合わせ鏡の心

出先から帰ったら、トラブルが発生していました。
朝から不安定な発達障害の利用者さんが、他の利用者さんの髪の毛を引っ張って抜いてしまったと…
そのあとも反省することもなく、わらっていると…

この状態でも、話をして、わかってもらおうと頑張るスタッフに、もうそれはいいからと、ちょうど帰る時間なので、帰ってもらいました。

スタッフが、伝わらない思いを大きくすればするほど、イライラします。こちらがイライラすると、気持ちは恐ろしいほどに、跳ね返ってきます。
支援者と支援される者の気持ちはまるで、合わせ鏡のようです。

結果をだせないくらい、感情的になってしまった時には距離をおくことと、気持ちをリセットすることが大事です。

明日のための作戦会議をし、方向性を決めました。

明日はうまくいくといいな。

若いスタッフには、たくさん悩んで、失敗して、そして、たくさん学んで、成長してほしいと思います。

私たちは私たちの身の丈でしか支援はできません。
難しいと言われている障害者の支援は簡単ではないから、スタッフが力をつけるしかないんです。

私に出きることは、スタッフも利用者さんも、みんな一緒に成長していけるよう、助言して見つめ続けることかな。

合わせ鏡に、素敵な笑顔を写し出せたら、その時はスタッフ自身が素敵な笑顔になっている時なので、そうなるまでは、しっかり向き合って、諦めないでいてくれたらと、思います。