†紋楼の桃色番外地†

MONNLOW主義+大画面では正しく表示されません+about必読+

†Waffle Street†

2017年04月24日 | ■MOVIE



ワッフルストリート
※完全ネタバレ

タイトルからしておいしそうなワッフルがどっさりと出てくる
映画を想像するのだが、違っていた。
だがこの映画はポジティブで楽しくて良かった。

ただ一点だけどうしてもキツかったシーンがある、それは
彼がトイレ掃除をするシーンである。
悲惨な便器が映るのだが、見ないほうが良い。



主人公は金融業界で働くエリートタイプなジミー。
だが彼は首になって就職活動を始めることになる。
転職先は何の変哲もないワッフル店。
これまで彼が関わることのなかった人間を相手にエプロン付けて
働き始めるのだが、この店は1000時間以上勤務したら、店の
オーナー権を購入することが出来るという条件があり、
それなら自分が経営者になろうと決めて、朝も夜もなく猛烈に
働き始めるのだ。
もともとエリートなタイプだから、こういう店はあっていないと
周りからは思われているが、本人はとてもドライというかポジティブというか。
俺は金融業界でやり手だった、などというような自分の過去への
執着や変なプライドなど一切なく、職場がどうであろうと偏見もない人。
で、こうと決めたらもうそこへまっしぐらな人なので、
エリートだった旦那がいきなりワッフル店の店員になり店を買うと言いだして
昼も夜も働きづくめになると、奥さんからはいろいろ複雑になる。
奥さんは妊娠しており今もっとも夫の助けを必要としているときなのだが
いつのまにか車を売ってしまうとか、勝手に店を買うと決めてしまうとか
旦那のまっすぐさに苦労を掛けられるのだ。でも奥さんは結局旦那を支え続けていく。
だからこの奥さんはかなり偉大な奥さんである。

本当にひたすら彼が働きづくめになって過ぎていく日々を追っていく。
見ている方は、そこまでがむしゃらに働くことの潔さや気持ちよさを感じる。
自分もそうしたいような気持になってくる。
とにかく彼の意欲は伝染するようなものを持っている。

で、働きづくめのこの男は、確かに奥さんに苦労を掛けているとはいえ
なかなかいい男になっていく。最終的に店は買い取れない。
そこまでやっても上に裏切られて夢は潰される。
それでも、同僚と築いた絆や、奥さんと重ねた苦労の中で大切なものを
再発見していき、ちゃんと良い結末を迎えている。



この話は実話なのだというのだから、おそれいる。
普通なら自分のやってきたエリート思想やつまらないプライドなどを
人は少なからず持っていてもおかしくはないが、この人は本当に
そういうものに何も興味を持っていないという感じでいさぎが良く
そういう部分はとてもかっこいい。

自分の父親も祖父も会社をやっている人間で、あとを継いでほしいと
願っているのだが、自分の道を見つけていく、この人の地道な努力や
やる気、前向きさなどには、ポジティブなエネルギーを与えられる。

これは見てよかったな。と素直に思った。トイレのシーン以外は。

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