無料キャンペーン中だったので、当然手縫いにしてもらった。
手縫い用糸とミシン用糸では番手が異なり、用意されている糸の色も違うので、お店でサンプル帳を見せてもらって選ぶ。
ベルトの厚みは前回ほど極端なことはせず、アクアテラに妥当と思われる5mmを選んだ。

裏材はラバーのベージュにしてみた。
同社はラバーにも数種類の色が用意されている。
しかし耐汗性のある素材としては同社オリジナルのアンチスエット・レザーもあり、正直なところ感触はそちらの方がいいように思う。
ラバー材を選ぶと縁はこて仕上げになるが、丁寧に処理されており仕上がりは申し分ない。
一般により高級と言われるへり返し仕上げは、皮革をかなり薄くすいて折り曲げているため弱く、痛んだ場合も修繕不能なので、通は案外こて仕上げを選ぶという。



最初に受け取った時は、少し外したかなと思ったが(笑)、じわりと良さが出てくるベルトだ。
アリゲータに比べれば、カーフの質感が劣るのは致し方ないが、季節にはよく合っている。
今日一日着けて歩いてみたが、案外いいな・・という気持ちになった。

個人的にはカーフ系素材のラインナップを、もう少し充実させてくれると嬉しい。
しかし同社はアリゲータを自社のメイン商品と考えており、安価なカーフを増やすことには抵抗があるようだ。
オプションの多くに無料で対応してくれる同社のシステムを考え合わせると、このカーフはかなり割安感があり、知るぞ知る目玉商品なのだが・・・



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花火


D4 + AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR II

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急に花火が始まった。
Mrs.COLKIDに呼ばれてベランダに出てみると、ドンドンと盛大に打ちあがっている。

あわててカメラを用意した。
ボディは手元にあったD4にした。
レンズは最初は400mmを付けたが、大きすぎることがわかり、途中から70-200に付け替えた。
三脚はジッツォの5型アルミにカンボのヘッド。
残念ながら2点固定する時間はなく、普通にRRSのクランプで銜えただけ・・・

それにしても見事なアングルである。
東京スカイツリーを背景にバンバン打ちあがる。
まるで劇場の特等席でショーを見ているみたいだ。
これってウチのために打ち上げてくれている訳じゃあないよね?(笑)



D4 + AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR II

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見解2


SIGMA DP1 Merrill

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例の「Dバックル装着時ベルト方向正逆問題」について、マニュファクチュールの雄、JL社より返答を頂いた。
JL社はベルトを正方向につけている数少ないメーカーのひとつだ。
あえて他社とは違う方向を選んだことに、はっきりとした理由があるのか問い合わせてみた。
(以下は要約してある。実際にはもっと丁寧な文章であった)

「スイスに問い合わせたところ、バックルが12時方向についている明確な理由はないそうです。
ただ時計を外した状態での美しさと、腕に装着した時に余剰部分が手前ではなく外側を向いている方がいい・・というのが、恐らく正方向を選んだ理由だろうというコメントがありました。
あくまでも個人的な意見ですが、他社は装着する時に着けやすいという理由で逆にしているのかもしれません。
そのあたりは、実際に長いベルトを12時方向につけているブランドに尋ねていただいたほうがはっきりするかと思います。
明確な答えにならず申し訳ありません」

という返答であった。
わざわざ本国にまで尋ねていただき、感謝すると同時に恐縮してしまった。
この問題は、ついにスイスにまで飛び火してしまったようだ(笑)
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壁の二匹


SIGMA DP2 Merrill

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忙しくて帰りが遅い。
夜になり事務所を閉めようとしたら、アマガエルが壁にはりついていた。
いつもの大きいカエルと、今日はもう一匹、小さいのが来ている。

