「描く」仕事の現場から

イラストレーター兼デザイナー兼ディレクターTETSUの独り言

e-Taxに挑戦してみようと…。

2008年02月28日 | ■社会
季節柄、e-Taxに挑戦しようとして、
ホームページを見てみた。
http://www.nta.go.jp/e-tax/index.html

まずは、「e-Taxって何?」である。
http://www.nta.go.jp/e-tax/01.html
ふむふむと読み進め、「ご利用に必要なもの」までたどり着く。
(1) パソコンとインターネットが利用できる環境
(2) 電子署名用の電子証明書
(電子証明書がICカードで発行される場合は、
ICカードリーダライタ)
とある。(2)がなんだかさっぱりわからない。
で、リンク先を読んでいくと、
「…」
「マックから納税出来ない?」
いや、そんなことはないはずとさらにいろいろ探す。
http://www.e-tax.nta.go.jp/toiawase/qa/tyokusetsu.html#Link3
あった。マックからも出来るようだ、ん??
「OS10.4」以降。
撃沈、である。うちのはOS10.3.9である。0.01足りない(違)
ん??
http://www.e-tax.nta.go.jp/topics/topics_190109_mac.html
こんなのもあるぞ??ルート証明書って何だ??

この時点でバーストである。
すでに頭の中ではヒョウが降っている。

しかし、あきらめては元も子もない。
一旦パソコン環境はさておいて、
「電子証明書」が必要らしいので、そちらを調べてみる。
http://www.jpki.go.jp/
ここにリンクでとばされてみる。
電子証明とは「公的個人認証サービス」において、
「実印」の役目を果たすものらしい。
電子証明を受けるには、
「顔写真入りの住民基本台帳カード」が必要であったり、
その発行のためには健康保険証ではだめで、免許証か
パスポート等のかお写真入りの本人特定出来る証明書が必要
とのこと。(免許持ってない…。)
それらを持って市役所なり管轄の行政窓口に行き、
専用のCD-ROMをもらい、(Macで開けんのか??)
ICカードリードライターを買い、顔写真入りの住基カードに
電子署名なる暗号化を施さねばならない?
ようなのだ。

エベレストより高い…。
(続く)


■イラストとアートの定義(仮)

2008年02月26日 | イラストの話
ここのところ、アートイベントの
裏側に関わる機会が増えて来た。

その中で、「アート」と「イラスト」
という、概念の定義を自分なりにはっきり
させておきたいなという気持ちがあって,
コラムに書いてみることにする。

アート(芸術)は「人間」と「社会」を結ぶ活動である。
人間は社会で生きていく中で様々な内的な「イメージ」を
持ち,それを表現する意欲を持つ。それが、
「ネガティブ」なものであれ、「ポジティブ」なものであれ、
アートと呼ぶべき資格はまず、その人の「存在」が立脚点で
なくてはならない。さらに、価値のあるアートというのは
「社会的意義」のあるもので「オリジナリティ」という
「個別性」の高いものである必要もある。

「イラスト」はその語源である
【illustrate】
(~を説明する、例証する(illustrate+名+with),照らし出す、
~に図解を入れる)
の意味からもわかるように、本質的には「機能」があるもの
であると考える。「目的」に沿ったものとも言える。
「何を」理解するために作られるのか、の「何を」の部分が
例えば,「機械の説明」なのか、「主人公の内面」なのか、
「星の起源の説明」なのか、あるいは「給与の内訳」なのか、
それによって当然、表現は180°違う。
表現することが多岐にわたる以上、これを職業とするものは
ありとあらゆる物事に精通する必要がある。
いかに、機能的に説明するかという命題は、時として、
人の第六感の部分や、直感的な部分を刺激することも
求められる。これをセンスと呼ぶのかもしれないが、
「アート」を「表現のベース」にあるいは「フィルター」
としてまといながら、「特定の命題」にそったものを作る。
加えて,その目的および,その結果に対して、責任を負う
のが「イラスト」である。

「イラスト」と呼べないイラストと銘打たれたものが多く
氾濫する反面、逆に非常に「イラスト」であるのに、
その効用価値に反し、適正な価格で取引されていないものも
多くある。

以上,線引きしてみたが,
「アート」として認識するレベルにある「イラスト」
は数多くあり、レベルの高い「アート」でなければ、
伝わらない「イラスト」のポジションは日々増えている。



用語メモ(ウェブマーケティング)

2008年02月25日 | ◆用語メモ◆
■アライアンス(パートナー)を組む
アライアンスの本来の意味は同盟、連合。
企業経営上で用いるアライアンスとは、複数の企業間の様々な
連携共同行動を指す。

