なんとなくはじめました(つれづれなるままに)

日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくります。

「ちりとてちん」が終わりました(第94段)

2008年03月30日 22時41分06秒 | なんとなくの『ちりとてちん』
終わっちゃいましたね・・・。

NHKの朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」です。


今まで、これほど熱心に、朝の連続テレビ小説を見たことがありませんでした。

この「ちりとてちん」の前に放送されていた「どんど晴れ」が、私が以前住んでいた盛岡を舞台としたものだったので、一応、話のネタに見ておこうと、録画してはちらちらと見ていました。

でも、なんかつまらなかった・・・。


で、その時の録画予約がそのままになっていて、引き続き、「ちりとてちん」を見ることとなりました。

もとから落語が好きだったこともあるのですが、見始めてみると・・・

「うわあ、おもしれえ!!」

で、最後まで欠かさず見ることとなりました。


藤本有紀さんの脚本が素晴らしすぎ!


大筋からディテールまで考えぬかれていて、ぐいぐいと話に引き込まれていきます。

キャスティングもいいですね。

主役の貫地谷しほりはもちろん、

母親役の和久井映見(彼女にこんな一面があろうとは・・・)、

父親役の松重豊(ひそかに好きな俳優さんでした)・・・。


徒然亭一門もよかったなあ・・・。

渡瀬恒彦の草若(もう少し落語が上手く演じられれば最高でしたが・・・)に、

草原役の桂吉弥(本職だけに、キラリと光りました)、

落語が上手くて驚いた草々役の青木崇高、

「そーこーぬーけーに!」の小草若役の茂山宗彦、

今、「ヨン(四)様」と呼ばれ、主婦に人気の四草役の加藤虎ノ介。


これ以外のキャスティングは考えられないぐらいのはまり役でした。


何より好きだったのは、落語同様、根っからの悪人が出てこないこと。

おかげで、毎朝、ほのぼのとした気分で出かけることができました。


終わってしまって、しばらくは朝の時間の過ごし方が変わりそうです。
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またまたまた・・・(第93段)

2008年03月28日 18時23分09秒 | なんとなくのお昼(鮨)
ついつい足が向いてしまう「鮓、銀座」です。

きょうはテレビで高校野球を観戦しながら、「旬の握り 8貫」をいただきました。


真鯛

大トロ(いつもは中トロなのに!!)

すみいか(塩で)

ほたて

春日子鯛

いくらの醤油づけの軍艦巻き

カツオのづけ(うまし!)

まぐろの赤身


で、巻き物は、かんぴょうの中に、わさびの茎の甘酢漬けを一緒にして巻いてくれました。

ピリ辛でおいしい・・。


それと、玉子と穴子

この二つは8貫の中には入っていないのですね。

得した気分です。


来るたびに、出してくれるネタが違うので、楽しみですね。

で、お店の方にもそのことを伝えますと・・・

「時期によって、魚も変わってきますからね。これから夏になると、プランクトンが増えてきて、それを食べるせいで、江戸前のネタがおいしくなりますよ」

と教えてくれました。

車えびとか、タコがおいしくなるそうです。


これからの時期も楽しみですね。

いつもどおり、旬の握り8貫、3,150円でした。
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最後の昼めし@天一の天丼(第92段)

