オリオン村

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伊東監督の退任に思うこと

2017-08-15 02:22:17 | 千葉ロッテ

 

報知のぶち抜きから始まった伊東監督の去就問題は、昨日に本人が自ら今季限りを明言したことで決着をしました。
報じられたところでは今月5日に球団幹部、もしくはスタッフに退任を申し出て了承されたとのことで、この幹部なりを林球団本部長としたところもありましたが続投報道に際してその林球団本部長が「この1年だけでどうのこうのという判断ではない、高く評価している」と発したことからしておそらくは別の人物だったのでしょう。
想像をするにその人物としては了承ではなく承っただけで林球団本部長に報告、球団としてはまだ8月半ばにも至らない時期に面倒なことを避けるためにも判断を先送りにしようとしたのではないかと、何にせよ伊東監督は周りへの影響を鑑みてシーズン終了までは黙っていようとしていたところでの騒動ですから、球団の脇の甘さが際立ちます。
しかしこうなってしまえば前に進んでいくしかないのですが世間的には伊東監督への同情の声が大きいだけに、山室球団社長や林球団本部長の責任問題に足を引っ張られてズルズルと、シーズン終了までには決めたいとの目論見どおりにいくかどうかは不透明でもあり、なり手がいずに内部昇格でお茶を濁すことになるかもしれません。
阿部が2000本安打を達成したのに素敵すぎるカットで井口監督を一面にしたサンスポですが井口が火中の鴎に手を差し伸べるとは考えづらく、縁もゆかりも無さそうなKBOで打撃コーチをしているフランコがロッテ繋がりで濃厚のような気がしないでもないですが、暫くは有象無象なネタが飛び交うのであろう夏のストーブリーグが始まります。
個人的には小宮山監督、古田ヘッドをずっと推していますが、なり手がいるのであればいずれにせよNPBでの指導経験のないルーキー監督の誕生となるのではないかと思います。

5年でCS出場が3回、31年ぶりに2年連続のAクラスをもたらした伊東監督には、感謝の言葉もありません。
その貧弱な戦力をやりくりしてのこの成績ですから名将と呼ぶのに相応しい手腕を発揮してくれたと思いますし、球団の後ろ向きな姿勢にもよく耐えてくれたと思います。
ただそれでも今季限りが当然と考えていたのは5年間で先を見据えたチーム作りができなかったことが理由で、限られた補強しかできないチーム事情を考えれば積極的に新しい戦力を掘り起こしていかなければならないところがそれをなおざりにした結果が今なのですから、戦力不足を嘆いていますがその一部は自らがもたらしたものと言わざるを得ません。
貧打が続いているのは昨日今日に始まった話ではないのに投手偏重のドラフトを続けたのには伊東監督の意向が働いていたはずで、これもまた自業自得の側面があります。
今季の不振の要因とされるデスパイネの流出はソフトバンクが相手では太刀打ちできるわけもなく、パラデスとダフィーの春先の評価からすれば球団もやることはやっていたわけで、サントスとペーニャの順序違いは臨機応変に動けない球団の不手際ではありましたが、しかし春先は核弾頭不在でしたからサントスが優先されていたのもおかしくはないでしょう。
長打不足が分かりきっているのにタレントが揃いながらも足を使った野球をここまでやってこなかったのは伊東監督の戦術の問題でもあり、サントスとペーニャを我慢して軸にするわけでもなく、これが1年目であればまだしも5年目ともなれば名将なれどロッテには向かないタイプの監督だったと、それがハッキリとした昨年、今年ではなかったかと思います。
それだけに「けじめ」と潔さを前面に球団、伊東監督ともにこのままに今季を過ごすつもりのようですが、一日でも早く舵を切らなければ来季以降への出遅れに繋がります。
そもそも辞めることが分かっている監督の采配に選手が踊るとも思えず、むしろ潔さを強調するのであれば晩節を汚すことなく身を引くことこそが肝要でしょう。
同じくどん底の日本ハムはしかし積極的に上原、田中豊、石川直、玉井、太田らにチャンスを与えていますのでロッテと同列には語れず、必ずしもそれが実を結ぶとは限りませんが種を蒔かなければ芽も出ないわけで、種も蒔かずに水もやらずに実がならないと愚痴る愚かさに一分一秒でも早く気がついてくれることを心から願います。
とにもかくにも伊東監督にはお疲れ様でした、その戦術、戦略には思うところはありましたが球団のバックアップが弱かったのは確かですので「もっと強いチームでやりたかった」と退任会見で口にしても恨むことはありません、せっかく青から黒に変わった血を大切にできなかったことは残念至極、今後の活躍をお祈り申し上げます。



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33 コメント

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Unknown (かっきい~)
2017-08-15 03:45:58
伊東監督には感謝しています。
歴史的に見ても、この球団でAクラス3度は立派です。
不振の責任となれば功罪いろいろ言われるでしょう。
ただ、成瀬、今江、クルーズ、デスパが出て行くようなケチ球団では、手腕発揮にも限界があったと思います。
感想は擁護するようなトーンになってしまいますね。

