試行錯誤

想い出 そして これから

道具へのコダワリ

2012-06-08 12:14:19 | 日記
今回ご紹介するCLUB G会員の3名、Tさん・Kさん・Iさんは、かなりディープなところでクラブへの拘り(こだわり)をもっていらっしゃいます。

ひとことで、どこがディープかというと、「往年の名器」・「TP仕様」・「フィッティング」。。。
拘りのクラブで会心のボールを打つことに、ゴルフの価値を生み出している方々ですね。

何度か僕も3人の方のクラブをお借りしてボールを打ちましたが、なるほど、いいスイングができて芯を食ったときの打感は、なんとも言えないものがありましたが、その反面、芯を外したときには、手はしびれるは・飛距離はガタ落ちするは、ある意味、スイングの良し悪しがハッキリ解るクラブでした。


『往年の名器』

新聞記者をされているTさんと先週末の深夜、いま僕が考えているスイングの補助的な役割をしてくれる、ある用具を試しに打ち放しに行ってきました。

CLUB Gの施設での練習時にスイングの画像を確認し、用具を使用した場合としない場合での違いが明確に現れたので、実際のボールを観てみようということになり、ちょうど都合・条件の合うTさんを指名したんですが、本人もビックリの効果がでました。

そのことはまた追ってご報告するとして、僕お手製の、見た目もヘンテコリンな用具を装着するんですが、サスガ好奇心旺盛な新聞記者、周りの眼なんかお構いなし、隣の打席のオジサンの、「こいつら何やってんの??」の視線もまったく無視!

10数年前のタイトリストのアイアンと3W、当時マニアの間で一世を風靡した「名器」ですね。
正直なところ、僕にはあまり道具への拘りがないというか、与えられたものを信じて使ってるだけ、というところなんですが、そんな僕でも、「カッコイイ」と思っちゃうクラブでした。

それともう1本、「これぜんぜんボール上がらないんですけど、先生いちど打ってもらえませんか」と差し出された、中古ショップで1000円で買ったという3W。
一流メーカーのヘッド・シャフトが付いる、13°のかなりロフトの立ったものなんですが、プリペードカードの残・1球となったところで言われたので、何度か素振りをしたあとの、まさに1球勝負。
自信あったんですが、なんとチョロ!!

Tさんにも大笑いされたので、お借りして翌々日のラウンド中、絶好のライから再度トライしましたが、またまたチョロ!

「あのクラブ、絶対おかしいよ、Tさん」。。。


『TP(トーナメントプレーヤー)仕様』

彼のことを「クラブオタク」というんでしょうか??
それもただのオタクではなく、トーナメントプレーヤーに対するメーカーからの支給品が何らかのかたちで市場に出回るそうで、それをオークションで落札するというもの。

Kさんの場合はそれらをコレクションするというのではなく、自分で使ってみて、ダメならまたオークションに出品する、というやり方なんですが。。。

これまで僕に見せてくれた中で最も印象に残っているのが、これも10数年前に、僕にとって最高のヒーローであるジョン・デーリー選手が使っていたという、超極太グリップの付いたタイトリストのアイアン。
野球のバットのグリップくらいの太さで、硬ぁいフルコードのものが使われていました。
重さ・硬さはそれほどではなかったですが、思いのほかシックリくるのに驚きました。

そしてもう1本、4~5年前のモデルの、やはりタイトリストの5W。
これは以前、ロリー・マッキロイ選手が使っていたものだそうで、打ちやすそうなヘッドでした。
シャフトもそんなにハードなものは付いてませんでしたが、打たせていただいた感想は、「使いたいなぁ~!」。

ゴルフクラブのオークションに、「支給品」という項目があるそうなので、興味のある方はネットで観てみてください。


『フィッティング』

何度もメーカーの直営店に足を運び、そこで試打を重ねることで詳細なデーターを導き出し、今の自分に最も合ったヘッド・シャフト・グリップを選び、そのパーツを自分に合うバランスで組み立てる。
そんな妥協のない、データーに裏打ちされたクラブを使っているIさん。

