アタシんちの男子 第９話

第９話　『さよなら奇跡の男』




翔にキスされた千里。

「何？」

「いや、何って言われても。」

「もう！」

千里は行ってしまう。



それを目撃した猛は隠れるも翔に見つかる。


「俺、見てねえよ。」


「ハイハイ。

ったく～、あんなもん海外行ったら

挨拶代わりみたいなもんじゃねえか。なあ？」


「ここジャパンだぞ！！

あんなチューしてたらなあ～」


「見たんじゃねえか。」


「見てねえよ！！」



千里は時田のところへ殴りこみ。

どうゆうことかと問い詰める。

時田の社長就任は社長との約束だったそう。

千里の契約もこのまま継続。


トリックハート城に戻り、それを兄弟たちに伝える千里。

納得いかないことはあるけど、

元々、千里が社長代理ってのがおかしかったし、

兄弟たちも会社とは関係ないし～と。


「これで良かったのかも。」と言う優に、

「良くねえよ！」と風。


時田は会社の玩具部門を止め、ゲーム部門に絞る気だと。

そうすると、今まで続いてきた発明が途絶え、

新造の夢が消えてしまう・・・



風は新造からの手紙を見せる。

何故か途中から。

そこには時田がミラクルを狙っていると書いてあった。

そして、“私の遺産を見つけることが出来れば、

大切なものを守れるかもしれない”との言葉が。



猛の父・一輝が城を訪ねて来る。

自分を捨てた父に冷たい態度を取る猛。

「二度と来るな！」と言い去って行く。

一輝は千里に携帯番号を書いた紙を渡す。



猛に携帯番号を渡そうとする千里。

「猛のお父さん、出所したの？」と優。

「猛のお父さん、刑務所入ってたの？」と驚く千里。

「警官殺して務所入ってたんだ。」と猛。

携帯番号は受け取らず。



猛にお父さんとちゃんとと話すように言う千里。

自分は金で売られたんだと猛。

売った方も売った方だけど、

買った方も買った方だと恨んでいる。



その頃、兄弟たちは新造の手紙の暗号を解いていた。

そこへ千里が来てあっさり解読。

文章の１番上の文字を繋げて読む。


“母親１０カ条がヒント”