アライアンスの形態は様々だが、資本関係をともなうか否かで
大きく区分することができる。
一般的には資本関係をともなえば強いアライアンス、
ともなわなければ弱いアライアンスとなる。

■ リスティング広告
リスティング広告とは、有料リスティングサービスと同意。
有料スティングサービスとは、検索エンジンの検索結果画面
に有料で広告を掲載するサービスのことを言う。

■ 有料リスティングサービス
有料スティングサービスとは、検索エンジンの検索結果画面
に有料で広告を掲載するサービスのことを言う。

■ ペイドリスティングサービス
ペイドリスティングサービスとは、有料リスティングサービス
と同意。有料スティングサービスとは、検索エンジンの検索結果
画面に有料で広告を掲載するサービスのことを言う。

■ キーワード広告
キーワード広告とは、有料リスティングサービスと同意。
有料スティングサービスとは、検索エンジンの検索結果画面に
有料で広告を掲載するサービスのことを言う。

(以上、http://www.exbuzzwords.com/
「exbuzzwords実務家のための専門知識・情報サイト」より)

昨日の友人との会話の中で。
「適切なアライアンスを組んで、
ワンストップソリューションを~」
という会話があったので、記憶メモ。
ワンストップソリューションについては
解釈がケースバイケースで微妙に違うようなので、
ここでは定義しない。

参考として
同じく(exbuzzwords実務家のための専門知識・情報サイト)から、

■ワンストップサービス
ワンストップサービスとは、一度の手続きで、必要とする関連作業を
すべて完了させられるように設計されたサービスのこと。

様々な行政手続きをいっぺんに行なえる「ワンストップ行政サービス」、
一ヶ所で必要な物がすべて買える「ワンストップショップ」や、複数の
支払い請求を一括して処理する「ワンストップビリング」などがある。

一ヶ所で様々な製品をまとめて購入する消費者行動を
「ワンストップショッピング」ともいう。

事業研修についての視点。新たな教育の谷間。

2008年02月24日 | JILLA(日本イラストレーション協会)
先日,何人かで話していた時に上がった内容が,
少し,ヒントとして気になり出している。それは、

「30代前半~中盤くらいに、もう一度まとまった
 学習の必要な時期が来る」
「そこに適切な教育機関あるいは、研修事業が少ない」
 ということだ。


「生涯学習」が唱えられて久しいが、
どうも,この言葉はこと,最近に至っては「老後」に
向けて打っている印象が消えない。
(個人的な印象かもしれないが)
そんな晩年機の話ではなく,これから家族を持とうとか、
働き盛りに差掛かろうとか,そういう人たちがとても
多く、セーフティネットの外に落ちている気がする。

僕は,はじめて就職した会社でとても手厚い研修を
受けた。その研修は今思えば,すばらしく、バランス
よくいろいろなことを経験させてくれて、後年、チームを
理解するための多くの手助けとヒントをくれた。

フリーランスになってから、デザイン制作会社を中心に
30近くの企業にまわっているが、一部の大手代理店を除き、
制作会社には、ほとんど「研修」と呼べる体裁のものが
ないように見受けられる。

たいていは即,現場だ。

専門学校で,特化した技術を習い、即現場に行って
その技術で仕事をする。そんな人たちも多い。
悪くはない。だが、その技術の変化がすごく早いので、
技術のスキルだけで競争した場合、当たり前のように
若い世代に多くの中堅は取って食われる。
会社を変わる、辞職するなんていうのは日常茶飯事。
大学を出てそういう会社に就職した人も、多くが
3~5年で最初の会社から転職していく。
前向きな転職もある。反面、「お払い箱」的なものも
少なくない。

昭和の日本企業はそうではなかったと聞く。
「育てる」余裕があったのかもしれない。

あると思っている「業界」も日々変化し、実は縮小して
いたり、パイが無くなっていたり、自分の知らないところ
に,突如(では本当はないのだが)大きな商域もとい業界
が現れたりする。「出版」「広告」といったものを中心に
マスコミ4媒体などと習ったのはもう過去の話。
これからの人たちにそんなことを伝えるのは無意味ですらある。
自分たちの外にそういう業界があると安心している人たちは
確実に溺れる。凪いだ内海はなく、時化の海にこぎ出して
いることに気づかなければいけない。
新しいといわれたIT業界さえ、再編され、細分化され、
可能性の見直し、行き詰まり、新しい考え方の出現と
日々変化の嵐である。

今、多くの「しらない」人たちがあふれている。

今,新しい大きなエネルギ-政策の転換や、地球
との向き合い方が叫ばれ、食の問題はじめ、自分
の足下を見れば、新しいクロスメディア、新しい
アライアンス。そういう「激しい変化」に自分たちが
いることに気づいてチャンスを見出していかなければ
いけない時代。
個であっても「社会」に対して「役に立つ」あるいは
誰かに対して「与える」存在でなくては生きていけない。