白い壁に集まる虫を食べているのだ。
とはいっても、この気温である。
もう虫など、ほとんど飛んでこない。
必死になって、一晩中食べ物を探して歩くのだろう。

最後の追い込みの時期だというのに、こんなに小さいのがまだいるのか。
この大きさで、冬を越せるのかどうか・・・
何だか悲壮感が漂っている。

可哀想になり、あちこちを探して、小さな虫を捕まえた。
指につまんで、小さなカエルの目の前に持って行き、虫をちらつかせてみた。
カエルは少し考えていたが、やがて意を決したように僕の指に手をかけ、パクリと虫を食べた。
そして美味しそうに、モグモグと口を動かした。
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見解


SIGMA DP1 Merrill

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昨日の問題。
ナンバー1雲上ブランドであるP.P.社に電話でお聞きした。
明快に以下のような回答をいただいた。

「当社では片側式の折りたたみバックルの場合は、ベルトの取り付け方向は通常の尾錠タイプとは逆になります。その方が手前に引っ張って外しやすいからです。左腕に時計をつけて、右利きの方が外しやすい形を考えています。しかしお客様によっては、ベルトの方向を付け替える方もおられます。ベルトの取り付け方向にきまりはありませんので、ご自分の使いやすい形で問題ないと思います」

とのこと。
穏やかな話し方の紳士が、丁寧に教えてくださった。
うーん、欲しくなってしまったぞ(笑)
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証言


SIGMA DP1 Merrill

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時計ベルトのDバックル使用時上下入れ替え問題について、いくつかのお店をまわって話を聞いた。
実際の製品を見ると、確かにシングル式のフォールディングバックルを付けた時は、多くのメーカーがベルトの6時側と12時側を入れ替えている。
高級時計店でカラトラバを見たが、ベルトの上下が入れ替わって、巨大なパテックの十字マーク入りのDバックルが、下方にぶら下がって展示されていた。
確かに逆であることを意識すると、何だか奇妙な姿に見える(笑)
一方でジャガー・ルクルトなどは、Dバックルをつけてもベルトの入れ替えは行わず、通常方向のままで売られていた。
(以降ベルトの入れ替え無しを正方向とし、入れ替えありを逆方向と書く)

某百貨店の高級時計売場での証言。
こんな言い方では怒られるかもしれませんが、それはメーカーの自由です。それぞれが研究して、いいと思う方向につけていると思います。これが正しいという規則はありません。

ベルトメーカー1の証言。
当社で販売しているフォールディングバックルは、ロゴの方向の関係で、逆が正規の方向です。ですがお客様の自由で、付けにくいという理由で正方向にする場合も多いです。どちらでもまったく問題はなく、使いやすい方向にすべきです。

ベルトメーカー2の証言。
外した時のバックルのロゴが、時計と同じ向きになるのが正しい方向という見解をよく聞きます。ただし状況に応じて方向を変えるお客さんも多いです。シングル式の場合、金属板部分が腕に当たって痛い場合があり、入れ替えでそれが解消されることがあるからです。両開きバックルでロゴがない場合は、正方向でいいように思います。

某ベルト専門店の証言。
まったくお客様の自由だと思います。特にどちらが正しいとは意識していません。使い勝手に応じて、お客様の好みでどちらの方向にもつけます。

というわけで、誰からも納得の行く答えは得られなかった(笑)
しかしこれほど多くの時計メーカーが逆方向を採用している以上、明確な理由があるはずである。
引き続き調査を続けようと思う。
ちなみにバンビのウエブサイトを見ると、表からロゴの見えない同社の製品は、シングル式は逆、ダブル式は正、の方向で装着例が載っている。
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混雑


SIGMA DP2 Merrill

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昨日はよく寝た(笑)
さすがに今日は、そんなに休んでいられない。
二日も寝ていたら、馬鹿になってしまう。

午後になり、銀座、丸の内方面を回った。
昨日ご指摘のあった、時計ベルトの取り付け方向の調査をした(笑)
専門店や百貨店の売り場を回り、いろいろ質問して話を聞いた。

秋葉原まで行ったところで、Mrs.COLKIDから電話が入った。
丸ビルあたりで食事をしないかというのだ。
そこでもう一度東京駅まで戻った。

今話題の場所なので、混むわ、混むわ・・・(笑)
レンストランの前にも行列が出来ている。
比較的空いていたタイ料理のお店で食事をした。
酸っぱいのや辛いのが連続して出てきて、Mrs.COLKIDは参っていたようだ。
もちろん僕は全然平気。
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お休みの日


