なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

ヴァイオリン

2017年06月22日 | 
という楽器について。習得がとにかく難しいとされている。大体、あの楽器は持ち方がよく分からない。そこから謎だらけなんですよ。

 去年この楽器を再開することにして、レッスンについてみた。確か4月だったか。バッハの無伴奏パルティータ3番をやってみましょってなって、7月初めに左手首を骨折しちゃって弾くどころではなくなって、12月にレッスン&練習を再開して、どうなったかというと。

 とりあえず、バッハのパルティータ3番全曲、めどが立った、ようだ。わーい

 上手くいっている理由は。
1)手首の骨折なのだが、レントゲン上の状況を診た整形外科医4人が全員「手術しないと」と言った。それを丁重にお断りして、これは勿論医学的な根拠があっての事なのだが、やっぱり正解。手首の骨折手術は原則プレーティングによる。これやったら最後、プレートの下の骨が死んじゃって骨炎を起こす。後々酷いことになるのが目に見えてた。これは自分が獣医だから理解していたこと。なのに厚生労働省までこのプレート手術を推奨している。今回は自分の事だから、その根拠等をかなり真剣に読んだ。で、やっぱりねーと思ったのは、10年後、プレーティングした骨は見た目はきちんとしているように見える、でも、患者さんの痛みが引かないというのを読んだとき。10年も経過してそんな事が起こるはずがない。それが決定打でしたね。厚労省にだまされるな!!!と声を大にして言いたい。

2)Vnの持ち方について。昔むかーしのこと、Vnは大学の時に始めたのだが、こうも上達しないってどういう事なんだろう、と本当に真剣に悩んだ。で、なんか知らないが体もガタピシ痛くなるんですよ。
 当時習ってたVnのセンセーというのがどーしよーもない奴で、ガミガミ怒鳴ってばかり、肝心かなめの楽器の持ち方だの弓の持ち方だのをまともに解説してくれたためしがない。Vnを教える人っていうのは大体3歳ごろに始めてるから、楽器の持ち方だの弓の持ち方だのを理論で学んでいない。従って教えるすべも正しいのはこれだ、という根拠もない。そんなんで教えるんだから大したもんだよ
 
 で、困り果ててあれこれ教則本を購入した。あー考えてみれば、馬でも同じことをやってるなあ。どの教則本もちゃんと理論で教えていないので驚いたのだが。その中で、あーこれだ!!となったのが2冊。メニューインの「ヴァイオリンを愛する友へ」とドミニク・オプノの「内なるヴァイオリン」。この2冊はほぼ同じことを言っている。メニューインさんは、一時期本当に弾けなくなっちゃって、やはり深刻に考えたらしい。で思い切って変えたのが、なんとヴァイオリンの持ち方だった、という。そこまで根本に立ち返るの?超一流の人が?ところが、ドミニク・オプノ氏の本にもそういう人達が山ほど出てくるのだ。プロのVn奏者がみんな辛い思いをしている。いったいこりゃ何が原因なのか?

 なんと、Vnの肩当てだというのだ。
 つまり、Vnは肩当てなんぞ使って持つものではないという。

 最初はにわかに信じられなかったんだけど(これも、馬のハミと同じですわね)思い切って肩当てをやめてみた。最初は持ててせいぜい5分たらず、こんなんで本当に持てるようになるのかと思ったんだけど、5分が10分になり、10分が20分になり、いつのまにかいくら弾いても全然問題なくなった。で、その頃上達スピードがやたら速くなり出したってわけ。

 今ついているセンセイに初めて行ったとき、結構驚かれたのだ。肩当てを楽器にはめる、という工程をすっとばして、いきなり調弦するもんだから。ヘタクソでも、これだけでハッタリがかませる。
 で、レッスンに青息吐息でついていってた、筈なのに、いつの間にかどんどん弾けるようになってる。これも馬の今の状態と同じだ。

 この辺、公表する意味ってあるのかなと思ってたんだけど、どうも意味があるんじゃないかと。というのも、自分がファンであるところの演奏家の方が頸椎を痛めて演奏不能になりかかった、という話を知ったものだから。

 面白いんですけど、馬のハミにも山ほどデザインがある。Vnの肩当ても同じ状況。つまり、どれ一つとしてまともに目的を果たしていない(馬をコントロールするとか、Vnを楽に持つとか)わけだ。要らない道具はそういう事態に陥るのだなあ。

 この辺は、どっちかというとYOUTUBE向けのネタなんですよ。ので、いずれそっちできちんと解説してみようと思う。賛否喧々諤々になるだろうけど、文句言うなら、その前にまず試せよ、というのはハミなし頭絡と同じですね。

メニューイン:J. S. Bach - 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番(1985)

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