洗練

D4 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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昨晩はD4を持って銀座を歩いている時に地震に遭った。
歩いている人たちの携帯から、一斉に警告音が鳴り出した。
互いに顔を見合す。
あかの他人ではあるが、こういう時は妙に連帯意識が強まる（笑）

僕は上からガラスが降りかかることのない交差点まで移動し、信号の取り付けられた支柱につかまった。
揺れが始まるとその信号がユサユサと動いた。
しかし大したことはなさそうだ。

震源は千葉東方沖と表示される。
銀座は僕の中では危険地帯なので、一応少し内陸に移ろうと思い、撮影を切り上げて有楽町方面に移動した。

D4はニコンの偶数番号のプロ機の言い伝え通り、革新的というより保守的なカメラに思えた。
D3を徹底的に煮詰めて洗練させたカメラという印象が強い。
形もD3と共通の部分が多く、RRSのD3用プレートまでが装着可能だ。

使い勝手も似ていて、D3に慣れた人なら取扱説明書を読まなくても操作可能だ。
実のところ、僕もまだ読んでいない。
充電されたバッテリーを入れたら、そのまま撮影を開始することが出来た。