All you need is love

自由に感じたままに綴っていけたらいいなぁと思います
ありのまま。。。

悲しいこと

2017-06-14 18:38:16 | 大切な人へ
あの日、朝から上司がそわそわしていて、
私にたずねた。

こういう人を知らないか。
もしくはうちの会社の女性でこの人とお付き合いしている人はいるか。

メモには男性の名前が書かれていた。

知らない人だった。

その人は意識不明の重体。
朝、事故に巻き込まれたそうだ。

危篤状態。
この人の彼女がうちの会社にいるらしい。
その彼女は私と同じ市に住んでいるという情報。
心あたりがなかった。

私が席を外して、戻ると、
とても親しくしている後輩が表情をなくしていた。私は彼女を支える形で横に立つことになった。

私の彼です。そう言った。

彼女は私と同じ市に住んでいないし、
嘘。まさか。
いつも聞く彼の話。愛称だったから…。

事故の現場は彼の出張先と一致している。
彼の会社に確認。
信じたくない情報が現実に…

一刻も早く彼に会わなければいけない、
一刻も早く。
同僚の運転で彼の搬送先の病院へと急ぐ。

彼は生きていた。
傷だらけの彼に触れたと話してくれた。
医師の診断は「脳死」
意識は戻ることはないことも。

彼が息を引き取るまでの2週間。
早退許可を受け、毎日病院へ行く。


あのねぇ、傷が治ってくるんですよ。
生きてるんですよね、彼。


医師はね、感情からくるものじゃないって言うの、でも彼の涙は何かを意味してるものだと思うんですよね。


いつ目覚めてもおかしくないと思うんです。


すごく頑張ってるでしょ、
生きようとして頑張っているみたいで。


こないだね、彼、誕生日だったんです。
次に会った時にお祝いしようって、
話してたんですよ。




そして彼が亡くなりました。

とてもとてもとても辛い話です。
結婚しようかなぁ、と話していました。
あまりに辛い話です。

彼の出張は彼の主の仕事ではなく、
サポートで急に行くことになった。
運転していたのは先輩で無事だった。
彼は頭を強く打ち、脳死となり、
2週間後に亡くなった。


こんな現実、ある?


毎日毎日起きる交通事故。
車は私たちにとって必要不可欠なもの。
でも命を奪うことがあるんです。
そんなこと分かってる。
分かっているけど、こんな現実、ある?


彼が亡くなってからの彼女、
以前より明るくなった気がしています。
よく笑い、よく怒ってます。
こんなに悲しいことがあったことを、
忘れそうになります。

あれからもうすぐ1年。

彼女なりに、今を生きている。
そう思います。

私は彼女を美しく思います。




cocchiy



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