晴天の日曜日


LEICA X1

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昨日に引き続き気持ちのいい晴天であった。
部屋でのんびりしていたが、あまりに勿体無くて、午後になって外出。
オールデンのコードバンを履いて出た。
雨の日には絶対に履けないので、こういう機会に履かないと・・・
汗ばむような陽気であったが、日陰に入るとひんやりとして気持ちが良かった。



アレン・エドモンズがまた加わった。
マックアリスター・ウイングチップ・オックスフォードだ。
メルロー・バーニッシュド・カーフという色である。
サイズは7.5の3E。

パーク・アベニューに次ぐ、同社の人気モデルである。
カーフのマックアリスターには5色が用意されているが、その中の赤みを帯びた濃いブラウン、いわゆるワイン色のモデルである。
以前よりこの色の内羽根式ウイングチップが欲しくて、時折アレン・エドモンズのサイトでマックアリスターを眺めていた。
僕が買うとなると幅は3Eになるので、日本のお店に入ってくることはまずない。
本国より個人輸入するしか入手方法は無いのだ。

今回たまたまセールでこの機種が対象になり、定価より100ドル以上も安くなっていた。
しかもストックを調べると、メーカーにこの色の3E幅の在庫があるという。
幅広の在庫があることは滅多になく、通常注文を受けてからの製造になり、完成に数週間かかる。
マックアリスターは人気モデルなので、多少在庫を作ってあったのだろう。
これは千載一遇のチャンスと思い、セールの期間が終わる直前に発注した。
案の定ひとつしか無かったようで、注文をクリックすると在庫はゼロになった。

例によって、転送サービス会社を利用した。
恐らく手数料を入れても、転送サービス会社からの送料の方が安いだろうとみたのだ。
メーカーから転送サービス会社まで4日ほど、そこから日本まで4日ほどかかった。
土日を挟んだのと、転送会社がのんびりしているのとで、全部で2週間近くかかった。

アレン・エドモンズは、価格が安めの設定なので買いやすい。(今回も259ドルであった)
細部の作りは程々であるが、革の質は決して悪くない。
独特の無骨な雰囲気に、最初は多少戸惑うのだが、使ううちにお気に入りのひとつになることが多い。
足元で強い存在感を放つため、所有する満足度が高いのだ。
最上級のクオリティを求めると肩がこるが、この会社の製品にはそれがない(笑)
アレン・エドモンズをたくさん持っている人を知っているが、その辺が魅力なのだろう。

サイズは7.5(ほぼ日本の25.5に相当)の3Eである。
今まで同社で木型の違ういくつかのモデルを買ってみたが、どれもこのサイズで、僕の足に一応のフィッティングを見せてくれた。
まあ、仮に試着したとしても、結局このサイズになるだろう・・という大きさである。

マックアリスターに使われている木型は、同社のパーク・アベニューと同じ65ラストである
実はこのラストは同社の木型の中でもっとも細めだそうで、足の幅が狭く細長い人に向いていると謳われている。
本来僕の足には一番合わない筈なのだが、そこは3Eを選ぶことで何とかなっている。
幅はピッタリ吸い付くがヒールカップは少し緩め・・実用上は問題なく使用できる・・というフィッティングである。

鼻先が長めのデザインのため、幅広ではあるが不恰好ではなく、外観は意外にスマートで悪くない。
やたら見かけるようになったオールデンより、今はこちらの方が面白いかもしれない。
早速新品のうちに、磨きに持っていこうと思っている。
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