プロの中でも、クラブに対しての拘り・思い入れが強く、何度もテストを重ねてシーズン中に使用するクラブを選ぶ(作る)選手もいれば、先に書いた僕と同様で、与えられたものを信じて使い、途中で不具合を微調整する選手もいます。

いずれにしても多くのアマチュアゴルファーは、何本もの試作品を全て試し、その中から気に入ったものを何本か選んで使う、なんていうことはなかなかできません。

現在では、Iさんが利用されたフィッティングというシステムがあり、コンピューターで数字を出してくれるので、ある程度はクラブ選びの際のリスクは軽減されてきました。それでも試打の日の調子や体調・その環境によってスイングも違ってくるので、数字だけで判断するのは危険と、僕は思っています。

ただ納得して選んだクラブを使うというのは、精神的な安心感につながり、Iさんにもその成果がでてきたようです。

最後に、先日このIさんからいただいた、嬉しいご報告のメールを引用してご紹介します。

~以下引用~

北沢 先生

嬉しい出来事がありましたので、そのご報告です。

先週の土曜、会社のコンペがありまして、Tカントリークラブに行きました。

前半(IN)はいつもどおりの52で上がり、後半もボギースタートでいつもの展開かと思いきや、2ホール目のショート107yで、なんと生涯二度目のホールインワンがきてしまいました。
PWで3/4くらいの振りできちんとフィニッシュが取れたこともあってスピンがかかり、ピンを1yほどオーバーしつつも、バックスピンでカップインという、気持ちの良いショットでした。

ホールインワン自体にさほどの興奮はないのですが、ご報告したいのは、その後の展開です。

何せ2ホール目のイーグルですから、その時点で1アンダーです。
ここはひとつ、できる限りアンダーを維持したい、途中でコケても、なんとか40台前半で行きたい!と、珍しく執着しまして、その後は、6ホール目まで1アンダーを維持、その後3パットのダボがきたりしつつも、なんとか36で最終ホールを迎えました。

最終ホールは175yのパー3。
グリーンの手前は大きくえぐれて、谷状態です。
6Iも考えましたが、悪いクセが出て大きめの5Iを選択し、軽く打つつもりがトゥ寄りに薄く当たってしまってグリーンに届かず、第二打を谷の中腹から打つはめになってしまいました。

いつもの私なら、投げやりになるところですが、ここにきてもまだ執着が継続しており、見えないピンをめがけてSWで打った球はピン手前1yに落ちました。

さぁ、ここからです。
ゾーンに入るというのはこういうことでしょうか。
普段なら周囲が気になり、悪い結果が頭をよぎるのですが、この時は、カップに入れることだけしか頭になく、同伴者からの茶々も気にならず、結果、白球はカップに吸い込まれていったのでした。

夢にまで見た30台!
生涯そんな数字とは縁がないんじゃないかと思っていましたが、出せるものなんですねぇ。

先生に教えていただいて練習したことはもちろんですが、メンタルな要素が想像以上に大きいということが良く分かりました。

何かの本で読みましたが、悪い結果も含め、余計な事まで分析してしまう脳ではなく、楽しみながら、一心不乱に目標に向かわせる「集中する脳」こそが、馬鹿力を生む原動力なんだなぁと、納得した次第です。

このところろくな練習もしておらず、ラウンドも少なくなってしまっておりましたが、今回の39で、俄然ヤル気が出てきた次第です。

またよろしくお願いいたします。

~引用おわり~




次回は、6/10(日)実施予定のラウンドレッスンの模様をお伝えします。





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CLUB G 代表 北沢 修
東京都江東区木場6-14-5 林ビル1F
Tel&Fax 03-3640-9404
E-mail clubg@mte.biglobe.ne.jp
http://www.sagasu.co.jp/clubg
ブログ http://blog.goo.ne.jp/clubg0709/
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