アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

三六和紙と楮

2017年06月05日 | 作る
来月の個展に向けて、大きめの和紙を漉き始めました。
1000×800mmの大きさまでは私のアトリエで漉けますが、
それ以上はできないので、小原の工房をお借りして漉きます。

先日、うちで煮た楮(コウゾ)を持って行ってきました。
叩くのも時間がかかるし、手首や腕が痛くて大変!

とりあえず2枚漉いてきました。三六(さぶろく)という大きさです。

白一色ですが、水で模様がつけてあります。乾くのが楽しみ!
模様に見えるのは木漏れ日です。

最近、続けて楮が届きました。材料がたくさんあると嬉しい
先日信州の麻績村で分けてもらった楮。

一緒に写っている長野米の袋には、昨年麻績村でいただいた
染色に使う藍の乾燥葉がたくさん入っています。

和紙スイーツ作家の倉さんのご紹介で、高知県いの町の方から
分けていただいた楮も届きました!


最近、良い材料が手に入りにくいので、本当にありがたいことです
良い紙をたくさん漉いていきたい!と、気持ちが上がってきました

今週も小原に行って三六という大きい紙を漉いてきます。
三六は約1800×900mmの大きさです。デザインを考えるのに、
全体の大きさを把握するため、室内の壁にこんな枠を作りました。
毛糸をマステて貼って。

ここにパーツをはめてみたり、ただジーッと見て構想を練ったりしています。
コメント
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