シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

フラガール

2008-10-15 | シネマ は行
土曜日にテレビで放映していたので見ました。公開されていたときに予告編を見ただけで泣きそうになったので、テレビで放映されると知って楽しみにしていました。

カッコよかったなぁ、平山まどか先生役の松雪泰子鼻っ柱が強くて、普通の人なら言いにくいこともバンバン言っちゃうし。しかも時代が1965年でしょ?あんな女性、めずらしかっただろうな。

廃れゆく炭鉱の町にハワイアンセンターを設立しようとフラダンサーを集め始める前半は保守的な炭鉱の人たちとハワイアンセンターの計画を推し進める人たちとの対立が描かれていますが、ユーモラスに描かれている部分も多く、くすくす笑いながら見ていたのですが、紀美子蒼井優をフラに誘ってくれた親友の早苗徳永えりが夕張に行っちゃうあたりから後半にかけて涙ぼろぼろになっちゃいました。

涙ポイント1:炭鉱をクビになった父親高橋克実の都合で夕張に行くことになった早苗を見送る一行。こんな場面はキライよとばかりにそっぽを向いている平山先生が最後にはたまらず無言で早苗をギュッと抱きしめる。(その前に、フラのことで早苗をボコボコにした父親を銭湯まで探しに行ってやっつけてくれた平山先生はサイコーだった。娘が父親にボコボコにされても、きっと炭鉱をクビになったことがショックだったせいだとか、あんな格好をしていた娘が悪いとか言われそうな場所と時代に早苗のために怒りをあらわにしてくれた平山先生に本当にスッキリした)

涙ポイント2:寒さに枯れそうになったハワイアンセンターのヤシの木のためにストーブを貸してくれと土下座する職員三宅弘城。そして、フラに反対していたのに、娘(紀美子)のひたむきな姿を見て町中をまわってストーブをかき集めてくれるお母さん富士純子。このとき、お母さんが言うんです。「私たちは炭鉱で命張って生きてきた。でも若い女の子たちが笑顔で人を喜ばせようと頑張っている。みんなが笑顔で働ける時代がこれから来てもいいんじゃないかい?」と。これを聞いて、なんだか胸にズーンと来ました。いまのニッポン、みんなが笑顔で働ける時代が、、、まだ来てないなぁって。

涙ポイント3:炭鉱の事故で父親を亡くした小百合しずちゃんを思いやり、ツアー先から「帰ろう」と言ってくれる平山先生。結局は生徒の意志でツアーを続けたものの、町に帰ると案の定「親不孝者!」と責められる小百合の変わりに平山先生はその責任をすべて一人で負う。

涙ポイント4:その責任を取って町を出ようとする平山先生を追いかけて行く生徒たち。駅のホームから平山先生にフラのダンスの振り付けで「愛しい人。愛しています」とメッセージを送る。(先生・生徒ものってどーして絶対、生徒は先生を追いかけてギリギリ間に合うっていうシーンがあるんでしょうねぇ。この作品でも定番中の定番シーンでしたが、やっぱり泣いてしまいました)

涙ポイント5:やはりなんと言っても最後のハワイアンセンターの幕開けの日。最高の笑顔でフラを踊る女の子たち。平山先生は「いまのアンタたちと一緒に踊りたい」と言ってくれる。このラストシーンでフラのショーをたっぷりと見せてくれます。そして、ダンサー一人一人の涙に感動するわけですが、このときの涙ってなんかこのそれぞれの役を演じた女優さんたちが本当にいままでの辛かった練習とかを思い出して流してる涙なんじゃないかなぁと思いました。

まーとにかくとことんベタな展開で、「リトルダンサー」や「プリティリーグ」のパクリ?と思える部分も多々あったものの、平山先生はじめ、生徒の女の子たちに愛着が沸いてしまったワタクシはかなり泣いてしまったので、そのへんのことは全部目をつぶっちゃうことに決めました。最後に驚いたのはこのハワイアンセンターがまだ実際に営業していることと、平山先生が依然現役でがんばってらっしゃること。松雪さんも蒼井優ちゃんもしずちゃんもダンスも演技もがんばってたし、めっちゃええ話やったなぁって感じでした。
ジャンル:
映画(DVD)
キーワード
ハワイアンセンター プリティリーグ リトルダンサー フラガール
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