東京オリンピックで、世間はいろいろと賑やかです。
私はあまり興味がないので詳しくは知りませんけど。
何か、競技施設を何処に、どの位の予算で造るとか、造らないとか、そんな処で、それなりに、四者協議とかで揉めているようです。
まあ、兎に角、東京都知事選挙で、小池さんが、選挙の“ネタ”として、東京オリンピックと築地移転を大いに利用して、散々騒ぎまくって当選しましたから、兎に角、それなりに大変なのです。
都議会自民党と、東京都の役人と、組織委員会と森元総理と、対決と対立の構図で有権者の人気を得たわけですから、選挙が終わったら、ハイ！それまでよ～！では、人気は低下し、今後の都政運営も、小池ゆう子の政治生命も、ハイ！それまで！となります。
それにしても、百合子さんは、言葉を選び、言葉で心を掴み、有権者にそれなりの幻想を与える業師です。でも、それは当然ですが、政策ではありません。
築地もオリンピックも、選挙用の、急拵えの公約のようで、問題点を叫んだだけで、具体的な解決策は持ち合わせていなかったようです。
兎に角です、既成勢力に、大きな組織に、大きな闇に、拳を振りあげ、大声で叫び、戦いを挑むポーズが、喝采を浴びて、テレビのワイドショーを独占していたあの頃。
でも、しかし、いまは、勝利感に酔いしれた時は過ぎ去ったのです。具体的な成果が問われようとしているのです。
でも、結局は、あの騒ぎは、あの選挙は、いったい何だったの？で終わりそうです。でも、彼女は、もう、そろそろ、次の策に、次のネタに、思いを巡らしている筈です。
次は、都議選で、「百合子党」を率いて勝利し、その先の国政選挙を見据えている筈です。都知事のイスは国政への再挑戦の手段なのです。
国政ではまったくマスコミから忘れ去られていたのです。注目を浴びるための作戦として、都知事選を利用したのです。あくまでも、最終目的は国政復帰で、日本で初めての総理大臣を諦めていない筈です。
政治家は、議員に、閣僚に、首相に、その地位に就くこと目的で、掲げる政策は二の次なのです。敢えて云えば、政策なんて何でもイイのです。
その証拠に、ＴＴＰですが、民主党政権の時は、当然民主党は推進で、自民党は反対を掲げて選挙を闘ったのです。
そして、今では、政権に就いた自民党は推進で、旧民主党の民進党は反対に回っているのです。
米国のヒラリーも同じく選挙の為なら推進から、ころっと変わって反対を叫びました。
古今東西、政治家の体質は同じなのです。
政策は、政治は、政治家に関係無く、官僚と経済団体の手の中にあるのです。
それにしても、安倍政権の支持率が最近の世論調査で６０％を超えたようです。このまま行くと、来年の今頃は「１００％」を超えることは間違いない！
１００％を超えたら、みんなで大笑いしましょう！
それでは、また。
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