59 細谷圭 内野手 28歳 年俸960万円
【2016年成績】 116試合 371打数 45得点 102安打 打率.275 23二塁打 4三塁打 3本塁打 40打点 9盗塁 21四死球 93三振 得点圏打率.342
2013年の便利屋稼業で84試合に出場をしたものの打席は僅かに116、そこから右肩下がりで出番を減らしていましたので「便利だけれども代えはいくらでもいる」塀内、早坂ロードにはまってしまった細谷ではないかと、正直なところ相当にやばいシーズンになると予想をしていました。
それが春先から便利屋を超えるアピールで一軍に定着どころかスタメンに名を連ねてのキャリアハイ、100安打を超える活躍は見事としか言いようがありません。
数字だけを見れば劣りますが衝撃度と言いますか驚き、意外さは昨年の清田を大きく上回る確変ぶりです。
そうなればその清田にならないよう、言い尽くされていることですが実質二年目の来季、ここ、というポジションを手にしていないだけに正念場となります。
ある意味でその上昇軌跡は、2012年の根元に似ています。
オープン戦に打撃好調で足場を固めての開幕一軍、三戦目に代打でヒットを放ってのアピールで翌日にスタメンをゲットし、そこからロケットスタートで3試合連続三塁打は鈴木以来の7人目のリーグ記録は目立ちましたし、細谷が二番に入っていた打線が実のところベストな布陣だったようにも思います。
出番を増やすための外野守備は本人は内野よりも楽、と言ってはいたもののオープン戦での拙い動きで秋口まで封印となりましたが、内野であればどこでも守れる器用さは武器であり弱点でもあり、しかし福浦ばりの開脚を見せた一塁守備の上達もその出場機会を増やした大きな要因だったでしょう。
四番以外の全ての打順を経験しましたし、その打順に応じたバッティングを見せたのが細谷の一番の変化だったのではないかと、空気を読めない独りよがりなバッティングがこれまでの細谷への評価でしたが、思い切りの良さは残しながらも無茶振りはしない、センターから右を意識した広角打法には拍手、拍手です。
これまた意外だった脚力をシーズンを通して披露できなかったのがもったいなくもあり、何が細谷を変えたのか、全てにおいての別人モードには「これこそが細谷」、ファンの仮想トレードで人気があったのはそういうことだったのかと、そして再販されれば即売り切れのタオルなどチームの顔の一人になりつつあります。
粘れるようにはなりましたが三振は多く、四球が少ないなど課題もありますが、その課題の克服よりも今を維持することを主眼に置いた、そんな来季を願ってやみません。
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【オリオン村査定】 960万円 → 2880万円 （△200%）
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得点圏打率も良かったんですね。足が武器って程でもないのでしょうが、それなりに走れるところも見せてくれましたし。
自分ではパワーは有る方だと思うけど、先ずは率を優先する事を考えた、点で捉えていたのを、線で捉えるイメージに変えて・・・とか言ってましたね。この延長で、大振りする事無く、嫌らしいバッターを目指して欲しいと思いますね。
あっさりの時もありますが、巨人との交流戦で初回菅野に粘った打席もあり成長した、ホームランが3本と以外に少なく、今年は10本二桁は打って欲しい、内野で複数ポジションを守れるのは強み、マークも厳しくなるから今年結果出れば本当のレギュラーです。
細谷選手は良かったですね。
来季はもっと結果を残さないと。
打率は3割位は打ってくれれば。
昨日の件です。
伊東監督は将来的にはロッテのGMになってくれれば。
今季やっと本当のDreaminとなりました。守備は鈴木や中村同様、つまらない失策もあったが、ファインプレーもあり1塁での股割りで、三遊間の選手を先生同様助けたイメージが強かったように感じます。
過去10年、1軍と浦和を行ったり来たりで通算56安打のみ。本当に苦しみました。
太田市商の時、メジャーからオファーがあったようで、西の陽岱鋼、東の細谷との話も…。
ネット上でボロクソ叩かれた男が、代打逆転満塁本塁打や3戦連続の三塁打で、派手な活躍を連発。打てなくて罵声を浴び、ケガにも苦しみヤジが嫌で球場に行くのが辛い時期もあったようです。同期組の柳田らはすぐ消え、浦和の帝王とも言われながら、数年前から常にクビなりそうな選手に入っていましたが、打撃フォームを変えたら何と！1軍でやっと爆発しました。本当にわかりません。夏場は、さすがに調子を落とし、やっぱりと思ったら終盤なぜか踏ん張りました。崖っぷち選手の根性と努力でしょう。
OBのナベ俊らが、「よく腐らなかったな」とのコメントもあったが、普通のサラリーマンなら当然腐りますよね。
浦和で一緒に泥んこになった角中は遠くなったが、地味なロッテを「サンキュー幕張」で盛り上げてもらいたい。中村らの球団戦略でなく実力で本当に来季勝負でしょう。
スタメン回数が、一気に増えましたが、これは他選手がケガや不調であったからでもあります。
外国人野手が1人増えました。
柴田、猪本、三家が入団するなど、野手陣には新しい顔ぶれ。
開幕に向けて、1軍入りがおそらく当確しているであろう一人ではありません。
ケガさえなければ開幕1軍間違いないのは、角中、大地くらいでしょう。
開幕前から新外国人選手、井口、福浦選手、井上、加藤、中村、平沢選手ら若手が、好調であれば、開幕1軍が微妙な立場であります。
さらに何かを改善して、暴れてくれることを期待したいです。
連中が挙げた見返り要員の魅力に負けて、すでに細谷を「放出」していた自分がバカでした。
ロケットスタートの勢いにかげりを見せ、スタメン落ちが続いたところで放った代打満塁本塁打は、細谷にとってスタメン復帰を手繰り寄せる大きな一打であり、今季マリンの名場面のひとつではないでしょうか。
現在仮想トレード市場で野手部門人気１位の吉田、２位の井上も細谷に続いて覚醒してくれたらうれしいです。
でも一軍安泰ではありません。打撃で結果を出し続けないと直ぐに浦和の帝王に逆戻りとなります。
一塁や三塁はライバル目白押し。求められるハードルは相当に高いでしょう。高いレベルでレギュラーを掴み取ってもらいましょう。くれぐれも消去法で細谷とならないことを祈ります。
南と並んでうれしい裏切りでした。
ただ固め打ちした次の日に打てないとか安定感に欠けるところもあったと思います。
とはいえそんなレベルを期待される成績を残したわけですから、2017年にどう応えてくれるか、楽しみですね。
個人的には1番起用もありかなと思います。