自転車道


D810 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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海外で戸惑うことが多いのは、交通事情やルールの違いだ。
ドイツでは自転車の専用道路が発達している。
恐らくエコロジーや環境保護の関係で、自転車での移動が推奨されているのだろう。

広めの道では、歩道と車道の間に自転車専用レーンが設置されている。
僕の行った町では、歩道の一部を自転車用に塗り分けている場所が多かった。
そこをビュンビュンとかなりの速度で自転車が通過していく。



これは慣れないとけっこう危ない。
日本人は、歩道は歩行者のものと安心しきって歩いているので、ついこのレーンを見逃してしまう。
僕のようにカメラを持ち被写体を探しながら歩いている人間だと特に危ない。
被写体に気をとられていると、後ろからきた自転車がかすめていく。
慌てて避ける場面が何度かあった。

また交差点でもかなり戸惑った。
信号待ちで立っていると、歩道と車道の間に自転車用レーンがあり、目の前を自転車が高速で横切っていく。
青になり前進する場合、車道を走る自動車より先に、専用レーンの自転車に注意しなければならない。
交差点ではどうしてもこのレーンを横切ることになるからだ。

やっと慣れたのは、ドイツから帰国する頃だった(笑)
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