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「低費用=安っぽい」という無茶苦茶な論理で語られる家族葬の誤解

2017年05月03日 22時03分17秒 | コラム・ルポ

「低費用=安っぽい」という無茶苦茶な論理で語られる家族葬の誤解

時代とともに変化してきた葬儀だが、「家族葬」という葬儀の形式が現代においてはその知名度を上げ、徐々に定着し始めている。しかしこの「家族葬」にはよくないイメージも付きまとっているという。「教えて!goo」では家族葬についてどのようなイメージを持っているかを問う「家族葬はどのようにお考えでしょう」という質問が投稿されており、そこで見られた回答の中にもマイナスイメージの意見が見られた。

■家族葬について思うこと

では早速家族葬について、幾つかのイメージを紹介する。

「そういう立場の葬儀(人間関係、隣保付き合い)が薄ければ、ご自分の好きなようにされたらいいと思います。私は、とても付き合いが濃いところにいますので、そうはいきません。」(hana-netebakariさん)

「子供や孫の会社関係者や知人などに参列してもらう必要性を感じなかったので家族だけでしようと決めました。気兼ねなくゆっくりお別れができ私自身は納得していますし自分もそのような形で充分だと思いました」(sen1998さん)

「ダラけた印象といいますか、最後の見送りというおごそかな雰囲気はなくなってきます。葬儀屋さんが一生懸命、儀式(セレモニー)として執り行おうとしても、どこかダラけますね」(noaaanoさん)

良かったという意見、好きにすればいいという意見、厳かな雰囲気に欠けるという意見。人によって感じ方はそれぞれだが皆さんはどうだろうか。

■家族葬は質素で地味?

これまで述べてきたように家族葬には様々なイメージがあるが、その中でも特に取り上げたいのが否定的なイメージだ。そもそも何故、否定的なイメージを持たれるのか。心に残る家族葬を運営している葬儀アドバイザーに話しを伺った。

「家族葬は一般葬と違い、『家族と生前に親しかった方たちだけで、最後の時間をゆっくり過ごす』という性質を持っています。これにより一般葬と比較して小規模になります。そして小規模であるがゆえに低費用で済むという特徴を備えています。しかし、何故か『小規模』というワードが持つある側面だけを切り取って『質素』や『安っぽい』というイメージとリンクされてしまいます」

「小規模だから低費用。低費用だから安っぽい、質素」という論理のこじつけが行われているという。しかしそんなことは全く関係ないと話す葬儀アドバイザー。

「誤解を恐れずに言うと、葬儀に関わる当事者は『故人』と『遺族』と『生前に親しくしていた方』の三者しか存在しないと考えています。ご近所や仕事の関係者も含めるべきだと言う意見を否定はしませんが、それ以上に重要なのは、どうすればその三者が満足するかをまず考えることです。そこには一般葬と家族葬のどちらにするべきかという問題は無関係です。もしもその順番を間違え、形式や体裁を重視すると、結局何を大事にしたかったのか曖昧なまま終えることになります。そうなると残念ながら、一度しかない最後のお別れとなる葬儀に後悔が残ってしまいます」

一般葬と家族葬のどちらが良い悪いではなく、大切なのは故人と遺族、生前に親しくしていた方が納得するかどうか。そこをどうか間違えないでいただきたい。

●専門家プロフィール:心に残る家族葬 葬儀アドバイザー

故人の家族と生前に親しかった方だけで行う家族葬こそが、故人との最後の時間を大切に過ごしたいという方に向いていると考え、従来の葬儀とは一線を画した、追加費用のかからない格安な家族葬を全国で執り行っている。


ライター 島田 俊

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)
 

 
カミさんとたまに話をしているんだけど、自分たちの葬儀は『直葬』にしようかと…。
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