くしゃみエリア


D800E + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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晴れた日は、花粉症の症状が酷くなることが多い。
涙が出て、鼻水が出て、くしゃみが止まらなくなる。
中でもくしゃみは強烈で、一度出ると5回くらい連続して出ることもある。
それも腹や首の筋肉を傷めるほど激しいものだ。
ピッチャーが投球するように、身体を前後に勢いよく曲げるので、本当に筋を痛めてしまうことさえあるのだ。

鼻がムズムズしてくるのが危険信号だ。
時にはほとんど予告無しに、発作的にくしゃみが出ることもある。
鼻がムズッとした直後に、爆発するようにくしゃみの連発がはじまるのだ。

先日は電車から駅のホームに降り立ち、階段を上り始めたところで、鼻に違和感を感じた。
あっと思った直後、いきなり発作に襲われた。
くしゃみの連発に苦しみながらも、以前まったく同じシチュエーションで発作が起きたことを思い出した。
昨年、花粉症が悪化した時に、まさにこの同じ場所で同じ状況に陥ったのだ。

どうやら、くしゃみが出やすい場所があるようだ。
多分浮遊する花粉の量が多い地点なのだろう。
駅の階段は、風の通り道で外部から空気が流れ込むのと、大勢の人が勢いよく歩くので花粉が巻き上げられるのかもしれない。

意識していると、そういうエリアが何箇所かあることがわかっくる。
たとえば、会社の建物の中にある窓のない部屋もそうだ。
以前より、妙に風がスースーと入り、閉鎖されている空間の割には寒い場所だなと思っていた。
埃の吹き溜まりになっているのだろう。
その部屋の奥に入ると、いきなりくしゃみの連発が始まる。

また、あろうことか、自分の部屋にもその傾向があることがわかっている。
椅子に座って作業していると、時折くしゃみの発作に襲われるのだ。
これは言うまでも無く、散らかり放題で埃っぽいからであろう。
片付けて徹底的に掃除すれば、多少は改善されるのであろうが、今はそんな時間は無いので、我慢しながら過ごしている。
そうしているうちに、花粉症の季節は通り過ぎるだろう。
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