そのためには、「今」と「社会」を見渡すことが
どの職業に於いても、とても高いプライオリティーで
必要なのだと思う。
「絵が描ける」だけではいかほどの役にも立たない。

高い社会性と,高い個の技術の両立が並立して
いなければいけない。

「コミュニケーションのルール」であるとか、
「イマジニアリング」であるとか、
「イメージを共有するためのスキル」であるとか。
「チーム化」のスキルであるとか。

サッカーでいうところの「高い戦術理解」の部分。
多くのフリーランス志望の若者が「個」の技術はあっても
「戦術理解」が低いために、ビジネスの現場に
連れて行くことが出来ない(つまり,試合にだせない)。
なかには、「個」の力で突き抜けていくやつもいるだろう。
ただ,それは全体の1%に満たない。

出来れば,そういった部分の再学習の現場が30前後に
もっと必要な気がするのである。







グリーンパワーキャンペーン終了

2008年02月23日 | Tシャツ・アート展
いろいろと、実りのあるイベントになりました。
本イベントはどこまで行くのか,これから楽しみ。

とても自主的に手伝って下さった、
ボランティアスタッフの方々に、何かいいカタチが
返せるようなイベントにするために、
出来ることを淡々とこなしていきたいと思います。

高速のレールに乗っているので,あとは走るだけ。
5年続けば,このイベントがクリエイターチャリティーにおける
ジャパンスタンダードの1つになるでしょう。
多くの方が,このチャンスから機会を得ていってほしい。
そう,裏方は願っています。

イベント終了後、このイベントではおなじみの面々4人ほどで昔なじみの
銀座の「鳥松」にて焼き鳥にて乾杯。肝,ささみの梅肉付け、油揚げに
鳥の刺身を巻いたもの、しそで巻いたつくね、刺身になりそうな椎茸に
天然のあら塩をかけて炭火で焼いたつくね串、皮、締めには鳥のチャーシュー
が入った鳥だしラーメンなどを堪能。某D氏の将棋談義から「と金」Tシャツ
を作る話で盛り上がり、海外進出の野望に夢をはせ、最後は現実の企画立て
なきゃで、リアルな現世世界に戻ってきました…。

なにはともあれ、おいしかった。ごちそうさまでした。

程よく疲れて家に帰ったのですが,仕事は終わっていないので、
もう少し,睡眠はお預け。午前様を過ぎてもまだ電話の向こうには
制作の担当の女性が眠そうな声をこらえて、一生懸命お仕事されています。

東京で仕事をしていて,都会は眠らないんだと思うことしばし。
みんな,寝ようよ(号泣)
にしても,頑張る人が本当に多い…。

さて,このブログ書いたら、今日は寝ます。
おやすみなさい。

グリーンパワーキャンペーン最終日!

2008年02月22日 | Tシャツ・アート展
昨日は、今日の搬出撤去の作業に時間を作るため、
元ちとせのスペシャルライブをとても見たかったのだが,
断念して,ひたすら明け方まで仕事。

昨日のGPCイベントの様子はボランティアでお手伝い下さった、
友人のRさんのブログに。
http://rymeworks2.exblog.jp/7325114/

う~,行きたかった。

昨夜は、尊敬する先輩のイラストレーターの方からの
ご紹介ではじめてお話した方と、ん?はじめて??
話しているうちに、どうやら,同じ大学の同期卒で
お互いに会えば「あー」ってなるくらい近いとこで
いろいろ会ってたらしい人と判明。
名前と顔を思い出す。

狭いなー。お互いに所属していた音系サークルが同じで、
話がいきなりタイムスリップ。
活躍している知人の話を久しぶりに聞いて
ちょっと嬉しかったなー。

そんなこんなで、3時間ほど爆睡して、
たった今入稿をすませ、
今日はお昼過ぎから,最終日の会場入りです。
土日の仕事がすでに埋まっていようとも、
イベントは堪能するのだ!

