シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

ハリーポッターと死の秘宝PART2

2011-07-19 | シネマ は行

今シリーズ最後にして初の3D作品。ですが、ワタクシは3D嫌いなので2Dで鑑賞しました。

はぁぁぁぁ、ハリーが終わっちゃうよぉぉぉぉという脱力感が7月に入ってからじわじわとワタクシをむしばんでおりました。その一方でこの10年間続いたシリーズの最後を早く見届けたいという思いも日に日に強くなっておりました。原作を読んで結末は知っているはずなのに、やはり映画の中でハリーダニエルラドクリフやロンルパートグリントやハーマイオニーエマワトソンの姿を見るのが楽しみでなりませんでした。

PART1はドビーが死んじゃったところで終わったんでしたね。PART2の冒頭でドビーのお墓を見てまた泣きそうになってしまいました。

いよいよ、ヴォルデモートレイフファインズとの最後の戦い。いいもんの魔法使いたちはホグワーツに陣取っていますが、そのホグワーツもいまやダンブルドア校長マイケルガンボン亡き後スネイプ先生アランリックマンが校長になってしまい、闇の勢力が取り仕切ってしまっている。

ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は残りの分霊箱を破壊するために旅をしていたが、分霊箱のひとつがホグワーツにあると分かりホグワーツに戻る。ここで、ホグワーツに攻めてくるヴォルデモートの勢力に対抗するためにマクゴナガル先生マギースミス、ロンのお母さんモリージュリーウォルターズ、ルーピン先生デビッドシューリス始め不死鳥の騎士団たちがホグワーツに防御の魔法をかけるところがすごくカッコ良かった。マクゴナガル先生は最近のシリーズではあんまり活躍していなかったから、巨像の兵士を動かす魔法を「一度使ってみたかったのよ」なんて言う彼女のお茶目な部分とかもここで見られてすごく嬉しかったです。

このシリーズはいつも作品ごとの前半ではわりと笑えるシーンがあったのですが、今回も深刻な戦いの中にもロンとハーマイオニーとのやりとりや、ジニーボニーライトがハリーと再会するシーンとかネヴィルマシュールイスやルーナイヴァナリンチとかちょこちょこと笑わせてくれるシーンもあって少し安心しました。シリーズの初めのほうでは全然ダメな子だったネヴィルがたくましく成長してすごく嬉しかった。主人公の3人以外ではネヴィルが一番勇気のある青年に成長しましたね。

ヴォルデモートとの最後の決戦の他にもこのPART2には大きな課題が残されていました。それはロンとハーマイオニーのキス。ハーマイオニー役のエマワトソンが「映画史上もっとも期待されたキス」と呼んだキスシーン。そう、確かに、有名な原作の中でここで2人がキスをすることはみんなが知っているし、この10年間ポタリアンたちが待ち望んでいたシーンです。が、ワタクシ的にはちょっとイマイチだったかなぁ。シチュエーションが突然過ぎたし、カメラのアングルもあんまり良くなかった。ってどんだけ期待しててん!って感じですが。でも、このキスの後、ロンとハーマイオニーがやっとオフィシャルに恋人になって常に2人でくっついていて、もうスッキリ!でした。ロンも速攻で"My girlfriend"とか言っちゃってるし、ハーマイオニーなんかいきなりロンのこと褒めまくりで笑っちゃう。

当然それも後半に入っていくとすべてがシリアスなシーンへと変わっていくわけですが、スネイプ先生がヴォルデモートによって殺されたあたりから本当に深刻になっていく。スネイプ先生が死に際に流した涙にハリーに伝えるべき重要な記憶が残っていてそれをハリーが知るシーンではスネイプ先生のリリー(ハリーのお母さん)ジェラルディンソマーヴィルへの気持ちが切ないほどに伝わってきて泣けます。スネイプ先生がずっとハリーを見守っていたこともやっとハリーに伝わって嬉しいです。がっ!このシリーズを通してハリーのお父さんジェームズエイドリアンローリンズのイメージって悪くないですか?不死鳥の騎士団として正義の味方だったことは確かだけど、ホグワーツ時代のスネイプへのイジメが酷すぎてなんか好きになれないキャラだったな。

ハリーがスネイプ先生の記憶によって自らの運命を悟りいよいよヴォルデモートと対峙するわけですが、ここんとこのハリーが一回死んで~みたいなくだりが原作ではちょいと分かりにくかったので、映画ではっきり映像となってやっと納得できたような気がします。ダンブルドア校長の杖の所有権がドラコトムフェルトンに渡ってヴォルデモートに渡って~みたいなところはいまいちよう分からんままでしたが…これって原作の6巻からちゃんと読み直さないと分からんかな。ダンブルドア校長の過去の話とかは完全にスルーされちゃいましたね。映画化にあたって、いろいろと端折らないといけない部分は絶対に出てくるのでそれは仕方ないとは思います。

この戦いで、ダンブルドア、シリウスブラックゲイリーオールドマン、スネイプ、ドビー、フレッドジェームズフェルプス、ルーピン、トンクスナタリアテナ他たくさんの仲間が死んじゃったんだよね。ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が死ななくて本当に良かった。19年後の彼らの姿にはちょっと笑えたけど、ハリーもロンもハイスクールスイートハートとくっついて良かったね。アルバス=セブルスという立派な名前をもらったハリーとジニーの息子はきっとグリフィンドールで活躍してくれることでしょう。

なんかとめどなく色んなことを書いてしまってますね~。このレビューを書き終わったらもう本当にハリーポッターシリーズが完全に終わってしまう気がして書き終えるのがイヤなんですよねー。と言いつつそろそろ〆ないとな。

世界的な不況で棚上げになるシリーズものの多い中、10年に渡ってクリスコロンバス、アルフォンソキュアロン、マイクニューウェル、デヴィットイェーツと4人の監督に引き継がれて最後まできちんと映画化されただけでもすごいことなのに、1本1本のクオリティも高いと思います。ダニエルラドクリフ、ルパートグリント、エマワトソン他このシリーズで登場した若い役者たちのこれからの活躍にも大いに期待したいと思います。

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