2008年03月25日 16時43分23秒 | なんとなくのお昼(鮨以外)
職場の同僚に転勤の内示が出て、ともに働けるのも、いよいよ今日が最後となりました。

本人も銀座を離れるので寂しそう・・・。

ノスタルジックな気分ももちろんあるのでしょうが、この同僚、なかなかの食通であります。

なので、食事に関して、レベルの高い、この銀座を離れるのが、とても残念なようでした。


で、銀座で昼飯を食うのが最後とあって、職場の仲間一同で、一緒に昼飯を食べに出ることにしました。

同僚のリクエストは「てんぷら」。

いくつか候補を決め、第1希望から攻めていこうということになりました。


まずは「近藤」。

かつて山の上ホテルで働き、作家の池波正太郎氏(故人)も常連だったという近藤氏のお店です。

しかし・・・、

予約なしで行きましたら、満席。

「ご予約がないと、ちょっとお待ちいただくことになります」

無念・・・。

で、第2希望の「天一」へ。

特製天丼を食べることにしました。


「天丼ですか?天ぷらですか?」

ときかれ、「天丼」と告げると、地下へ案内されました。

内装もこっていて、さすがの名店ですね。

で、最後なので、ビールを頼んでいただきました。

で、出てきたものはこの日と同じです。

http://blog.goo.ne.jp/cokie002/e/f87482d794985061b62fe9651e000070


一同、満足いたしました・・・。

「近藤」に行けなかったのは、ちと心残りですが、天一もおいしゅうございました。


しばしの別れぞ、わが同僚。
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またも鮨(第91段)

2008年03月23日 19時39分37秒 | なんとなくのお昼(鮨)
行きつけの鮨屋となりました、「鮓、銀座」です。

金曜日に訪れ、またもや「旬の握り 8貫」を注文しました。

思いつくままに、その日のネタを・・・


ほうぼう

中トロ

江戸前の小肌(「江戸前の」とことわって出してくれました。うまし!)

イクラの醤油づけの軍艦巻き

づけまぐろ

すみいか

初鰹(鰹好きです。うれしい! めねぎとしょうがをのせていただきました)

穴子

これに玉子と巻き物がつきます。この日の巻き物は鉄火とかっぱでした。

そして、デザートはいつもの「かぼちゃのレモン煮」


満足満足・・・。


旬の握り、3,150円です。
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赤坂・豊川稲荷(第90段)

2008年03月22日 20時58分36秒 | なんとなくの街歩き
赤坂周辺を歩いていた時のことです。

九郎九坂(くろぐざか)という坂の手前に豊川稲荷の東京別院を見つけました。

大岡越前守が赤坂の屋敷内に勧請していたものを現在の土地に移転させたそうです。

芸能の神ということで、こんな方々もいらしているのですね。

ファンならば声をあげて喜ぶところでしょうが、ファンではないので、とりあえず写真だけ撮っちゃいました。


森光子さんだけ願い事が違うのが面白い・・・。

「放浪記」の公演回数をさらに更新されますように・・・。
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氷川神社(第89段)

2008年03月19日 22時41分38秒 | なんとなくの街歩き
赤坂にこんな神社があったのですね。

赤坂氷川神社です。

八代将軍・徳川吉宗が1730年(享保15年)建立しました。

それ以前は、浅野内匠頭の夫人・瑤泉院の実家となる浅野土佐守の屋敷。

忠臣蔵の「南部坂雪の別れ」の舞台となった場所であります。


足を踏み入れると、なにかおごそかな感じがします。

樹齢400年を超えるという大いちょうに見とれます。

ぽつりぽつりとお参りに訪れる人がやってきます。


ついで、といってはなんですが、ワタクシもお参りさせていただきました。
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清水谷公園(第88段)

2008年03月16日 21時46分02秒 | なんとなくの街歩き
地下鉄・赤坂見附の駅を降り、四谷方面へ向かうと、清水谷公園があります。

隣には品川プリンスホテル、通りをはさんで向かいにはホテル・ニューオータニがあります。

あまり訪れる人は多くないかもしれません。

特に女性はね。

だって、向かいのホテル・ニューオータニには、ヴァレンチノやらフェラガモやらブルガリやらアルマーニやら、ブランド・ショップの路面店が並んでいるんですよ。


さて、ここを訪れたのは、大久保利通の記念碑があったから。

明治11年5月14日、「紀尾井坂の変」と呼ばれる事件があり、大久保利通が暗殺されています。

今さらなのですが、司馬遼太郎の「翔ぶが如く」を読んでいて、たまたまここに碑があるのを知りました。


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三州屋@並木通り(第87段)

