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「琅玕」という言葉

2017-06-15 09:13:02 | 本・雑誌
『中勘助随筆集}(岩波文庫)を読んでいて、オッと思う言葉が。
「琅玕」である。
珍しい言葉だ。
ところがこの言葉、最近目にしたことがあるぞ、と思った。
どんな本で見たのだろうと考えたがなかなか思いつかなかった。
やっと思い出したのが、宮崎修二朗翁の『環状彷徨』。
しかもわたし、この中の富田砕花翁の短歌を引用して、ある雑誌へ載せる随想を書いたばかりだった。
いよいよ耄碌してきました。
さて勘助の「琅玕」が出てくるページ。

これは「母の死」として書かれた章の最後のところ。
勘助の詩です。
時代のせいもあるのでしょうが、ちょっと難しいですね。

砕花翁の短歌は、随想が出てから紹介するとして、「琅玕」の意味。
こんな言葉、これまで見たこともなかったし、もちろん使ったこともありません。
宮崎翁から譲られた「日本国語大辞典」のこれは解説の一部。
《碧玉に似た美しい宝石。また美しいもののたとえ。》
用例として、
《続々金色夜叉(尾崎紅葉)「東北は山又山を重ねて、琅玕の玉簾深く夏日の畏るべきを遮りたれば」》とあります。
わたしにはこれもちょっと難しいですが、勉強になりました。

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