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聖教新聞 〈名字の言〉 2016年10月20日

2016年10月26日 22時45分26秒 | コラム・ルポ

聖教新聞 〈名字の言〉 2016年10月20日

 牛に優しく接すれば、乳量は増える――そんな研究結果が今夏、英国での国際応用動物行動学会で発表された▼牛を待機場から搾乳場に移す際、「ほら」「おい」などと命令口調でせかすか、逆に、なでたり優しく声を掛けるか。2通りの態度で、1カ月間、約70頭に接し続けた。後者の態度を受けた牛は、乳量が増える傾向に。特に、若い牛への影響が大きく、後者の態度で1回接するたびに平均乳量が約600ミリリットル増え、前者では1回ごとに約400ミリリットル減ったという。命あるもの、気持ちは確かに通じていくという一例だろう▼教員を37年務めた教育本部の友が「子どもには、大人が『私』を主語にした『I(私)メッセージ』を届けてほしい」と、先日の全国県未来本部長・未来部長会で語っていた▼「宿題しなさい」などという“上から目線”の命令は逆効果。そうでなく「宿題をしてくれると、お母さんはうれしいよ」と、同じ目線に立って「私」の思いを伝える。それだけで、子どもの受け止め方は大きく変わる。何より、子どもと向き合う大人の側の心が変わっていく、と▼策や方法の話ではないだろう。心は言葉に表れる。だからこそ言葉には、人を立ち上がらせる力がある。祈りを込めた真心からの言葉を、きょうも友に届けたい。(鉄)


言葉というものの恐ろしさと温かさを実感したこの1年だったなぁ。

自分は多くの言葉に傷つけられたけど、他人へは決して返したりはするまい。 

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