SIGMA DP1 Merrill

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一日のんびり休んだ。
今まで休んだと書きながら、本当に何もせずに休んだ日はほとんどないのだが、今回は本当に一日休んだ。
ぐっすり寝てみると、少なからず体調が変わるものだとわかった。
休むことに慣れていないので、かえって体調を崩しはしないかと不安になる。



今日の時計ベルト。
バセロン・コンスタンチンのアンティークにジャン・ルソーのアリゲータつや消しをつけた。

以前アトリエで革の選定をしたベルトである。
50年代(頃?)としては驚異的な薄さの時計なので、ベルトもそれに合わせることを意識した。
ラグの部分は2mmほどしかなく、ラインがスムースにつながるよう、ベルトも思い切って薄くしてもらった。

表側は艶消しのダークブラウンのアリゲータ、裏側はアンチスエットレザーのブラウンを選んだ。
糸は同色のハンドステッチにしたが、これはキャンペーン中で無料オプションであった。
縁部分はへり返し仕上げにしてもらった。

バックルは両開きタイプにするつもりだったので、左右の長さはほとんど調整しないで済んだ。
穴は自分の腕の太さに合わせ、オーダー品らしく3個のみ開けた。
バックル用の中央の切り欠きはなくした。



難しいなと感じたのは、幅が17-14と狭めでしかも厚みを抑えたことで、製品として出来上がってみると、原皮の持っていた圧倒的な迫力が大分薄れてしまう、ということだ。
予想されたことではあったが、ベルト選びの難しさを感じる。
色合いも見事に合ってはいるのだが、むしろ合いすぎて目立たない。

ベルトが完全に時計の引き立て役に回っている。
雲上クラスの高級時計を見ても、ベルトがイマイチに見えることも多いが、考えてみれば意図的にそうしているのかもしれない。
あくまで主役は時計本体で、ベルトは脇役に過ぎないのだ。

このベルトは、でしゃばることなく、ごく自然に時計と同化している。
腕につけても、何の主張もせずにすんなりと納まる。
本当はこういうベルトこそが「いいベルト」と言えるのかもしれない。
長く使って初めて価値が伝わってくるベルトのように思う。

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午前様


SIGMA DP1 Merrill

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今日はやっと床屋に行くことができた。
先週は台風の接近でお店が早仕舞いしてしまい、希望を果たせなかったのだ。
今日は三連休の初日ということで、逆にお店はいつになく空いていた。
そろそろ気温も低くなって、床屋に行く回数を減らしている人もいるのではないかという。

その後八重洲で高校の同期数人と会った。
亡くなった高校時代の友人の七回忌を行ったのだ。
僕の歳になると、そろそろそういう話が出てくる。
遅くまで皆の話を聞き、帰宅は午前様になった。



今日の時計ベルト。
シーマスター・アクアテラにジャン・ルソー特注のアンチスエット・ベルトをつけた。

オメガ専用に、極めて特殊な仕様でオーダーしたベルト。
通常裏材として使用される同社のアンチスエット・レザーのブラックを、あえて表材として使用してもらった。
さらに裏材には同じくアンチスエットのブラウンを配し、アンチスエットのツートンとした。
手縫いのステッチはダークグレーの糸を選び、コントラストを抑えてわずかに浮き立つようにした。

厚みは思い切って7mmという肉厚仕様にしてみた。
ブライトリング並みの厚みである。
バックル穴の開く位置の厚みは3mmなので、かなりの落差で厚みを落とすことになる。
ベルトが硬くなり手首がサイドから挟まれることを心配したが、革が柔らかいのか意外にしなやかで、腕に心地よく巻きついて装着感は良好である。

バックルはバンビの三つ折れプッシュバックルを使用することを前提に、6時側を延ばし12時側を切り詰めた。
このバックルは一般の三つ折れ式より長いので、ただベルトを切り詰めるだけでは駄目で、穴の位置も計算して開ける必要がある。
いずれにせよオーダー品なので、僕の腕の太さに合わせて、センターホールの位置を決定した。

