ここにしか咲かない花

カープやサッカーネタなど、日々の出来事をつらつらと。

【読了】永遠の0

2012-11-14 22:49:51 | book
ご無沙汰しました。
気づけば11月も折り返しで今年も後一月半。

前回エントリーはロンドン五輪の男子サッカーネタの上に予選リーグ迄しか総括していないという(苦笑)

閑話休題。

「永遠の0」を読んでみた。
多分初めてだろうか。太平洋戦争を題材にした小説を読んだのは。
なんとなく近代戦争モノは余り好きではなかった。
恐らく幼い頃にテレビで見た映画が悲しすぎた事と、日本が負けた事を知っているからではないかと思っている。

何故読もうと思ったか。

家にあったこと。来年映画化されること。
といった理由もあるが、三十路が迫ってきているのも理由の1つかも(苦笑)

ネタバレになるので詳しい内容は書かないけど、改めて戦争の残酷さを感じた。
最前線の兵士は本当に勇敢に戦っていた。当時世界最強だった零戦と優秀なパイロット達。本当に凄いと思った。零戦の防御力の低さをカバーする戦闘技術、勇気。感動した。

だけど結局現場を知らない指揮官達が権力を握っていた。
兵士の命を命と思わない人達が作戦を立て命令していた。
何度も勝機を逸し、多くの命が犠牲になった。
優秀なパイロットも優秀な若者も兵士でない民間人も日本人もアメリカ人もアジア諸国の人も世界中の人達も。

この本にはそう描かれていた。
様々想いは駆け巡ったけど、その時代を生きていない僕がとやかく言える話でもない。

とにかく、世界中の多くの命が失われ、多くの悲しみが生まれたんだ。
そう思った。

絆 冬は必ず春となる

2011-06-28 18:00:15 | book
楽天イーグルスのエース、岩隈投手の自叙伝である。

2006年、2007年の度重なる故障による不調から復活し、
2008年に見事21勝を挙げ、投手三冠も獲得した事が
中心に書かれている。

2009年のWBCで岩隈投手の「省エネ投球」と
抜群の制球力がクローズアップされたのは
まだ記憶に新しい(とは言ってももう2年前か)。

怪我からの復活、大きかったのはメンタル面の変化が
大きかったようだ。

どんなピンチでも目の前の打者を抑える事に集中する。
掲げた目標の達成に執着する。


言葉で表現することは簡単やけど、
そのメンタル面を支えたのが
家族、チームメート、恩師、ファンとの絆だった。

絆が感謝の気持ちとなり、それが前進へのエネルギーになったんだろうね。

僕もいつも感謝の気持ちを忘れず、
自分と関わる人たちとの絆を大切に
進んでいこう。

今シーズン、再び故障してしまった岩隈投手の復活を待ってます!

ザ・ゴール

2009-06-17 21:37:49 | book
生産管理システムに関わり丸3年経ったが、やっと読む気になって一気に読みきった。
新人研修で勧められたものの一つなのだが、その分厚さからずっと敬遠していた。
が、読んでみると意外に面白いじゃないか。
閉鎖寸前の工場を物理学者のアドバイスを基に工場幹部達が3ヶ月で立て直すお話。
内容に関してはググってもらえればと思うが、
ポイントは「当たり前」と思っていた方法を見つめ直す。
という事かな。

著者のエリヤフ=ゴールドラッシュは自分が創ったシステムを売るためにこの本を書いた。
小説として仕上げたところに閃きを感じるし、書けちゃうところが凄い。

しかし日本語版の出版をかなり渋ったらしい。

ケチだ(笑)

と思ったけど、まぁそれだけ日本の製品が売れていてアメリカの産業に影響を与えてたんだな、きっと。

ケチって出版しなかったのではないことは最後の解説に書かれているんだけどね(笑)


アルファオメガ

2009-02-09 00:49:15 | book
久々に読んだSF小説。
ウルトラマンをリアルに描いた感じかなぁ。

結構はまって一気に読んじゃった。

作者は基礎工学の大学院卒で
デビュー作「玩具修理者」は2002年に田中麗奈主演で
映画化もされているらしい。

ホラーって書いてるけど、
文章で見てる分には爆笑の連続。

実写化されたらだいぶグロテスクだろうけど(苦笑)

お勧めです。

察知力

2009-01-08 21:05:42 | book
今更ながら読んでみた。
性格や思考回路が割りと自分と似てて面白かったけど、
決定的に違ったのが負けん気の強さとストイックさ。
どこか妥協してしまう自分がいる。
俊輔ほど本気になれるものを見つけてないのだろうとも思う。
でもそれも自分の捉え方一つかな。



やっぱり似てないか(笑)
周りの動きを観察してから行動を起こすタイプの人は読むといいかもね。

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