取り敢えず１０カ条をクリアしようと兄弟たち。

響子が登場。



「母親十カ条、其の四。　

トリックハート城を大掃除せよ！！」



風は時田に会っていた。

千里の契約が終わってないのに、

時田が社長になれたのはおかしいと。

時田は、新造の遺書は新造のことだから何か裏がありそうだと、

それと千里が持ってる影響力はかなりのものだから、

これ以上放っておくと面倒なことになると。

持ち株数から見ても、

兄弟たちがミラクルを取り戻すことは出来ないと言われる。



千里は猛を山川豊で釣る。

それを見ていた翔は「何しようとしてるんだ？」と。

けど千里は何も言わず行ってしまう。

「まだ無視かよ。」



猛が行くと来たのは響子。

そこで父のことを聞く猛。

父は警官を殺してしまったのは不慮の事故だった。

猛の将来を思い、素性を隠すため養子に出したと。

二度と会わないと言ってた一輝が、

何故、今になって姿を現したのか不思議でならないと

連絡先を渡す響子。



城に戻った猛は風に、

なんでそんなにミラクルを守りたいのかと聞く。


「そうすることでしか、

親父の思いに応えられないからだよ。」


全てが誤解だと分かった時に新造はもういなく、

新造の意思を受け継ぐしか出来ないからだと。



掃除のチェックをする響子。

其の四はクリア。



「母親十カ条、其の五。

萬菜庵の特製スープを完成させよ。」



猛は自分のために養子に出したのかと父親を問い詰める。

何故あの城に来る気になったのか？と。

素性を隠すことが本当に猛のためになるのかと、

新造に言われたことを思い出し、

新造がいなくなって寂しい思いをしてるなら、

一緒に暮らせないかと思ったと。



萬菜庵へ行き、スープの作り方を教えてと言う千里。

兄弟たちがアメフト姿で立ち向かうも、

向こうもまさかの５人兄弟。

あっさり負けてしまう。

家に帰ると、萬菜庵のスープを猛が完成させていた。

あの店で昔バイトしてたらしい。

その時、散々作らされたんだよと。


其の五、クリア。



「母親十カ条、其の六。　

家族全員で大縄跳び連続１００回。」


「最早、母親のすることじゃないし。」と優。


これをクリアしたら家を出て行くと猛。

「親父と一緒に住むことにした。」


それを聞いてみんな寂しそうだが、

「お前らがそんな顔してると、

アイツも行きにくいだろ！」と翔。



国土がロープを持ってやって来た。

ロープには真島や千里親衛隊がくっついて来ていた。

「俺たちにも手伝わせて下さい！」と真島。

「いいぜ！」と快く承諾する翔。



大縄跳びを開始早々、智が引っ掛かる。

何度も何度も・・・


「まさかお前・・・運動音痴だな。」


で、９時になってしまって明が寝た。

智は外で猛特訓。


風と翔はサウナ。

「ここは居心地が良すぎんだよ。

だからつい甘えちまう。

だけどどの家族だって、

ずっと一緒にいられる訳じゃねえ。

出る方も見送る方も強くならねえとな。」



猛特訓してる智に声をかける猛。

「そろそろ許してやってもいいんじゃね？

親も完璧じゃねえんだし。」



千里は優に、猛が父親と仲直りして欲しいけど、

一緒に住むとは思ってなかったと。

「１００回飛べなきゃ、

猛、一緒にいてくれるのかな？」



何度もやり直して１００回飛ぶことに成功した大縄跳び。

其の六、クリア。



響子は次期社長に宛てたメッセージを、

新造から預かっていたらしく、

そのお陰で社長になる手助けになったと時田。



猛が出て行く準備をしてる。

明は猛に赤い特攻服を頂戴と言う。



「俺がここを出てった時、

あいつもこんな風に思ったのかな～」と翔。



猛が出て行く日。

みんな外でお見送り。

バイクで去って行く猛。

千里は今までのことを思い出し、猛を追う。

翔も追いかける。

智も追いかけようとするが、優に止められる。



エンジンが止まったらしく、猛に追いつく千里。

「行かないで」と猛に言う千里。

猛にとっても、父親にとっても、

一緒に暮らした方が幸せだって分かってるけど・・・と。


「大蔵家は、あの家は誰かひとり欠けてもダメなんだよ！

あの家には猛が必要なんだよ！！」


やっとバイクのエンジンがかかった猛。

翔も側で見守ってる。


「俺、誰かに必要とされたことねえから、

こういう時、あの、どう言っていいか分からねえんだけど。

ありがとうございました！！」

頭を下げる猛。


「これで心置きなく親父んとこ行けるわ。

お前がいれば、あの家大丈夫だろ。
　
あいつらのこと、頼むな。元気でな。」


「あんたも元気で。」


猛の姿を見送ってる千里。

そんな千里の肩に手を置く翔。



時田がトリックハート城にやって来る。

トレジャーハンターの建設予定地が、

ここに決まったと告げる。

トリックハート城を取り壊して建て直すのだと。


「みなさんには、ここを立ち退いてもらいます。」




猛と父の誤解が解けて良かったね。

これから一緒に暮らして、

今までの穴埋めをするのかね。



千里と翔はどうにかなりそうだと思ったんだけど、

そんなことなかったね(‐∀‐；)

ちょっとつまんない。

期待してたのに・・・

けど意外と一緒にいる率高い気がするんだけど？



母親１０カ条は一気に進んだわね～。

全部終わってないけど、残りは猛がいなくてもいいのかな？



何処にヒントが隠されてるのか、

未だ見当がつかないね～。

暗号は前の隠れアルファベット同様、

分かりやすすぎたわ～。

あんな暗号じゃ物足りないよ！！



時田の目的はなんなの！？

ホントにミラクル乗っ取ることなのか？

大蔵家の為になんかやってる感じがしないでもない？

響子も未だ真意が見えず・・・



それより・・・

井上さ～～～～～ん！！

井上さんは何処・・・(T-T)



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