ドラフト戦略は吉田、三木、中村、平沢と上位で獲得しましたし、その活躍は期待通りではないにせよ、投手偏重ではないと思います。

既存の野手も結構試してきたと感じます。
三木、大嶺翔、井上、香月、加藤。
でも定着するタマじゃなかった。
脇本、高濱、肘井あたりは下で打てないので上げても仕方ないですし、
言葉は悪いですけど獲ってくる選手をかなり間違ってます。
スカウトの人件費をケチっているかもしれませんね。
勝つ土台のなさを体感した伊東監督は、嫌気がさしてもおかしくないです。

後任には大村三郎氏がいいのでは。
ロッテの場合、采配よりも幹部とツーカーになれる人当たりみたいな部分が大きいように思いますね。
あとは背広組の全取っ替えを。
Unknown (春生)
2017-08-15 05:04:58
コメント失礼します。
伊東監督が意識していたのは
松坂、西口、森、豊田らを擁した投手王国の西武だったのではないでしょうか。
カブレラが来る前、ジェファーソン、フェルナンデスなどしか大砲はいなかったはずです。
しかしそこまでの「投手力」で勝ち抜けるほど、現代野球は甘くないのかもしれませんね。
中日、日本ハムあたりも低迷してますし。
投手力+イキの良い野手がいないと難しい。
特にパ・リーグは。
Unknown (レコバ)
2017-08-15 08:00:53
まずは5年間お疲れさまでした。
一番の大仕事は涌井を連れてきたことでしょうか。
その涌井、石川、益田等のリリーフ陣、首位打者を取れる角中などがいる訳ですから万年最下位になるような戦力ではありませんので3度のAクラスは個人的には評価していません。
CSの功罪か球団共に目指すところがまずAクラスになってしまっていたのではないでしょうか。
どういう野球をやりたいのかが明確ではないためドラフト含め、選手起用も迷走するのではないでしょうか。4番鈴木大地なんて最たるものです。
マスコミに対する選手へのコメントも決して鼓舞するものではなく、聞いている自分ですら減なりします。
村長さんと同じく小宮山監督を熱望します。
頭を使った野球をやらなければ優勝は出来ません。
小宮山さんが声を掛ければジョニーや里崎なんかも引っ張ってこれそうな気もしますしウィークポイントのひとつであるコーチ陣の強化が図れるはずです。
翔破はならず。 (ひふみん愛)
2017-08-15 08:00:56
思い出すのは、わたしは伊東監督の前の監督がしていた野球がとにかく大キライで…すでにそこに「無駄な時間」が存在したと今でも思っていますが。

その際に、いつもの事ですが、村長さんが寛大なのを良い事に「監督交代!」の要望をコメントの中にて、吐き出させてもらいました。

そして初年度は3位と言う成績で終え、その頃は「指導者のために指南書でも出したら」くらいなコメントもありましたが、冷静な大勢なコメントとしては「やっと普通の監督が来た」というものだったと記憶しています。

取材のやり取りの中で、出て来たものでしょうけども、「オレが最大の補強」なんて言葉もあったかと思います…。就任された期間と、その叩き出した結果から判断すると、もう頃合いな気分ですね。

さてさて、また草を抜いて、新たな根を植える事になる訳ですが…。土をキレイにする為に古い根を取り除きたいのです本来。そして新しい土も痩せたものでは無く、本当なら新しい肥沃な用土を使いたいのですけど、さてさて。

ただ最近思っています事は、時の政治でもそうですが、象徴的にリーダーは確かに必要ですが。それは独力をもってはならず…やはり「ある程度の集団」を造り上げないと勝利とはたやすくはない。個人レベルの話では無い。
監督を探す前に (西のカモメ親父)
2017-08-15 08:45:00
ロッテが球団を手放す決定をして新たな企業が手を挙げてくれなければ、いくら監督のなり手を探してもなかなか引き受ける人はいないでしょう、村長さんの言うように内部昇格で終了かもしれません。
フロントはシーズン終了までにはと言っているようですがロッテのままでは難しいですね。

マーリンズとマリーンズ間違えてジーターが買ってくれないですかね。


日本企業じゃないから無理か…。
さよなら「小手先野球」 (防御率5点台のクローザー)
2017-08-15 09:11:42
伊東監督にはお疲れさまでした。ですね。
5年間で3度の3位はロッテの球団のやる気、
資金力から考えると立派なものです。
ただ、「3位に入ればいい」で
「投手偏重のドラフト」を行い、
打線が機能をしなくなったのは問題です。

