不思議な気分


D800E + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

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姪の結婚式で、少し不思議な気分になった。
集合写真を撮る時に、躊躇して立ち止まると、こっちこっちと引っ張られて、比較的目立つ場所に立たされる。
陰でサポートする役のつもりだったので、これでいいのだろうかと、何とも落ち着かない。

確かに僕は、新婦の義理の叔父に当たる。
しかし、その一族と直接血がつながっているわけではない。
それどころか、今日初めて会う人までいるのだ。
それが、何かと前に立たされるので、戸惑ってしまったのだ。

テーブルは、新婦の親である義理の兄夫婦と一緒で、義父と義母の席、つまり一番末席についた。
あと二人いる義兄を差し置いてである。
義母が目が悪いので、面倒をみる人が必要で、それが実の娘であるMrs.COLKIDの役目なので、夫である僕も、その隣に一緒に座る事になったのだ。
思わず「僕もこの席でいいのでしょうか?」と聞いてしまった。

自分の一族の集まりの時は、大きな顔をしていても、今日は知らない人ばかりだ。
その中で、上のほうに座らされるので恐縮してしまう。
そもそも僕は兄弟がいないので、こういう経験がない。
姪が結婚すると報告を受けた時も、僕も式に出るの?と聞いて、当たり前でしょう!と怒られたのだ(笑)

那須の実家の裏山に、ひとりで撮影に入る時も、山道ですれ違った近所の人から、どこから来たか問われる。
Mrs.COLKIDの夫であることを告げると、すぐに相手は納得して、表情が緩み、家に遊びに来るようにとまで言われる。
最初は「怪しいやつ」と思われたのだろうが(笑)、本家に属する人物とわかると、一気に位が上がる。
知らないうちに、東京から来た少し変わった夫として、リストに登録されているようだ(笑)
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