では,行ってきます。

ある大きな会合にて

2008年02月21日 | JILLA(日本イラストレーション協会)
一昨日、とある、いくつもの業界団体の代表者が集まって
それぞれの業界事情を話合う事業者団体の懇談会に出席して来た。
私はイラストレーション関連の団体の一委員としていったのだが,
出版の小売店関連の代表の方の話が気になる内容だった。

出版不況が続いているが,
・ここに来て、「月刊誌」が売れない状況になって来た。
・月刊誌というのは最も利益のある,部数の売れて来たものなので
 それが売れないとなると、「小売り店」つまり小さな「町の本屋」
 は、たちいかなくなる。
・付録の「鉱物」なんかがついたようなもの何かは相変わらず,良く
 売れる。
・敷地面積が多く,取り扱い書籍の種類のある大型書店以外は売上げ
 が上がらない。
・コンビニの取り扱い雑誌(月刊誌)が減っている。
・手をこまねいているわけにはいかないので、王道のキャンペーンを
 あちこちの本屋で始めた。それは、「読書をしよう」「読書機会を
 増やそう」という基本的なこと。取り組みとして,紹介されたのは,
「本屋のおやじのおせっかい。中学生はこれを読め!」だ。
 http://www.k2.dion.ne.jp/~sa-shibu/home.html
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(紹介をHPから抜粋)
店主が自ら選んだ「中学生に読ませたい500冊」を掲げ、キャンペーン
を展開する。選書の基準は、「オヤジたちが読んでおもしろかった本」
とした。ただし、本好きの母親らの意見も、かなり取り入れている。
書店組合が、一斉にこのようなキャンペーンを行うのは、全国でも
めずらしい。「これを機会に、君の人生の一冊を見つけてほしい。」
と、北海道の本屋のオヤジは燃えている。
-----------------------------------------------------

どこの業界もそうだが,世の経済の流れ云々に
流されてきりきり舞いするだけではなく、
どれだけ自分たちがアイデアを出して,状況を俯瞰して
新しい芽を育てていくかがとても大切だと思う。

そういう部分と,実質経済に於ける業界の力を蓄え、
上げる作業に並行して取り組んでいかなかればならない。





■グリーンパワーキャンペーンはじまる。

2008年02月21日 | Tシャツ・アート展
東京有楽町国際フォーラムにて、
資源エネルギー庁主催で
「グリーンパワーキャンペーン」が今日から始まりました。

ジャイラ・メディア・アート・アクト(JMAA)
も昨年のTシャツ・アート展における
グリーン電力を使った会場運営が評価を得て、
ブースの出展をさせていただいています。

MTV、J-WAVEの関連で、
今日明日と,メジャーアーチストのライブも無料で開催!
行ってお得な2日間。

ぜひ、新しい電力エネルギーについて
考える機会にしてみては?

■続・グリーンパワーキャンペーンにJMAA出展!

2008年02月12日 | Tシャツ・アート展
http://www.greenpower.ne.jp/

資源エネルギー庁主催で国際フォーラム(東京・有楽町)にて
2月21日(木)2月22日(金)の二日間にわたって、
のべ10,000人ほどの来場者の見込まれるこのイベントに
JILLA/JMAA(ジャイラ・メディア・アート・アクト)も
ブースを出展します。
http://www.greenpower.ne.jp/event/festival/fes_11.html
昨年の展示にグリーン電力を使用して行ったこと等が
評価されて、お呼びいただいたきました。光栄なことです。

先週はブースのデザインや告知広告のデザインに追われたのですが、
そろそろ形になってきました。

当日はTシャツ・アート展2007に参加いただいた作品の中から、
30点近くが再展示される予定。
加えて、今年の展示予定等も配布いたします。

興味のある方、首都圏近郊の方は是非、お越し下さい。
このイベント、MTV、J-Waveなども協賛についていて、
大物アーチストのコンサートも二日間繰り広げられる等、
普通に、遊びに来てもとてもお得!

時間の都合のつく方は是非、お越し下さい。

クレデンシャル

2008年02月08日 | ◆用語メモ◆
打合せの中で出て来た、
知らなかった単語。

「クレデンシャルとは、コンサルティング会社などで
営業のときに用いる過去の実績履歴のことを指す。
金融商品の収益実績の履歴を意味する
トラックレコードとは区別して用いられる。」
http://www.exbuzzwords.com/

私   「A社の担当の何々様が御社と事業に関するお打合せを
     したいと申しております。」
私   「つきましては、ご担当の窓口をご紹介いただけない
     でしょうか?」
相談相手「それは、つまりクレデンシャルということで上司に
     相談してみるということでよろしいでしょうか?」
私   「はい。よろしくお願いいたします」

と、使われておりました。
(もし他に、これが正確な意味だよとご存知の方は
ぜひ、教えて下さい。)
すみません。不勉強で、感覚スルーで聞いてしまいました。
(問題がなかったのでよかったけど、勉強します…。)
最近、あとから意味を知る言葉がさらに増えてきました。
つきあい先に、外資が増えて来たこと、
マーケティングやソリューション単位のビジネスの会社が
増えて来たことによるのですが。
話しの腰を折らない程度にその場で聞けるタイミングでは
聞くようにしていますが、
聞けない場合も多いので、メモしてあとで検索。
ビバ、ネット検索!
とはいえ、読書量増やさないとね…。