KAZUの世界へようこそ

自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群:ホームスクーリングや退学勧告を乗り越えて、高専に合格した息子の物語です。

試験週間が終了しました。

2017年05月28日 08時53分47秒 | 受験・学校
学年最初の試験週間が終了しました。

1年生の最初の試験ということで
試験範囲も少なく
点が取りやすい試験です。

この学校は2学期制なので
定期試験は4回しかありません。

進級・落第の基準は
1回の試験ではなく、4回の試験の平均が
基準点を下回った場合と聞きました。

まぁ、基準点を下回るようなことがあっては
ならないのですが、
今回の試験で高得点を取っておくことは
大事なことだと発破をかけれたようです。

試験科目は12科目
3学期制の高3のYUKAが7科目なので
プラス5科目はキツイですね。

試験日程も丸々1週間でした。


KAZUと私は朝晩体調確認と
不測の事態がおきていないかを
チェックするためにラインで連絡を取り合います。

でも、この試験中は朝の連絡がなかったり
少しヒヤヒヤしました。

睡眠不足はイライラを招くことを知っていますし
眠気のでる薬を飲んでいることもあって
せめて12時には就寝してほしいのですが、
あまりに夜更かしする場合は
翌朝に響きそうな薬は飲まないように
あらかじめ主治医と相談していました。

通常の日なら朝の点呼で
確実に起きていることがわかるのですが、
試験中は点呼がないので
寝坊する可能性は十分にあるわけです。

さらに慌てた所為で
コンサータやストラテラを飲み忘れることに
なりかねません。

だから朝の連絡は大事というわけです。


自主性重視の高専寮では
試験中の行動も自己管理が重要なわけで
KAZUはテスト終了後、仮眠
勉強して、夕食、さらに勉強。
夜11時には就寝していたようです。

小指の負傷の件も重なり
だんだん精神的に浮き沈みし
疲れてうっかり寝てしまうこともあり

自宅なら起こしたり激励したりできるのですが
それも自己責任です。






高専での生活も2ヶ月になろうとしていますが、
喜ばしいことに、今の所
一度も遅刻・欠課・早退・欠席をしていません。
さらに、今の所学校は楽しいという感想を述べています。
もちろん、寮生活には不自由さが伴い
可能な限り毎週末帰宅し、充電して学校に
戻っていくわけですが、
それでも2ヶ月続くってことはすごい進歩です。

来週はKAZUの誕生日です。
この調子でいけば、
誕生後、もっとも穏やかな気持ちで過ごせる誕生日です。
もちろん心の浮き沈みはあり
不安を抱えたり、気持ちのコントロールができず
もがき苦しむこともあるのですが、
十代後半の多感な時期は
誰でも悩み苦しむ時なので
それをそっと見守りながら
サポートしてやりたいと考えています。




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