2008年03月14日 19時34分06秒 | なんとなくのお昼(鮨以外)
並木通りの三州屋、といえば居酒屋なんですが、きょうはお昼の話です。

ここの定食がうまいんですよ。


「ですよ」というと、いかにも通いなれている、という感じですが、実はほとんど行ったことがありません。

お酒を飲みに来たことはあるんですけどね。


で、きょうはお昼近くに、たまたま通りかかったので、お昼はここにしました。

並木通りに看板が立てかけてあり、お店は通りからやや奥まったところにあります。


たしかカキフライ定食がおいしいはずだけど、看板には書いてありませんでした。

「そろそろ時期的にカキフライはおしまいなのかな?」

なんて思いながら店内へ。


どこに座ったらいいものか迷っていると、

「こちらどうぞ!」

おばちゃんが席を指示します。

で、腰かけると、すでにお茶とおしんこが置いてありました。

「なんにする?」ときかれ、

フライの盛り合わせ定食を頼みました。


しかし、ここがビギナーの浅はかなところ・・・。

店内のホワイトボードには、カキフライ定食の文字があり、お客さんのほとんどがカキフライ定食を頼んでおりました。

(しまった・・・)

訂正しようにも、もう頼んじゃいました。


でも、フライもおいしかった・・・。

サクサクの衣、

厚く切ったレモンを絞ります。

千切りのキャベツに、フルーツの入ったサラダが添えられています。

赤出汁のなめこ汁、

盛りの多いおしんこ、

人気のあるのもうなずけますね・・・。


お店のおばちゃんたちも、

「なんにする?」(注文を聞くときに)

「ありがとう」(お勘定をするときに)

決して言葉遣いは丁寧じゃないけれど、なんか温かいものを感じます。


今度はカキフライを食べたいな・・・。

フライの盛り合わせ定食は1,000円ちょうどです。

(ちなみにカキフライ定食は1,100円です)
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群林堂の豆大福(第86段)

2008年03月11日 15時58分36秒 | なんとなくのおやつ
きのうのことでした。


仕事の道すがら、護国寺の駅前を通り過ぎますと・・・、

「おお!!売り切れてない!!」

すばやく用件をすませると、取って返してそのお店に駆け込みました。


地下鉄の護国寺駅前、

通りをはさんで講談社が向かいにあるという、その小さなお店の名物が大好きです。


群林堂の豆大福です。


3時ごろ、お店の前を通りかかったら、珍しく売り切れていませんでした。

コーフンして、はあはあ言いながら、豆大福を10個買い、すかさず会社へ戻ります。


職場のみんなも大好きなんだ・・・。

「うまい!」

「食べたいと思っていた。ありがとう!」

「よくやった!」

みんな喜んでくれました。


和菓子はあまり得意なほうじゃないけれど、ここの豆大福は別。

なかなか簡単には買えないけれど、いつも護国寺に来ると、このお店の前で豆大福が残っていないかどうか、確かめるのです。



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むくつけきおのこのむれあり(第85段)

2008年03月09日 23時52分06秒 | なんとなくの日常
新宿の伊勢丹に買い物に行きました。

買いたいものがあり、メンズ館へ。

で、買い物を済ませ、地下鉄に乗ろうと、メンズ館の地下通路から伊勢丹の本館の食品売り場へと向かいました。


と・・・、


いつもは女性のお客さんしか見られないようなスイーツの売り場にむくつけき男たちの行列が・・・。

あ・・・、

そうだ。今週はホワイト・デーでしたね。


ワタクシも少しはいただいたけれど、「義理」程度のものなので、この行列に並んでまで買おうというつもりはさらさらなく・・・、

(ワタクシに義理チョコをくれた女性が、どうか、このブログを読んでいませんように・・・)

その行列を尻目に、リカー・コーナーのカウンター・バーで、店員さんのおすすめのモルト・ウィスキーを飲んでおりました。


カスク・ストレングスなので、少しだったけど、酔いましたねえ・・・。

ほろ酔いで、アンデルセンのパンを買って帰りました。

並んでいたみなさん、お疲れ様でした。



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鮨バカ?@鮓・銀座(第84段)

2008年03月08日 14時23分43秒 | なんとなくのお昼(鮨)
なんかお昼というと鮨ばっかり。

で、今日も鮨を食べました。

行ったのは、またまたまた銀座・並木通りの「鮓、銀座」。


店内に入るなり「まいど!」と言われてしまいました。

(あ・・・、あのあの・・・、まだ4回ぐらいしか来てないんですけど・・・)

