「明日の記憶」という映画を見た。友人に誘われて突然見ることになったのだが、以前知人のブログで紹介されていたこともあり、映画の内容に関して少しばかりの予備知識はあった。
キーワードはアルツハイマー。ちょっと前に「私の頭の中の消しゴム」という韓流映画を見ていたので、似た類かなと思ったのだが、今回のは若年性といっても、もっともっと年輪を重ねた夫婦の物語だ。
仕事一本やりで生涯を送ってきた夫が突然の病魔に襲われる。会社を辞めることになる。娘の結婚式。そして、代わりに働きに出ることになった妻を見送った後の、ひとりの生活。それを支える妻の献身。
この映画を見てきたよと別の友人に話したとき、「やっぱ涙うるうる?」と聞かれたが、私の場合はあいにく「ううん。」としか答えようがなかった。唯一、じーんと来たのは、主人公が会社を去る場面だ。私自身、社会と拒絶されることに、一番の恐れを抱いている証拠だろうか。
多くの人が涙したに違いない妻との関係は、わりと冷めた目で見ていたかもしれない。私にはこんなことはできないなあという思いと、ここまでするの?という疑問。もしも、自分自身にこんな献身を強要したなら、自己の偽善に対して、罪の意識を持つかもしれないとまで思った。
こういう映画を見ると、あらためて冷たい自分の心、自己中な考えを感じさせられずにはいられない。
でも、親子ものは、ちょっとしたシーンでもかなりじ〜〜んとなるところを見ると、私の場合は夫婦よりも親子の絆が強いってことなのかなぁ。夫は、夫婦がまずあっての子供だと言っていたから、申し訳ないけど、私とはちょっと違うみたい。
こんな私の気持ちを聞いたらショックを受けるだろうなあ。。
それにしても渡辺謙の演技力には舌をまく。これが下手な俳優だったらまったく違った映画になっていただろうなぁ。アルツになった人の心の孤独が怖いほどに伝わってくる。テーマとなる夫婦愛よりも、どちらかというと病気と闘わざるをえない人の戦慄みたいなものを強く感じた。
そして、彼によりそう樋口可南子の自己主張しすぎないさらっとした演技もまた見事。影になることでより強い印象を与えている。ちょっと違うけど、負けて勝つってこういうこと?などと思った。やはり、ここでも勝ち負けにこだわる自らの性格を垣間見てしまったようだ。どこに対して自己投影をするかで、本性がわかってしまうから、映画って苦手なのよね。
キーワードはアルツハイマー。ちょっと前に「私の頭の中の消しゴム」という韓流映画を見ていたので、似た類かなと思ったのだが、今回のは若年性といっても、もっともっと年輪を重ねた夫婦の物語だ。
仕事一本やりで生涯を送ってきた夫が突然の病魔に襲われる。会社を辞めることになる。娘の結婚式。そして、代わりに働きに出ることになった妻を見送った後の、ひとりの生活。それを支える妻の献身。
この映画を見てきたよと別の友人に話したとき、「やっぱ涙うるうる?」と聞かれたが、私の場合はあいにく「ううん。」としか答えようがなかった。唯一、じーんと来たのは、主人公が会社を去る場面だ。私自身、社会と拒絶されることに、一番の恐れを抱いている証拠だろうか。
多くの人が涙したに違いない妻との関係は、わりと冷めた目で見ていたかもしれない。私にはこんなことはできないなあという思いと、ここまでするの?という疑問。もしも、自分自身にこんな献身を強要したなら、自己の偽善に対して、罪の意識を持つかもしれないとまで思った。
こういう映画を見ると、あらためて冷たい自分の心、自己中な考えを感じさせられずにはいられない。
でも、親子ものは、ちょっとしたシーンでもかなりじ〜〜んとなるところを見ると、私の場合は夫婦よりも親子の絆が強いってことなのかなぁ。夫は、夫婦がまずあっての子供だと言っていたから、申し訳ないけど、私とはちょっと違うみたい。
こんな私の気持ちを聞いたらショックを受けるだろうなあ。。
それにしても渡辺謙の演技力には舌をまく。これが下手な俳優だったらまったく違った映画になっていただろうなぁ。アルツになった人の心の孤独が怖いほどに伝わってくる。テーマとなる夫婦愛よりも、どちらかというと病気と闘わざるをえない人の戦慄みたいなものを強く感じた。
そして、彼によりそう樋口可南子の自己主張しすぎないさらっとした演技もまた見事。影になることでより強い印象を与えている。ちょっと違うけど、負けて勝つってこういうこと?などと思った。やはり、ここでも勝ち負けにこだわる自らの性格を垣間見てしまったようだ。どこに対して自己投影をするかで、本性がわかってしまうから、映画って苦手なのよね。












なかなか良かったでしょ。
謙さんの迫力ある演技には感動しました。
壊れていく自分がわかる。。。って、
すごい恐怖だと思う。。。
そして、それを見守る家族にとっても、つらいことだと。。。
自分の身にも起こりそうな出来事なので、
よけいに感情移入しちゃいました。
百子さんのご紹介のおかげで見ることができました。
そうそう、自分が壊れていくってのが一番の恐怖ですよね。
奥さんを角皿で殴ってしまう場面での、主人公の狼狽がよくわかります。あれはみていて切なかったです。
最近は、物忘れがひどくて、しょっちゅう、アルツハイマーだったらどうしようなどと思っている私です。
樋口可南子は今NHKで放映している「ディロン・運命の犬」でも自然体でいい演技をしてますよね。
親類だけじゃなくて、ある人と出会った故に、そこからさらに縁が広がって、かけがえのない人に出会ったり。人生って縁でできてるのだなあと思ったりします。
この夫婦だって、夫婦間の繋がりを大事にするかどうかで、また全く違った人生を歩むことだってありえますものね。
樋口可南子さんはドラマでも活躍されてるのですね。今度見てみます〜。
渡辺謙の体当たりの演技、見てみたいなぁ・・・
でも、自分がなるのは、私も本当にいやだなあ。