デスパイネの流出を嘆く方が多いですが、
日本人で打線の軸を作らないとダメなのです。
ソフトバンクの柳田、西武の浅村、日本ハムの中田
オリックスの吉田。
こんな選手をチームに置かないとだめです。
「無安打で得点をする」野球を自分は
悪く言えば、「小手先野球」と考えています。
伊東監督の野球はこれでした。
8回大谷、9回西野で勝利の方程式ができれば
結果は出ますが、今年の打線の得点能力は低く
先発は「1点もやれない」から始まり、
リリーフは接戦での疲労がたまり、
最下位の結果となりました。

サヨナラ「小手先野球」です。
来年は「フリオ フランコ」でしょうか。
その時は、小宮山がヘッドコーチをやってくれると
結果は出ずとも未来は見えるかもしれません。
すべてフロントの責任! (大垣のロッテファン)
2017-08-15 09:27:21
 伊東監督には悔いがないのかなぁ。しっかりした助っ人が来たなら何とかなった、もう一年やらしてほしい、ち球団に直訴、お願いをするのではないか、と考えていました。

 しかし監督が変わることで埋もれている若い選手たちは「ようし、やったるわ!」と改めてアピールをしようとする雰囲気が出てくると思うので、チームの活性化のためにも5年一区切り替わったほうがいいのかもしれません。

 年功序列であった西村監督のもとでは2軍ですら打てなかった田村の引き上げは里崎のアドがあってもやらなかったであろうし、若手にチャンスを与えようとする姿勢や井口、里崎など球界を代表する選手に引導を渡して世代交代を早めようとする西村監督ではできない決断をしがらみを捨てて頑張ってやったことは誰にでもできることではなかったでしょう。

 ただ3位とは数字のマジックで、ロッテより順位が下であったオリックスを見ても凄い若手がどんどん出てきて助っ人をとっかえひっかえ入れ替える試行錯誤の姿勢が見て取れたのをうらやましく思った次第です。

 3位であっても戦力の右肩下がりは他5球団と比べ確実であり、それが今シーズン如実に現れました。いややっと順位に正確に反映されたというのが実感です。

 まずはフロントの助っ人に対する考えを時代に合わせて改めるべきでしょう。助っ人=お客様ではないです。彼らも競わせなければないません。助っ人として出る以上常に結果を出すことが求められているので調子が落ちれば2軍から別の助っ人を上げるべくスタンバイしておくべきです。打つまで待とう、は時代遅れです。お金がないなら1Aの選手でも連れてきて2軍に常駐させるべきです。

 一例ですが、すべてはフロントの姿勢あり方に原因があると思います。
Unknown (幕張のクラゲ)
2017-08-15 09:43:42
Aクラス3回で監督を高評価するのはどうなんでしょう。
Aクラスといってもすべて3位でCSのファイナルはトータル1勝しかしておらず日本シリーズにも程遠い成績。
プロであるなら常に「優勝」を目指すべきで「A
クラス」で満足しているようなら後退するばかり
です。
とはいえ借金30以上、最下位でも観客が2万以上入るのですから「そこそこ勝ってくれればいい」という球団のスタンスは変わらないでしょう。
そういうチームのファンであることを自覚しなければやってられません。
お疲れ様でした。 (さんだー)
2017-08-15 10:26:28
一転して退任が決まりましたが、まだまだ40試合以上ありますね。これからどんな采配になるのか・・・ひとまずはお疲れ様でしたです。

Aクラスならオッケー、金を渋る球団の姿勢はロッテが撤退をしない限り変わらないですが、選手の起用、采配、育成は監督コーチが変われば一新されるでしょう。

今季の惨敗ぶりは勿論現場だけの責任ではありませんが、采配、起用によるものも大いにあると思います。特に選手を鼓舞するようなコメントも少なく、敗戦後の監督のコメントはうんざりするものばかりでした。
弱い=つまらないではないんですよね。弱くても長年応援してきたのですから・・・

伊東監督が去り、涌井の去就も注目されますね。涌井自身は優勝にこだわりがありそうなので、球団の姿勢如何では退団の可能性もありますね。

監督含めたコーチ陣の顔ぶれは多少楽しみではあります。
待遇について (Unknown)
2017-08-15 10:55:42
二軍で打てない若手、二軍でしか打てないベテラン、柱となる選手が打たれる投手陣と、辛いシーズンになりました。グラウンド外でも、相手チームへの暴言・それを注意した人への「俺はお前らと違って遊びでやってない」等の厄介者の開き直り、ゴミを投げ込む等観客のマナー悪化など、穏やかではないことが大変多かったと思います。応援団も度々論争の対象となりました。
新監督でのネックとなるのは、待遇ではないでしょうか。伊東さんの年俸が推定8千万円、恐らくこれ以上の条件は無理でしょうから、現状仕事が多い人や実績がある方は難しいと思います。
監督が今シーズンで終わりというと士気が下がり低迷する、というのはボビーの時もそうでしたね。あの時はシーズン前にそれが決まってしまってました。伊東さんもそれを気にして何も言わないつもりだったんでしょうが・・・。

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