富士山…コーヒー…そしておしゃべり

富士河口湖駅からほど近い小さな喫茶店。店の事や近所の話題、富士山、季節の移ろい等々、見た事思った事をのんべんだらりと…

再度お知らせします

2017-09-27 09:35:05 | 日記

 9月23日のこのブログでもお知らせしましたが、明日28日(木)から10月10日(火)まで少々長いお休みをいただきます。ご迷惑をおかけしますが宜しくお願いします。

 さて、そのお詫びと申してはなんですが、今朝の富士山です。

 5時41分撮影。薄くさす朝日に上半分くらいがホワ〜っと薄紅色に染まっています。そして例によってこのあと段々雲が広がり、今はすでに隠れてしまっています。

 それではしばし、お休みをいただきます。

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誇張された話

2017-09-26 09:14:54 | 日記

 最近こちらに越して来られたお客さんとお話ししていて、ついついやってしまうのです。有る事無い事、嘘八百ではないのですが、この辺の真冬の寒さや熊、猿、鹿などがいかに我が物顔で歩き回っているかなどをかなり強調してお話ししてしまう訳です。実際問題、猿と鹿は何度か目にしていますし、どちらもまだ雑草ぼうぼうだった頃の一楽の庭にまで来ていますが、熊はまだ一度も見ていません。出没警戒情報が防災放送から流れて来たことは何度かありますが。

 なぜ、誇張されてしまうのか。その方も東京近郊からなので、環境的バックグラウンドはマスターとほとんど同じ。するとどうしても先輩風を吹かせたくなると言うこともあるでしょうが、これはどうもギャンブラーが、勝った時の話しかしないのと似通った心境ではないか、そんな感じがしています。

 どこにでも転がっている当たり前の話は、素人にはこれを料理すること、至難の技です。逆に例えば夏目漱石などは切った張ったのシーンで人を描くのは野暮だってなことを何かの作品の中で誰かに語らせていたように記憶していますが、素人にはどうしても若干極端に振れる方が話を展開しやすい。すると勢い、内容を誇張して話してしまう傾向にあるのではないでしょうか。

 まあ、日常会話っていうのはそういった若干の誇張によってほんのわずか、想像力を刺激される、それできっと良いのでしょう。そんな会話で今日も一楽、盛り上がるでしょうか。

 今日は朝は霧。それが晴れるとこうです。

 7時43分撮影。いつも通り、このあと富士山は雲の向こうに消えていきます。ところで、昨日このブログから送られて来た昨年の記事を見ると、去年のきのう、初冠雪があったようです。気象台の発表はもう少しあとだったような気がしますが、証拠写真をこのブログに掲載していました。今年は今のところ、その気配はありません。でも、もうそんな季節になったのですね。

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色を添えて

2017-09-25 09:30:44 | 日記

 昨日夕方、お客さんが一段落したので外にタバコを吸いに出ました。度々ご紹介している通り、玄関脇のガーデンセットの椅子、一脚は真正面に富士山が見えるように置いてあります。フーとひと吹きタバコを吐き出すと、富士山が目に入りました。その色彩が何とも名状しがたいほどの淡さを見せていたのです。

 もちろん富士山はそれ自体で見事です。さらには一楽斎こと山岡鉄舟が歌ったように「晴れてよし曇りてもよし」なのです。なのですが、これをご覧下さい。

 どうです?!この色加減。夕日がありそれを照り返す雲があり、それも絶妙なタイミングと雲の厚さとがぴったり噛み合っています。このあと、もう少し紅が濃くなったと思う間もなく、夕闇へと色を落としていきました。それにしても、惜しむらくは電線と電信柱です。

 さてそれから一夜を過ぎて今朝、むしろ暑いくらいの日差しが照りつけています。富士山はと言うと、朝方見えたけれど今は雲の向こう。昨日もお客さんが、くっきり見えたのは台風の翌日だけだよね、と恨めしげに語っていらっしゃいました。たまさか、旅行でいらっしゃった方にしても富士山が見えないんじゃ「曇りてもよし」など洒落てもいられないでしょうし。せめて、見えていた時の写真をご覧下さい。7時56分です。

 

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移ろい

2017-09-24 09:18:47 | 日記

 この言葉には「物事の状態が盛りを過ぎること」という意味もあるそうです(goo国語辞書)。確かに変化すること、その変化のみを表している訳でないのは何となく分かります。冬から春への移ろい、と言われても何だかピンときませんが、夏から秋への移ろいと言われると、何やら心に届くものがあります。では、何が心に届くのか。これをご覧ください。

 一楽の庭の山法師です。その実は既にほとんどが落ちてしまっています。この写真に見える赤は色づき始めた葉っぱです。もう少し接近してみると

 この辺りの赤が、ちょうどカウンターの中から見えます。肉眼にはもっと鮮やかな赤です。

 日本の文化は殊の外、秋の葉の色づきを愛でるもののようです。枚挙に遑がありませんが(「いとま」ってこんな字も書くんですね、知らなかった!)例えば京都は興福寺の通天橋など、乗り換え駅の朝のラッシュにも匹敵するほどの混雑ぶりです。朝のラッシュならまだ電車に乗れれば良いだけですが、こちらの場合にはベストポジションから写真を撮りたいという「にわかカメラマン」が山ほど自己中をかましますから、その混雑はさらに凄惨さを極めます。移ろいも静けさもへったくれもあったものではありません。

 いつも見ている庭先。木々の葉が色づき始めていることにフと気づく。その瞬間が自分に訪れたことに時の移ろいを感じた朝でした。

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少々長めのお休みを

2017-09-23 08:20:03 | 日記

 身辺、何やら慌ただしく、そのため、9月28日(木)〜10月10日(火)、お休みとさせて頂きます。もしかすると一楽を始めてから一番長いお休みかも知れません。特に予定の変更がなければ10月11日(水)から営業を再開する予定です。ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い致します。それにしても月日の経つのは速いものです。

 さて、昨日ご紹介しましたアンドリュー・ワイエスの画集、届きました。これです。

  表紙は『遥か彼方に』というタイトルの一部です。ワイエスの次男ジェイムズ君を描いた作品。もちろん昨日触れた『海からの風』も収録されています。『クリスティーナの世界』も。

 絵画に限らずアート作品に接する場合、何の情報も持たずに何の色メガネもかけずに作品に対峙することが必要な気もしますが、それとは裏腹に、研究者や薫陶を受けた人あるいは昨日の五嶋さんのような優れた感性の持ち主の言葉に導かれて作品を深く堪能する、これも醍醐味である気がします。例えばクリスティーナという女性、例のテレビ番組で初めてどんな人か知ったのですが、この画集にも縷々説明がなされていて、『クリスティーナの世界』、家へ向かおうとする彼女の息遣いすら感じられるようです。良い画集だと思います。

 そんな訳で多分、しばらくは頭の中はワイエスしていることでしょう。また、何か感じるものがあったら、この場でご紹介します。その時にはお付き合いください。

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