しかも、

「いつもので?」

とまで言われ・・・。


おかげで気分よくいただきました。


で、その「いつもの」(旬の握り 8貫)は・・・


ひらめ

中トロ

金目の昆布締め

車えび

づけまぐろ

小肌

小柱

鉄火とかんぴょうの巻物

玉子

穴子


今日も満足です。


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お詫び行脚(第83段)

2008年03月06日 22時29分29秒 | なんとなくの酒飲み
久々に一人飲みでした。

唐突に行きつけの店を「檀家回り」しようと思い立ちました。

といっても、すっかりご無沙汰。

「檀家回り」というよりは「お詫び行脚」に近い・・・(苦笑)。


で、一軒目は「佃喜知」へ。

http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13002683/

しばらくぶりではありましたが、店内へ入ると、ご主人、私に気づいてくれました。

相変わらずの混雑ぶり。カウンターの隅に案内してもらい、ビールを一本。

「中落ち?ブリ?」

こちらが訊ねる前に、今日のお刺身のおすすめをどちらにするか、きいてきます。

(別にお刺身は頼まなくてもいいんだけど、おいしいので、ついつい従ってしまうんですよね・・・)

中落ちにしました(うまい!)。

それと、田舎大根、玉子焼きを。

田舎大根は、油揚げの刻んだのが上にのっていて、軽く七味が振ってありました。

卵焼き、ここのは結構甘いのですが、おいしいんですよね。

あとは焼酎のお湯割りをもらい、すべて平らげたところで引き上げます。


で、次は銀座日航ホテルそばの「バー・エヴィータ」。

http://allabout.co.jp/gourmet/whisky/closeup/CU20040831C/

ここが好きなのは、銀座ならではの「品」を感じさせながら、少しもそれを客に押し付けないこと。

私のような、ややうるさい酔っ払いが立ち寄っても、いつも優しくもてなしてくれます(常連だから?)。

ご無沙汰のお詫びをし、ジン・トニックとアイリッシュ・モルト、それとロングモーンを・・・。

久々にハード・リカーを飲んだせいで、最後にはろれつが回らなくなりました(恥)。


一人飲み。あまり頻繁にあると寂しいものですが、たまにならいいものですね。

久々に楽しい酒でした。
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さすがの名店@小笹寿し(第82段)

2008年03月02日 11時18分48秒 | なんとなくのお昼(鮨)
先日、ふだん使いの鮨屋として、「鮓 銀座」をあげました。

さて、今度は「ここぞ!」という時に行く鮨屋です。


職場の同僚の転勤が決まり、送別会代わりに銀座の鮨の名店「小笹寿し」へ、その同僚を連れて行きました。

夜はさすがにムリなので、お昼ということにしてもらい、前日に予約を入れ、お店へ向かいました。

ちょうど前日は「鮓 銀座」でお鮨を食べたばかり。

「鮓 銀座」もなかなかのレベルだと思っていましたが、さすがに「小笹」と比べると、その差は歴然でありました。


ほぼ満席の店内の奥、お店の方の言う「観音下(上を見上げると、神棚があり、観音様が祀られておりました)」に座り、鮨を握ってもらいました。

(思いつくまま書きますので、出てきた順番は違います)


ひらめの昆布締め

きすの昆布締め

づけまぐろ(赤身でこんなにうまいとは・・・)

中トロ(幸せ・・・)

こはだ2種(一つは海老のおぼろがのっていました)

あじ(大葉を細かく細かく刻んだものがのっています)

かわはぎ(肝がのっています。旨い・・・)

煮ハマ

あわびの酒蒸し

真鯛

すみいか

赤貝

そして、このお店の名物、穴子のキジ焼き

うははは・・・(あまりにおいしくて笑ってしまいます)


ここまでおよそ1時間、至福の時でありました。

お勘定がハンパじゃないので、なかなか来ることはありませんが、これだけ幸せになると、また行きたくなるんですよね・・・。

まあ、しばらくはムリですが・・・。


3人で訪れましたが、お勘定はホストのワタクシ持ち。

(あっ、ホストといっても招待者という意味ですよ・・・)

おまかせ、3人で36,400円でした。
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