通常タイプのバックルは一切使用しないので、中央の切り欠きはなくした。
遊革はフリーにしないで、定革と並べて縫いこんで固定式にしてもらった。
6時側の長さも、それにスムースに納まるよう調整した。
使ってみるとこの方が調子がいい。



バックルの位置はドンピシャリで、金属板が手首の真裏からわずかにサイドにかかる位置にくる。
慎重に位置合わせをしたのが功を奏している。
すべてが自分の腕にピタリと合っており、アトリエで時間をかけて打ち合わせないと不可能な仕様である。
オーダーメイドの靴のようだ。

12時側が短いので、写真に撮ると少々不恰好に見えるが、バックルを留めるときれいにまとまる。
アクアテラとの相性も良く、この時計のスタンダードとして使えそうだ。
あえて言えば、少し面白がって膨らませすぎたかもしれない(笑)
今後アクアテラ用に別のベルトを発注する時も、このサイズに合わせて作ればいいだろう。



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鹿


SIGMA DP1 Merrill

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ペットショップで鹿を売っていた。
こんがり焼いたトーストのような、小麦色の毛並みを見て、飼ってみたくなった。
聞くと6匹セットでしか販売しないという。
オスが3匹、メスが3匹。
それらが1mくらいの水槽の中に入っている。
水槽の中央にまとまって、毛皮の塊のように、身を寄せ合っている。

こんな小さな水槽で、鹿が飼えるのだろうかと思い、店員さんに聞いてみると、
「鹿は臆病だから、真ん中に集まる習性があるんです。大きすぎては、怖がるので駄目なんです」
と教えてくれた。

仕方ないので、6匹セットで買った。
いくら払ったか覚えていないが、大した額ではなかった。
鹿の入った1mの水槽を持ち上げると、持てない重さではない。
それを抱えて、家に持ち帰った。

自分の部屋まで持ってきて、窓際に水槽を置いてみた。
鹿は水槽の中で、中央に固まっておどおどしている。
僕の散らかった部屋を怖がっているのか、ぶるぶると震えている。
この様子では、手からエサを食べるようになるまで、時間がかかるかもしれない。
飼ってみてあまり面白いペットではなさそうだ。

後先考えずに買ってしまったが、これがMrs.COLKIDにみつかったら大変なことになると気付いた。
こんな臭い生き物を家に持ち込むなんて、絶対許してくれるはずがない。
日光にでも捨ててくるように言われるに違いない。
これはえらいものを買ってしまった・・・どう言い訳しようか。

と、そこで目が覚めた。
ホテルの天井が見えた。

出張から帰ってみると、Mrs.COLKIDと母親で旅行に行く計画を立てていた。
奈良ホテルに泊まりに行くという。
あなたも行くかと聞かれた。

奈良に何をしに行くの?鹿でも見るの?・・と言おうとして、昨晩の夢のことを思い出した。
そうか、それで鹿の夢を見たのかと、そのことを不思議にも思わず、ごく自然に納得した。
あなたにアリソン・デュボアのように予知夢を見る能力があるとは知らなかった・・と、Mrs.COLKIDから言われた。
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電気自動車


SIGMA DP2 Merrill

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仕事場に行く時に、N社の電気自動車のタクシーに乗った。
小さい2ボックス車で、入口が狭いのが不便であるが、乗ってしまえば足元はそれなりに広く、まあまあ静かである。
リアの短い車なので、ドアの位置が悪く、開口部がシートにかかってしまうのだ。

車としては作り慣れている感じで、意外にかっちりと出来ていた。
運転したわけではないが、ボディ剛性もわりに良さそうに見える。
T社のハイブリッドのPより、こっちの方が出来がいいかな・・と言ったら、Pを持つお客さんがみなそう言うという。

ただ実用性はまだまだのようだ。
航続距離が短いので、限られた範囲でしか使えないのは、スペックから分かる通り。
他にもいろいろ問題を抱えていることを、ユーザーの目で教えてくれた。

