KAZUの世界へようこそ

自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群:ホームスクーリングや退学勧告を乗り越えて、高専に合格した息子の物語です。

ありがとうの心

2017年04月08日 05時44分44秒 | 日記
高専最初の1週間が終わろうとしています。

最初の1週間は身体測定や
各種オリエンテーションがあり
イレギュラーな生活を苦手とする
KAZUのような子には魔の1週間です。

そのストレスはある程度覚悟していたので
朝夕に欠かさず連絡を取っていました。

今日はそんなメールのやり取りです。

終わったよ。

クラブ行った?

うん 7時までやったよ。

楽しんだんだね。

最初は楽しい話で会話は進みます。

ある程度進んだところで気になったことを聞いてみました。

あのさ。。。荷物届いた?

うん。 届いたよ。ありがと。

届いたら連絡してね。

なにを?

え。。。!

学校に荷物が届いたかどうかは学校からKAZU宛のメールでわかるけど
KAZUが確実に受け取ったかは母さんにはわからないんだ。
誤って他人に荷物が渡るかもしれないし。。。

ふぅーーん


こういう会話の時、説明してもピンとこないのが
多少イライラします。

ま、思い返すと私も大学時代、仕送りをしてくれたのに
なんの連絡もせずに母に叱られていたので
そういう気遣う気持ちが薄いのは
母が悪いのかもしれません。。。
反省ですね。




話は変わりますが、私の働く職場では
立場の上下に関わらず
「ありがとう💝」という言葉が
1日になんども飛び交います。

目に見える感謝だけじゃなく
気づいたらそっとやっておいてくれたことに対する感謝
みんなが使いやすいように備品を片付けてくれた人への感謝
自分の代わりに患者様への応対をしてくれた人への感謝

「ありがとう💝」は
新たな
「ありがとう💝」を産みます。
各スタッフは『こういう時、〇〇してあったら便利!』と
思い立ったらすぐ行動します。
そしてそのことに気づいたら他のスタッフはすかさず
「〇〇さん、これ便利!ありがとうね💝」と声を掛けます。


口から「ありがとう💝」が溢れでる社風はとても和やかです。



特にKAZUのように人の助けを必要とする場合
「お願いする姿勢」「感謝する姿勢」を
身に付けるのはとても大切なことです。





















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