ラ・メデタの彗星

旅行の記憶を記録する徒然メモ。思い出したら書こうかと。嘘吐きではない。

ロングバー(ラッフルズ・シンガポール)

2005-08-05 | シンガポール
これまた有名なシンガポールスリングとピーナッツを求めてロングバーへ。シンガポールスリングだけなら,ウェルカムドリンクでも飲めるが,やはりここはロングバーに行ってみなければ。ショッピングモールの2階か3階か忘れたが,ちょっと奥まった変なところにある。入り口も小さいし,中も暗いのでちょっと不安。
先に断っておくが,私はもともと酒やバーが好きなタチではないので,参考にならないと思って読んでほしい。
行ったのは夕方。まだ明るいので,バーに入るとかなり暗い印象を受ける。しかし店にはすでにかなりの人がいる。みんなお約束でシンガポールスリングか,長ーいジョッキのロングビールを飲んでいる。欧米人ばかりだが日本人は陽のあるうちから酒は飲まないんだろう。床にはこれもお約束でピーナッツの殻が転がっている。もっと敷き詰めるようにたくさん転がっているのか思ったが,時間が早いせいかまだあまり多くなく,単に汚い印象を受ける。イタリアなどでもそうだが,床が汚いほうがハヤっているという判断基準は日本人には合わない気がする。入り口近くのバーカウンターに座ると,椅子の背が高すぎて,足がぶらぶらする。外から人が覗いたら,子供が座っているように見えるだろう。だが,長居する気はないのでいいのだ。そしてお約束を注文する。でかいグラスの赤い液体と私の肘から手のひらくらいまであるグラスに入ったビールが出てくる。赤いのがシンガポールスリングだ。ジンベースと聞いたが,パイナップルというかフルーツジュースの味の方が強い。甘いし,ジュースのように飲める,…が量が多い。カクテルなのに何故?全部飲めなかった。
ビールもグラスが大きいだけに結構な量だ。近くの外人はごくごく飲んでいるが,子供な私には無理。味は割にさっぱりしていて,赤い方と交互に飲むと悪くないが,何しろ長い。飲んでも飲んでも高さが低くならない。このビール,難がもう一つ。小さい私は,グラスをかなり傾けなければ口まで届かない。たが傾けるためには飲まなければならない。どうやって飲めと?この時点でバーカウンターに座ったのは失敗だったと気づく。テーブル席ならもう少し足の踏ん張りがきくし,若干立ち気味に飲むことも可能だったが,足の届かないバーカウンターでは無理。とりあえず,グラスを持って膝で抱えて飲むしかない。かなり間抜けだ。ピーナッツの殻を恐る恐る床に捨てながら飲みつづけるが,半分も飲まずにギブアップ。一番うまかったのピーナッツだったかもしれない。
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