2016年秋、施設都合により
つくば文化郷の離れから 長屋門の一角に引越しました。
珈琲屋まめはの第二幕、
舞台は旧根本家住宅長屋門(登録有形文化財)の端にちょこんとくっついた古民家。
門の一部でありながら、第一幕の舞台だった古民家よりも さらに隠れ家感たっぷり。
たくさんの方に惜しまれつつ、私たちも夢半ばでの引越しではありましたが、
長屋門は、幼少時代の私に 和の美しさと品格を教えてくれた 思い出深い場所。
そんな長屋門の一角で珈琲屋まめはの第二幕を迎えるのも、何かの縁だと感じています。
客席数や客室の面積は、以前の珈琲屋まめはの半分以下。
テラスも階段も畳もない空間に慣れるにはまだ時間がかかりそうですが、
私たちの‘珈琲部屋’に皆様を招き入れている様な、
不思議な心地よさも感じはじめています。
「独りぼっちで居た建物に、ほんのひとときでも また人の温かさを感じてほしい。
在ってくれて良かった という信頼や、感動や安心で空間を満たしてあげたい。」
そんなお節介な気持ちで、古民家を舞台に選ぶ私たち。
以前の建物とは一目惚れ、今回の建物とはお見合い。
なので、性格、個性、良い面悪い面、
少しずつ ゆっくりと知りながら、仲良くなっていきたいと思っています。
お陰さまで、
2016年11月7日
珈琲屋まめは 第二幕、無事 開演。
小さく静かながら、未来へ繋がる大切な局面だと考えています。
これまでの思い出と、新しい毎日への期待を手に、
皆様もぜひご参加下さいませ。
新しい場所で迎える7年目の珈琲屋まめはを、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
2016年11月7日
珈琲屋まめは/saori
