シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

ボルト

2009-07-08 | シネマ は行
試写会に行ってきました。

もう、ボルト超超かわいかったよー。

冒頭の仔犬のシーンからスーパードッグ、ボルトの活躍のシーンで一気に引きこまれました。スーパードッグの撮影シーンの映像がすごい。全体的にCGアニメもここまで来たかという感じで、アニメと分かっているのにまるで実写かと見まごうほどの出来なんですが、特にこの冒頭シーンは実写のアクションも真っ青のリアルさ。もちろん実写じゃないからこそできることもいっぱいあるんでしょうけど、やっぱりどうしてもCGの作り物感が全体に出てしまうのが普通ですが、この作品では全然そんなことはありません。

ボルトはテレビタレント犬で「スーパードッグ」で有名なんですが、ボルトはそれがドラマの中の出来事とは知らず、現実だと思い込まされています。そして、飼い主のペニーと離れ離れになってしまったとき、いままでは自分が力を入れると鉄の棒はぐにゃぐにゃと曲がり、見つめると鉄は溶け出し、ジャンプすると遥か彼方まで飛び越え、必殺技のスーパーボイスでは吠えただけで、周囲のすべてを吹き飛ばしてしまえたのに、それらはすべてテレビドラマのスタッフが影で特撮をしていただけだった。それが現実だと思い込んでいたボルトがジャンプすれば穴に落ち、金網に突撃すれば跳ね返され、南京錠を何分見つめても何も変わらず、スーパーボイスはただの吠え続ける犬。やがて、ボルトは自分がただの犬だということを認め、それでも飼い主ペニーの愛情はドラマの中の演技ではないと信じて彼女の元へと向かう。

途中でひねくれ猫のミトンズ、ボルトのドラマのファンで本物のヒーローだと思い込んでいるハムスターのライノと出会い、一緒に旅をする。その姿はさながら「三匹荒野を行く」、、、って古っ!1963年の作品ですからね。もちろん、ワタクシ生まれてませんよ。1993年に「奇跡の旅」という作品にリメイクされていますね。マイケルJフォックスが声をしていたんですが、覚えている方いらっしゃいますか?

ボルトのひとつひとつのしぐさがものすごくかわいいんですが、それがかわいいだけじゃないくてまたリアルでね。さすが、ディズニーのアニメーターという感じです。ボルトがくるくると同じ場所を回ってからコロンと横になる姿や何かにぶつかって体をぶるぶると震わせる姿なんかは本物の犬そっくりです。

一般的にはハムスターのライノのほうが人気が出るのかもしれませんが、ワタクシは猫のミトンズが好きでした。飼い主に裏切られて人間を信じられなくなっているミトンズが、ペニーもきっとボルトを裏切ると思いつつもボルトを助ける姿にほろりときてしまいました。ミトンズがいなかったら、ボルトはペニーに会う前にサバイバルできなくて死んじゃってるよね。ミトンズがボルトに「普通の犬」とはどういうものかを教えるシーンがとても笑えましたね。そして、ここではアメリカ人が思う犬の定番っていうのがよく分かるんですが、その中のひとつに「犬は車から顔を出して、風に当たるのが好き」っていうのがあります。これは「キャッツ&ドッグズ」にも登場していたので、実際に定番なんでしょうね。犬(善)VS猫(悪)っていう構図も一般的なイメージなんですかね、これも「キャッツ&ドッグズ」と同じでしたね。

ボルトの声はワタクシの大好きなジョントラボルタ。意外にもアニメの声優は初挑戦だそう。ジョントラが声優だったわりに、ボルトは歌ったり踊ったりしなかったね。声優のキャラにアニメのキャラが引きずられやすいディズニーにしてはめずらしい。それやっちゃうとボルトのイメージとはかけ離れてしまうから、踏ん張ったってことですかね。でも、エンディングロールできっちり、ペニーの声優のマイリーサイラスと「I Thought I Lost You」という曲をデュエットして歌声を聞かせてくれます。これも、映画賞で主題歌賞などにノミネートされているからあなどれない。

