歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

ドラマ『アシガール』の黒島結菜が時折見せる表情に藤圭子が見えたりするのです

2017年12月15日 | テレビの話し

前回の続きみたいなお話です。

前回、「男の操」の川栄李奈で、阿湖姫つながりで、

「アシガール」のお話です。

「アシガール」戦国の世と現代を行ったり来たりの、タイムマシン話しで、 これも、まあ、たわいもないお話なのです。

NHKで毎週土曜午後6時からで全12回で、次回は明日16日で最終回となります。

それで、主役の「速川唯/唯之助」を演じているのが、“黒島結菜”と云う沖縄出身の20歳の女優さんです。「ゆい・ゆいのすけ・ゆいな」で、ゆい・ゆい・ゆいの繫がりになっています。

それで、ときおり見せる表情に、私としては、藤圭子を思い出させるのでした。

 

土曜の午後6時の時間帯からして、タイムマシンものからして、キャスティングからして、明らかに、10代から20代の視聴者を狙っているのです。原作はたぶんコミックだつたような?

そんな世代のドラマを、70歳にあとちょっとで手が届く前期高齢者が見ているのです。

兎に角、「唯ちゃん」が、とても、とても、可愛いのです。健気に、一途に、走る姿に見せられてしまうのです。

そして、そして、時折、ふとした表情に「藤圭子」の面影が偲ばれるのであります。

唯ちゃんの「黒島結菜ちゃん」ですが、整った顔立ちで、美人で、可愛いのですが、“曲”が無いのです。役者としての個性がいまいち感じないのです。

女優の顔立ちが整い過ぎるのは、役者としての個性にならない、と、思ったりするのです。マイナス要因の気がします。

まあ、結菜ちゃんが、過ぎているのか、いないのかは、いろいろと見解があるとは思いますが・・・・・・。

兎に角、一流の役者は、顔立ちにも、そして、声質、言い回し、抑揚、イントネーション、アクセント、リズム、メリハリ、等々に強い個性をもっているのです。これって、やっぱり、訓練では獲得できない?

同郷“で先輩で、若手実力派?の“仲間由紀恵”とか、”満島ひかり”とか、背後に、妖しさを漂わせると云うか、怪しさを漂わせると云うか、観る側に、ただならぬ気配を、狂気を、抱かせるのが一流の女優だと・・・・・・・思ったりするのです。

まあ、狂気と正気は紙一重であり、正気の中での、一瞬の狂気であり、ずっと、ずっと、狂気では、とても、とても、鬱陶しいのです。

まあ、20歳の黒島結菜ちゃんとして、今回の役柄的として、ただならぬ気配は要求されていないのですが、それでも、何処かに、それとなく、何となく、フツウでは無い、ただならぬものを、観る側に抱かせるのが役者?

“狂気と正気は紙一重”なのですが、それで、富岡八幡の事件なのです。

現職宮司の姉を、弟の元宮司が日本刀で惨殺し、共犯の妻も刺し殺し、自害した事件は、とても、とても、衝撃的でした。

弟の元宮司も、その妻も、まあ、フツウの人間だと思います。フツウの人間であった為に、地位と名誉と金に目が眩んで、正気から狂気へと・・・・・・。

それにしても、有名な神社とか寺院の代表の地位は、職業として、財産として、利権として、世襲されているのです。

世襲は腐敗し易いのです。でも、そんなことは当事者とも、一般論としては、百も承知、二百も合点なのです。

がァ、でも、しかし、それは、それとして、利権の甘い誘惑に駆られ、世襲にしがみついてしまう、とても、とても、フツウの人なのです。

フツウの人は、フツウの暮らしをしていれば、狂気に走る事は無いのです。フツウの人が、フツウでは無い、地位や、名誉や、財産に囲まれて暮らすと、いつしか狂気が顔を出すのです。

話しが大夫逸れました。

兎に角、“アシガール”の黒島結菜ちゃんは、可愛いです。

頑張って、同郷の先輩を追いかけて下さい。

それでは、また。

 

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1 コメント

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Unknown (さかいのぶよし)
2020-10-23 03:52:03
兎に角、一流の役者さんだから、あらゆる分野で一流のパホォーマンスの方々は訓練で獲得した神がかりが、憑依している。「上級者」の指導で達成できない、不思議なもの。原節子さんから、「スパイの妻」を演じるのに、蒼井優さんは学んだと。一流の人は生き様、死にざまが「普通」と違う。女性のエンターテイナーには同感です。

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