タクシーとして使う場合、非常に大きな問題はバッテリーの交換で、200万円もかかるという。
思わず、えっ!?と聞き返してしまった。
発売当初に購入した車なので、車両が400万円もしたという。
その半分はバッテリーの価格らしい。
4万円のバッテリーが50個入っているのだと教えてくれた。

そのバッテリーが携帯電話のバッテリーと同じで、使っているとだんだん劣化して、もちが悪くなってくるという。
平地を走っていれば百数十キロ走るが、上り坂や夜道、エアコンなどをつけるともっと短くなる。

加速はよくて、過給機付エンジンみたいにグングンと加速するのを、実際にやって見せてくれた。
しかしそういう走りをするとバッテリー残量はどんどん減っていく。
ガソリン車よりむしろ残量が気になってしまい疲れる(笑)
充電はコンビニなどの高速充電器で500円、家で一晩かけて充電すると100円ほどかかるようだ。

どこかの電機メーカーが高性能なバッテリーの開発に成功して、これで電気自動車のバッテリー問題は解決か・・と聞いたのが、もう1年以上も前だ。
いまだにこんな程度なのかと思ったら、他にも理由があるのではないかと運転手さんが言う。
一気に高性能なものを出しても、それまでに無理して未完成なものを買ってくれたお客さんに申し訳が立たないので、メーカーも少しずつ性能を上げていくしかない・・というのが運転手さんの持論である(笑)
バッテリー技術は日進月歩なので、一年も経つと旧型になってしまうから厄介だ。

T社がハイブリッドにこだわるのは、一気に電気自動車に移行すると、長年積み上げたエンジン技術が必要なくなり、自動車メーカーの存在価値がなくなってしまうから・・という記事を読んだ。
他分野のメーカーが、比較的簡単に参入できるという脅威。
そればかりでなく、部品点数の少ない電気自動車に替わると、日本中にある多くの下請け企業の仕事がなくなり、経済的に大きな打撃を受ける。
夢の・・ではなく、悪夢の技術になりかねないわけだ。
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暗証番号


SIGMA DP1 Merrill

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今日も出張先で一日仕事で話題がない。
かわりに受け売りであるが、面白かった話題にリンクを張っておく。

カードの暗証番号4桁、最もよく使用されている番号トップ20

自分の暗証番号をみつけてしまったら要注意だそうだ。
ちなみに学生時代に教育関係の学部の人は6334が多かった(笑)
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最高速


SIGMA DP1 Merrill

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出張先で仕事に専念しており、ここに書く話題がない(笑)
今日は朝から現場でセッティング、途中お偉方が見に来るというので、終わっても帰るわけにもいかない。
夜になりタクシーでホテルに帰っても、食事はコンビニで買ってきたもの。
部屋ではテレビもつけないので、事実上の隔離状態だ。
世の中で何が起こっているのかわからない(笑)

話は飛ぶのだが、プロ野球のピッチャーの最高球速って、一体何キロなんだろうと思い調べてみた。
検索ではいろいろな説が出てきて、意外にはっきりしない。
計測の方法が進化しているので、公式記録と認められないものがあるのも理由らしい。
スピードガンで測定していた時代は、計測値に誤差が多かったようだ。

一番明確に書かれているのは、やはりWikipediaだった。
それによると、日本プロ野球での最高球速はジャイアンツのクルーンの162キロ。
日本人投手では、西武の前田とヤクルトの由規の出した161キロ。
MLBではアロルディス・チャップマンが公式には169キロ、非公式には171kmを出しているという。
もっと以前にとんでもない天才もいたかもしれないが、運動生理学などの進んでいるこれからの方が有利か?
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出張の週


SIGMA DP1 Merrill

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例によって九州に出張に来ている。
今回のホテルは繁華街に立つ新しい建物だ。
ビジネスホテルなので豪華ではないが、新しいので快適に過ごせる。
お化けの気配はまったくない(笑)

こちらは寒いくらいで驚いた。
湿気も少ないようだ。
明日の朝は一番冷え込むから気をつけるようにと言われた。
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