シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

ハリーポッターと謎のプリンス

2009-07-29 | シネマ は行
はぁ、やっと来たか、謎のプリンス!最初に公開が予定されていた時期から遅れちゃって、もう楽しみにしすぎて忘れちゃうくらいだったよ。ってワケ分からん。

ハリーポッターシリーズは巻を追うごとにどんどん暗くなっていっちゃって、もう子供たちはすっかりついていけない領域に入ってしまってますね。それでいいのか?と思いつつも、「ロードオブザリング」なんかもお父さんが子供のために作ったベッドタイムストーリーとは思えないほどのスケールになっちゃってるもんねぇ。こういう冒険譚の宿命なのかな。

さて、原作を読んだのが相当前なので、正直忘れちゃってるところが多くてファンと言うには申し訳ない気持ちになるのだけれども、映画公開に合わせてテレビで「不死鳥の騎士団」をやってくれたから、ちゃんとおさらいをして挑みました。(いや、DVD持ってるんですけどね…テレビでやってるとまた絶対見ちゃうの)

「謎のプリンス」は原作の中で一番恋愛色が濃いものだから、そのへんもかなり楽しみにしておりました。だってワタクシ、ハリーダニエルラドクリフの冒険よりもロンルパートグリントとハーマイオニーエマワトソンの恋愛のほうが気になって仕方ないクチなんでね。今回は、ハーマイオニーがかなりロンに対して素直になっちゃって、彼女もすっかり乙女に成長したってことですかね。(だって、ロンとラベンダーのキスを見て、あんなに感情的に泣いちゃうんだもんね)ハリーとジニーボニーライト、ロンとラベンダージェシーケイヴ、ロンとハーマイオニーのロマンスのところは相当楽しめました。ただ、ハリーとジニーのロマンスの部分を楽しみにしていた人にとってはちょっと物足りなかったかもしれないですね。このへんは物語のどこに重点を置いて読んでいたかによって感想が変わってくると思います。

前半は、ジニーがディーンアルフレッドイノックとキスしてるところを見ちゃったロンとハリーが動揺したり、ロンが(ハーマイオニーの秘密の魔法のおかげで)クイディチチームに入ったり、ロンがハリーへのホレ薬を間違えて飲んじゃったり、とちょっと軽めで楽しいシーンがいっぱいあるんですが、後半になると一気にヘヴィな感じへと突入していくし、後半はほとんどハリーとダンブルドア先生マイケルガンボンしか登場しなくなっちゃってロンとハーマイオニーファンとしては寂しい限り。クライマックスはまた手に汗握る展開ではあったんですが、タイトルになっている「謎のプリンス」のところがはしょられすぎていて、タイトルなのにいいの?ってな具合になっちゃってます。あれだけの原作を映画にまとめないといけないので、それは仕方がないのか?でも、それってメインの部分だよね…デビットイェーツ監督も頑張って154分にまとめはしたものの、やっぱりあれだけの原作を映画にするには無理があるなぁという気は否めませんでした。もうこうなったら、映画と原作は別物として考えたほうがいいのかもしれませんね。

原作と別物として考えたとしたら、ワタクシはかなり楽しめたほうだと思います。やっぱりそれぞれのキャラクターが好きなので、物語よりも彼らに大きなスクリーンで会えるだけで満足しちゃうところがあるからかもしれません。フレッドとジョージジェームズ、オリバーフェルプスのお店も楽しみにしていたもののひとつだったし。いつもロンのお母さんジュリーウォルターズがハリーをハグしてくれるだけで、ちょっと涙が出そうになってしまうもので。やっぱりこの辺はハマリ具合とハマリ場所の違いで変わってくるんだろうなぁ。ワタクシは原作の物語を純粋に考えると、「え?なんでこうなんの?」とか納得いかないところもいっぱいあるんですが、やっぱりキャラクターそれぞれのことを考えると愛おしくて仕方ない気持ちになっちゃうんですよね。だからこそ、カットされて残念っていうシーンもたくさんあるんですけど、だいたいワタクシのお気に入りのところは枝葉末節に属するところなので仕方ないでしょうね。だから、映画の中のお気に入りシーンもハーマイオニーがホレ薬のにおいをかいで「ペパーミントのハミガキ粉」と言うところ、とか異常に細かいシーンを挙げることになっちゃう。あと、ルーナイヴァナリンチが登場するシーンはすべてクスクス笑わずにはいられないですね。

あとはやはり映画ならではの映像美ですね。これは「炎のゴブレット」あたりから飛躍的に美しくなっていったと思うのですが、魔法の世界を映像化するということと、原作を読んでいる人が非常に多くそれぞれが自分のイメージを持っているところから、映像を作っていくのは難しい作業だと思うのですが、ワタクシの場合シリーズを通してほぼ自分がイメージしていたとおりに空想の世界がヴィジュアル化されているので、そのあたりも大満足です。

次回は最終巻を2作に分けて公開するということですね。それに関してはえ〜1本にしてくれよーという気持ちはあるんだけど、2作に分けることによって原作にかなり忠実に映画化してくれるならそれもそれで楽しみだなと思っています。みんなにとって大切なあの人が亡くなってしまい、ハリーたちがどうなるのか!?って原作読んで知ってるんですけど、それでもやっぱりめちゃくちゃ楽しみです。
ジャンル:
映画(DVD)
キーワード
謎のプリンス フェルプス ウォルターズ 炎のゴブレット ジェームズ 不死鳥の騎士団 ハリーポッターシリーズ ロードオブザリング ベッドタイムストーリー ダンブルドア
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