富士山…コーヒー…そしておしゃべり

富士河口湖駅からほど近い小さな喫茶店。店の事や近所の話題、富士山、季節の移ろい等々、見た事思った事をのんべんだらりと…

ベルギーからのお客さん

2017-10-25 09:30:32 | 日記

 昨日少し暗くなり始めた頃、ベルギーからのご夫婦がいらっしゃいました。マスターの記憶でははっきりベルギーと分かったのは初めてかな?

 かなりお年を召したお二人にお見受けしたのですが、これがカッコいい!カッコいいと言うのは別段、ファッション誌から抜け出した、みたいなこれ見よがしのカッコよさではありません。アウトフィットもまあ、普通です。でも何だかカッコいいのです。お二人とも実にスッポリとおさまっている感じ。男性は口髭に顎髭。形はマスターと同じなのに、何であんなに雰囲気が違っちゃうのでしょうか。そしてハンチング。これがまた、様になっているのです。

 勿論、初めからベルギー人であると分かった訳ではありません。オーダーをいただいてそれを作っている間に、耳にフランス語が届いてきたのです。で、お持ちした時にフランスの方ですか?と聞いてみると、ベルギーです、と。ベルギーもいくつかの言語を持つ国のようで、フランス語は若干少数派のようです。

 奥様は音楽が素晴らしいと褒めてくださいました。その日は、昨日のブログで書いていた流れで、朝からジャズをかけていたのです。伺うとお二人ともジャズが好きで東京でもジャズをかけている店に行ってきたと、ご主人が教えてくれました。奥様は、日本に来てからあちらこちらでジャズを聴くけど、日本人はジャズが好きなのか?と尋ねられます。そうでもないかな?と思いつつも、年配者にはジャズ愛好家が多いかもしれない、くらいにぼんやりとお答えしました。

 ところで、ヨーロッパにはジャズの名ライブ盤が多くあります。マイルスであるとかエラ・フィッツジェラルドであるとかのベルリンライブは出色です。ニールス・ペデルセンもデンマークの人ですね。でも、昔読んだ雑誌で、当時のアフリカ系アメリカ人はアメリカでの差別に嫌気がさし、活動拠点をヨーロッパに移す人が少なからずいたと言うことが書いてありました。もしそれが本当なら、ジャズとヨーロッパ、結構、微妙な歴史を負っているのですね。

 ともかく、あんなお二人がヨーロッパの古い街並みを歩いていたら、さぞかし絵になる事でしょう。二人揃って・・・ちょっと憧れますね。

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