ニューヨークからハリウッドまで、ワッフル屋さんの全国チェーンの地図を見ながら進んでいく3匹の旅。そういう細かい設定なんかもとってもディズニーらしくって可愛らしいです。ボルトはペニーに無事会えるのか大人でも思わず手に汗握っちゃう、そして、ボルトに感情移入しちゃう作品だと思います。ディズニー映画なんだからハッピーエンドに決まってるでしょ!ってそうなんだけどさ、それでもやっぱりハラハラできてしまうんだな、これが。
コメント (0) | トラックバック (10) | この記事についてブログを書く |   | goo

コメント

コメントはありません。

コメントを投稿

 ※ 
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁

10 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
ボルト (★YUKAの気ままな有閑日記★)
吹き替え版で鑑賞【story】アメリカで人気のテレビショーに出演中のスター犬、ボルト。ある日、ハリウッドのスタジオからニューヨークに間違いで運ばれてしまい、迷子になってしまった彼は、アメリカ横断の旅を余儀なくされる。しかしテレビショーの中で発揮する、数々の...
ボルト (心のままに映画の風景)
改造されたスーパードッグのボルトは、飼い主のペニーと共に、襲い掛かる悪党たちを次々と退治していた。 スーパーパワーを持ちペニーを守...
★「ボルト」 (★☆ひらりん的映画ブログ☆★)
今週の平日休みは、「TOHOシネマズららぽーと横浜」で2本。 夏休みなので子供連れのお客さんでにぎわってましたが、 日本語吹き替え版のみの上映だけど、特別料金の吹き替え3D版も併映されてたからか、 意外とすいてたね。
ボルト (だらだら無気力ブログ)
人気TVドラマでスーパードッグとして活躍するタレント犬のボルトが、 ひょんなことからスタジオの外の世界に飛び出し、初めて体験する現実 世界でいろいろな体験を経て、共演する女の子のもとへ帰る道中を描いた ディズニーの3Dアドベンチャーアニメ。アメリカで人...
ボルト/ Bolt (描きたいアレコレ・やや甘口)
わんこ祭りだ〜!第 1 弾! 昨日upしようと思ってたのに、管理ページにログイン出来なかったのよ、fc2さん(涙) おー、まず『メーターの東...
【映画】ボルト 今夏公開映画で意外な大穴!新生ディズニーの底力を感じさせる傑作。ネタバレあり (電脳ニュース瓦版)
ユナイテッドシネマ上里のメンズデー@1000円均一サービスを利用してウォルトディズニー映画『ボルト』を観賞してきました。 昨今のディ...
「ボルト」は〜とうぉ〜みんぐ! (シネマ親父の“日々是妄言”)
[ボルト] ブログ村キーワード  この夏休みも“我が娘・かぁたん(仮名・7歳)”と行きました、“娘と映画・第9弾!”今回は「ボルト」(ウォルト ディズニー スタジオ モーションピクチャーズ ジャパン)。もちろん、“日本語吹替え版”そしてお楽しみの“...
ボルト (☆彡映画鑑賞日記☆彡)
 『ずっと家族だって、信じてる』  コチラの「ボルト」は、飼い主のペニー(マイリー・サイラス)を守るために改造されたスーパードッグだというTVドラマの設定を信じ込まされているボルト(ジョン・トラヴォルタ)の活躍を描いたピクサーと合併し新生ディズニー第1...
『ボルト』 (cinema!cinema! ミーハー映画・DVDレビュー)
ディズニーアニメの『ボルト』を観賞ー。 ジョン・トラヴォルタのボイスキャストってどうだろう?って思っていたけれど、結構違和感なく観られました。 ******************** ピクサーと合併したディズニーがジョン・ラセター製作総指揮の下、新生ディズニーの第1...
映画「ボルト」@ウォルト・ディズニー・スタジオ試写室 (masalaの辛口映画館)
   同時上映「メーターの東京レース」の話 まず本編上映前にピクサー作品「カーズ」のスピンオフ短編作品「メーターの東京レース」が上映された。監督はピクサーの生みの親ジョン・ラセターだ。 映画の主人公は整備車のメーターだ。舞台はメーターの妄想世界で東京の...